移住コラム

【鹿児島県】「桜島」が目の前の鹿児島市へ移住!全国で最も物価が安い県庁所在地は暮らしやすさ抜群!

桜島の写真

鹿児島市は、九州第4位の人口約57万人を有する鹿児島県の県庁所在地です。有名な「桜島」が目の前というロケーションと発展した都市環境、錦江湾(きんこうわん)と周囲を取り囲む山の自然といった、たくさんの魅力にあふれています。全国の県庁所在地で最も物価が安いため、充実した都市環境と自然を体験しながら生活コストも抑えられる、まさに今大注目の移住先といえるかもしれません。

今回は、鹿児島市移住の魅力やメリット・デメリット、移住の際に利用できる各種支援、おすすめエリアを紹介します!

目の前が桜島というオンリーワンの県庁所在地・鹿児島市への移住を、ぜひあなたも検討してみてください!

鹿児島市の魅力/メリット3選

「桜島」湯之平展望所の画像
まずは、鹿児島市移住の魅力を3つ紹介します!鹿児島市には、桜島や温泉・便利な市街地など移住生活を楽しめる要素がたくさんです。ぜひご覧ください!

全国で最も物価が安い県庁所在地

鹿児島市は、総務省が毎年発表する「消費者物価地域差指数」の2024年版において、全国で最も物価が安い県庁所在地となりました。移住の際、生活コストを少しでも下げたいという方には大きなメリットといえるでしょう。

全国平均を「100」とした場合の物価指数が鹿児島市では「96.5」と、2位の前橋市(96.7)を抑えての1位です。ちなみに最も物価が高いのは東京都区部で「104.9」のため、都区部から移住した方は、とくに物価の安さの恩恵を感じられそうですね。

桜島を望む圧巻のロケーションと温泉の充実

鹿児島市といえば、誰もが思い浮かべるのが「桜島」です。窓を開ければ桜島という圧巻のロケーションは、まさに鹿児島市移住ならではといえるのではないでしょうか?桜島を最も近くでみられる「湯之平展望所」といった絶景スポットも充実し、日常生活に特別感をもたらしてくれそうです。

また、鹿児島市は温泉の充実も魅力で、県内には2,700か所以上の源泉があり、これは全国2位の数となります。そのうち1割となる270か所の源泉が鹿児島市に存在し、銭湯のほとんどは温泉であることが特徴です。効能たっぷりな温泉を身近な銭湯で体験できる贅沢を、ぜひ味わってみてください。もちろん、桜島の絶景を一望できる、日帰り展望露天風呂も充実しています。

九州新幹線で博多はもちろん新大阪まで乗換なし

九州新幹線停車駅「鹿児島中央駅」があるため、新幹線を利用できることも鹿児島市の魅力です。博多行き(約90分)や新大阪行き(約4時間)などがあり、それぞれ乗換なしでアクセスできます。

また、少し離れた霧島市には「鹿児島空港」があり、空港連絡バスを利用すれば約40分でアクセスできるため、飛行機利用にも不便さを感じることはありません。新幹線・飛行機の両方を気軽に利用できるのは、県庁所在地ならではの利便性といえるでしょう。

鹿児島市のデメリット3選

噴火の画像
続いて、鹿児島市移住のデメリットにも着目していきます!メリット・デメリットの両方を知って、失敗のない移住を叶えましょう!

日常的に火山灰の影響を受けやすい

鹿児島市のシンボルともいえる「桜島」は、現在も火山活動が非常に活発なため、日常的に火山灰の影響を受けやすいことはデメリットといえるかもしれません。噴火回数は年200回前後で、多いときには年400回以上に達することもあります。

とくに夏場は市街地へ火山灰が降りやすく、屋根や道路に積もるため注意が必要です。ただ、市内では火山灰を収集するロードスイーパーや、舞い上がりを防ぐために水を撒く散水車など対策は進んでいるので、過度に心配する必要はないでしょう。

台風の上陸回数が日本一多い

鹿児島県は1951年以降、台風の上陸回数が全国最多の44を記録しており、2位の高知県26に対し大差をつけて日本一となっています。そのため、台風シーズンには暴風や豪雨などの対策が必要です。

まずは、万が一に備えハザードマップを確認し、避難所への経路を理解しておきましょう。その他、窓や雨戸の補強、停電への備えなど、事前準備がなにより大切です。

参考:【超重要】地震・台風・豪雨などへの対策や改修費用をわかりやすく解説!

不自由なく暮らすには車が必要

市内中心部では市電が7分に1本程度運行され、市営・民間のバスも運行されているため車がなくても生活は可能です。一方、郊外のエリアでは公共交通網が脆弱なため、これらのエリアで暮らす場合には車が必要といえるでしょう。

市内月極駐車場の平均賃料は約10,000円であるものの、郊外のエリアであれば値段はグッと下がります。大都会と比較して維持費は安くなるため、移住の際はぜひ車を所有しておきましょう。

鹿児島市移住の際に利用できる補助金・支援金、サービス

商店街の写真
ここからは、鹿児島市移住の際に利用できる補助金・支援金、サービスを3つ紹介します!該当する方はぜひご活用ください!

東京圏からの移住で最大100万円以上!「移住・就業等支援事業」

東京23区内在住者または、通勤者の方が鹿児島市へ移住し、就業・企業・テレワークなどの要件を満たすことで、最大100万円以上を給付してくれる大規模な移住支援事業です。

詳細は、下記のリンク先を参照してください。東京圏の方は必見の内容です。該当する方はぜひ活用しましょう。

【支援金の額】
単身世帯 60万円
2人以上の世帯 100万円
※18歳未満の世帯員を帯同する移住の場合、子ども1人につき100万円を加算。

参考:移住・就業等支援事業(移住支援金制度)【4月1日から令和7年度申請受付開始】

移住に関する各種特典+10万円以上の奨励金!「かごしま市IJU倶楽部」

県外から鹿児島市へ移住を検討している方が、事前に移住相談(電話・来庁・オンライン)することで、各種特典が満載の「かごしま市IJU倶楽部」に加入できます。また、加入者には、10万円+18歳未満の子1人につき5万円の「鹿児島市移住奨励金」も給付してくれるため、移住の際は必ず加入しておきましょう。

【加入特典の一例】
ホテルでのお食事利用10%OFF
レンタカー基本料金20%OFF
賃貸契約の仲介手数料10%OFF
引越基本料金30%OFF
自動車学校での免許取得を5,000円~10,000円値引き
コワーキング施設ドロップイン利用料金20%OFF

参考:かごしま市IJU倶楽部

中学卒業までの子ども医療費窓口負担ゼロ!「こども医療費助成制度」

鹿児島市では、中学卒業までの子ども医療費の窓口負担がゼロ円になる、「こども医療費助成制度」を実施しています(住民税非課税世帯は高校卒業まで対応)。所得制限はなく、子どもを養育する方であれば全世帯利用できることが特徴です。

こども医療費助成制度は、小さな子どもがいる家庭にとって安心の制度といえそうですね。詳細は下記のリンク先を参照してみてください。

参考:こども医療費助成制度

鹿児島市移住でおすすめのエリア3選

鹿児島市街の画像
それでは、鹿児島市移住でおすすめのエリアを3つ紹介します!どこも素敵な場所ばかりなので、叶えたいライフスタイルにあわせて、ぜひ検討してみてください!

新幹線利用可能な新都心「鹿児島中央駅」周辺エリア

「JR鹿児島中央駅」は、九州新幹線と日豊本線・鹿児島本線が接続するターミナル駅で、その周辺は駅直結の大型複合ビル「JR鹿児島中央ビル」や分譲マンション建設など、新都心と呼べるような再開発が進む注目のエリアです。移住後に出張や旅行などで新幹線を利用したい方や、便利な都市生活を実現したい方におすすめといえるでしょう。

旧来からの中心市街地である「天文館」も近く、生活全般において圧倒的な利便性をもつため、都内のような大都会からの移住者であっても馴染みやすい環境であることは魅力です。駅周辺はオフィスビルや商業ビル・分譲マンションなどが建ち並ぶものの、少し歩けば一戸建てを中心とした静かな住宅街も広がっているので、幅広い選択肢があるのもいいですね。

鹿児島市移住で利便性を最重視したいという方は、まずは鹿児島中央駅周辺エリアを検討してみてください!

中心市街地へアクセス抜群な郊外の住宅街「伊敷地区」周辺エリア

続いてのおすすめエリアは、中心市街地へアクセス抜群な郊外の住宅街「伊敷(いしき)地区」周辺エリアです!中心市街地からみて北西の郊外に位置する伊敷地区は、スーパーやホームセンターなど商業施設が数多くある一方で、緑豊かな田園風景や自然環境も身近にあり、ベッドタウンとしてかなり人気のあるエリアといわれています。中心市街地「天文館」や、新幹線利用できる新都心「JR鹿児島中央駅」へ車で約15分ほどの距離のため、通勤・通学や休日のショッピングなども気軽に可能です。

また、伊敷地区は高台にあることから市内と桜島を一望でき、緑豊かで広大な敷地をもつ「かごしま健康の森公園」へも近いため、ちょっとしたピクニックも楽しめます。さらに、住宅街のなかには温泉を使用した銭湯が点在するなど、鹿児島市移住の魅力を凝縮したエリアといえるかもしれません。さらに、九州自動車道・鹿児島北ICもあることから、高速道路利用に便利なことも大きな強みといえるでしょう。

中心市街地へのアクセスに加え、自然と暮らしの利便性も確保したいという方は、伊敷地区周辺エリアがぜひおすすめです!

桜島を見渡せる自然豊かな丘陵地「吉野町」周辺エリア

3つめのおすすめエリアは、桜島を見渡せる自然豊かな丘陵地の「吉野町」周辺エリアです!中心市街地の北に位置する吉野町は、中心市街地まで車で約20分と遠くなく、通勤や通学などにも便利な人気エリアです。伊敷地区と比較してより自然に近く、田畑や緑の風景を大いに感じられるでしょう。また、「鹿児島県立吉野公園」や、島津家の別邸として広大な庭園を有する国の名勝「仙巌園(せんがんえん)」といった見どころも数多く、いずれも桜島が目の前というロケーションも魅力です。

さらに、吉野町は市内でも地価がかなり安く1坪あたり約15万円のため、マイホームを建てるのにうってつけの場所といえます。保育園・小中学校はもちろん、暮らしに必要なスーパーなどの各種商業施設も県道16号線沿いを中心にそろっているので、移住後に思い切って家を建てたいという方は、ぜひ吉野町を検討してみましょう。

目の前が桜島という抜群のロケーションと、より身近な自然環境が広がる吉野町も、鹿児島市移住で必見のエリアとしておすすめです!

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夫婦がスマホを見る写真
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参考:何でも聞ける、移住の相談窓口「スタイルチャット」

鹿児島市の魅力を知って移住を検討しよう

湾岸の街の写真
鹿児島市は、九州第4位の人口規模を誇る県庁所在地として、発展した市街地とともに、圧巻の「桜島」のロケーションが魅力の移住先です。錦江湾と周囲を取り囲む山の自然も豊かで、バランスのとれた移住生活が実現できるでしょう。また、県庁所在地のなかで最も物価が安いことは、鹿児島市移住を語るうえで大きな魅力です。

ぜひあなたも、鹿児島市の魅力を知って移住を検討しましょう!

※内容は2025年8月執筆時のものです。

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