移住コラム

【福島県】郡山市へ移住!東北第2位の経済規模!タワマンが建つ中心市街地と「猪苗代湖」や里山の自然も必見!

駅舎の写真

福島県郡山市(こおりやまし)は、人口約31.6万人・東北第2位の経済規模と人口を誇る商工業都市として大いに発展し、便利な都市生活と豊かな自然環境が心地よく調和した魅力的な移住先です。

東京駅へ最短77分というアクセスの良さに加え、広大な「猪苗代湖(いなわしろこ)」や里山の風景にも気軽に触れられるため、都市と田舎の“ちょうどいい距離感”を日々味わえるでしょう。発展した市街地では大型商業施設が充実し、一方で市街地を抜けると日本の原風景が広がってます。都会的な暮らしとスローライフを同時に叶えたい方にとって、郡山市はとても魅力的な移住先といえるのです。

今回は、福山県郡山市移住の魅力やメリット・デメリット、利用できる各種移住支援、おすすめエリアを紹介します!

抜群の都市環境と自然の豊かさを享受できる福島県郡山市へ、ぜひ移住を検討しましょう!

福島県郡山市の魅力/メリット3選

湖畔の写真
まずは、福島県郡山市の魅力を3つ紹介します!東北随一の都市である郡山市の魅力を知って、ぜひ移住を検討しましょう!

東北第2位の経済規模を誇る商工業都市であり福島県の経済的中心地

郡山市は、宮城県仙台市に次ぐ東北第2位の経済規模と人口を誇る商工業都市で、福島県の経済的中心地として発展してきました。県庁所在地である福島市よりも都市規模や発展度合いが大きいため、「商都」「経済県都」と呼ばれてきた背景にも十分納得できるのではないでしょうか。

とくに特徴的なのは、同程度に発展しているいわき市が、市街地を複数持つ「多核型都市」であるのに対し、郡山市は中心市街地が1か所に集積している点です。都市機能がぎゅっと凝縮されているため、密度の高い都市空間が形成され、買い物・仕事・医療など日常生活の大半を1つの市街地だけで完結しやすい環境が整っています。これは、地方移住であっても便利な都市生活を維持したい方にとって、大きな魅力と感じられるでしょう。

都市の利便性とにぎわいをしっかり享受できる郡山市は、地方に住みながらも都会的な暮らしを求める方に、まさにピッタリの移住先といえそうですね。

東京駅へ新幹線で最短77分という都心への近さ

JR郡山駅から東京駅へ、東北新幹線で最短77分という近さは、郡山市移住を大きく後押ししてくれる魅力です。ちょっとした用事でも気軽に都心へ出かけられるため、仕事で東京へ通う必要がある方や、大都会の文化・エンタメを身近に感じたい方にとって、この距離感は大きな安心材料といえるでしょう。

さらに、郡山市から車で40分ほどの場所には福島空港があり、大阪(伊丹)・札幌(新千歳)の2都市へ就航しています。加えて、国際線として台北便もあるため、国内外への移動もしやすい立地といえるでしょう。飛行機と新幹線の両方を使える利便性は、地方都市としてかなり恵まれた環境です。

また、郡山市は地理的にも東京と東北をつなぐ“玄関口”であり、さらには太平洋側と日本海側を結ぶ交通の要衝でもあります。JR路線のほか、東北自動車道・常磐自動車道が利用でき、東西南北を車で遠出しやすいことが大きな強みです。

都心から最短77分という近さと、東西南北をスムーズに行き来できる交通網がそろう郡山市は、広域移動の利便性を重視したい移住希望者にとって、大きな安心とワクワク感をもたらしてくれるのではないでしょうか?

「猪苗代湖」や山の自然も近く都市と田舎の魅力を兼ね備えた移住先

東北第2位の経済規模を誇る郡山市ですが、市の西側には広大な「猪苗代湖」、さらに周囲には山々の自然が広がり、都市と自然が心地よく共存しています。中心市街地から自然が近いため、気が向いたときにふらっと遊びに行ける距離感も魅力です。

日本で3番目の広い面積をもつ猪苗代湖へは車や電車で40分ほどでアクセスでき、湖水浴や観光スポット、アクティビティなどレジャーが充実しています。磐梯朝日国立公園の豊かな自然とともに、四季折々の景観を気軽に楽しめる環境は、郡山市ならではの魅力といえるでしょう。

また、市街地を少し離れればのどかな田園風景が広がり、まさに日本らしい原風景を感じられます。そのため、農村でおだやかに暮らしながら、仕事は発展した郡山市街でおこなうといった「いいとこ取り」も簡単に実現が可能です。

都市の便利さと、自然に包まれた落ち着いた暮らしの両方を満喫できる郡山市は、多様なライフスタイルを叶えてくれる素敵な移住先としてぜひおすすめです!

福島県郡山市のデメリット3選

河川敷の写真
つづいて、福島県郡山市のデメリットも3つ紹介します!メリットだけでなく、デメリットも知っておくことはとても重要です。ぜひこちらもご覧ください!

市街地の地価が福島県内で最も高く現在大幅に上昇している

郡山市は県内でもっとも地価が高く、現在も地価が大幅に上昇しているため、生活費を抑えた移住を実現したい方にとって、デメリットといえるかもしれません。

郡山市の坪単価平均は約22万円と、県庁所在地である福島市の約17万円と比較して高くなっています。さらに、地価の変動率は平均で+3.28%というデータもあり、家賃相場や住宅新築の際の土地取得価格も上昇傾向にあるといえるでしょう。都市化が進み、暮らしの利便性が高いため仕方がないのかもしれませんが、移住の際の注意点といえるかもしれませんね。

都市インフラが充実しているものの暮らしには車が必要

東北第2位の経済規模を誇る郡山市は都市インフラが充実しているものの、便利な日常生活を送るにはやはり車が必要といえます。市内の月極駐車場料金の平均相場は約9,000円となっていますが、都内と比較すればかなり安いため、そこまで気にすることはなさそうです。

地方移住の醍醐味である各地へのお出かけを楽しむためにも、ぜひ車を所有しておきましょう。

市街地を縦断する阿武隈川は大雨による氾濫リスクがある

郡山市移住を検討している方にとって必ずチェックしておきたいのが、市内および市街地を縦断する「阿武隈川(あぶくまがわ)」の大雨による氾濫リスクです。

阿武隈川は、台風などの際の大雨によって氾濫することがあり、近年では2019年、市街地を中心に大規模な浸水被害をもたらしました。移住の際は必ずハザードマップを確認し、少しでもリスクの低い場所へ移住するように心がけましょう。

参考:郡山市洪水ハザードマップ

福島県郡山市移住の際に利用できる補助金・支援金、サービス

山肌の写真
ここからは、福島県郡山市移住の際に利用できる補助金・支援金、サービスを3つ紹介します!要件に該当する方はこれらの移住支援をフル活用し、お得な移住を叶えましょう!

東京圏からの移住で最大100万円以上!「郡山市UIJターン移住支援金」

東京23区内在住者または、23区内に通勤している方が、郡山市へ移住し、就業・起業・テレワーク・関係人口などの要件を満たすことで、最大100万円以上を給付してくれる大規模な移住支援事業です。単身者60万円・2人以上の世帯には100万円を給付し、18歳未満の子ども1人につき100万円が加算されます。

移住元での居住年数要件など各要件がやや複雑なため、詳細はリンク先をチェックしてみてください。東京圏在住の方は必見の移住支援です。該当する方はぜひ申請しておきましょう。

参考:東京圏からUIJターン移住支援金事業について

新婚世帯の住宅取得・リフォーム・家賃などを補助!「結婚新生活スタートアップ支援事業」

結婚を機に郡山市での新生活を送る方を対象に、住宅取得費や家賃・リフォーム費用・引っ越しにかかる費用を最大30万円まで補助してくれる支援事業です。夫婦双方の婚姻時の年齢が39歳以下であり、夫婦の合計所得金額が500万円未満であることなどが主な補助要件となっています。

移住の際は引っ越しはもちろん、住宅費などかなりの出費が必要なので、結婚を機に郡山市へ移住を検討中の方はぜひご活用ください。

参考:結婚新生活スタートアップ支援事業

現地視察の往復交通費を補助!「ふくしま移住希望者支援交通費補助金事業」

郡山市への移住を検討している方が現地視察をおこなう際に、往復交通費を補助してくれる補助金事業です。補助金の基準額は移住元となる各都道府県によって異なり、東京都であれば8,000円、神奈川県であれば10,000円となっています。また、福島空港を利用した場合は基準額に5,000円が加算されるので、より遠方からの移住を検討している方にとって、かなりありがたい補助金といえるでしょう。

各都道府県の補助基準額は下記のリンク先を参照してみてください。移住の際に現地視察は必ず必要です。ぜひこちらの補助金を活用しましょう。

参考:【令和7年度 受付開始】ふくしま移住希望者支援交通費補助金

福島県郡山市移住でおすすめのエリア3選

駅前のロータリー
それでは、福島県郡山市移住でおすすめのエリアを3つ紹介します!今回は、都会からの移住者でも暮らしやすさを感じられる2つのエリアと、スローライフに最適な農村地帯の合計3エリアをチョイスしました!ぜひ、移住の際の参考にしてください!

東京駅へ最短77分の発展した中心市街地「JR郡山駅」周辺エリア

「JR郡山駅」周辺エリアは、郡山市の中でもっとも発展した中心市街地で、利便性を重視したい移住者にとくに人気があります。駅前には「ヨドバシカメラ マルチメディア郡山」「うすい百貨店」などの大型商業施設が集まり、日用品からファッションまで何でもそろうため、都会的な暮らしを維持しやすい環境といえるでしょう。

さらに、11階建ての巨大な総合病院タワーマンションも建ち並び、福島県内ではトップクラスの都市インフラが整備されています。そのため、大都会からの移住であっても、暮らしやすさに違和感を覚えにくいことは大きな魅力です。

もちろん、自然へのアクセスも良好で、猪苗代湖へは車・電車ともに40分ほどでアクセスできます。都市と自然のバランスがとれた郡山市ならではの住みやすさを、ぜひ体験してみてください。

また、東北新幹線を利用すれば東京駅へ最短77分という圧倒的な利便性は、何よりも他に代えがたい魅力・メリットです。郡山市移住で都市生活を最優先したい方は、JR郡山駅周辺エリアを第一に検討してみましょう!

中心市街地にほど近い人気の新興住宅地「JR郡山富田駅」周辺エリア

「JR郡山富田(こおりやまとみた)駅」周辺エリアは、中心市街地のJR郡山駅へわずか5分でアクセスできる人気の新興住宅地です。2017年に開業したばかりの比較的新しい駅で、現在も宅地開発が進み、街並みには新しい住宅や商業施設が増え続けています。そのため、若い世帯を中心に注目度が高まっており、郡山市内でも人気が上位のエリアです。

教育環境も整っており、小中高校に加えて歯学部・薬学部を擁する奥羽大学もあることから、子育て世帯にとって安心材料が多い立地といえるでしょう。さらに、24時間営業の大型ディスカウントスーパー「メガセンタートライアル郡山八山田店」があるため、日常の買い物にも困りません。

また、中心市街地に近いものの、落ち着いた住宅街としての雰囲気もしっかり保たれている点は大きな魅力です。ファミリー層を中心に住み心地の良さが評判のJR郡山富田駅周辺エリアは、家族が安心して暮らせる移住先としてぜひ検討してみてください!

伝統工芸が有名な農村地帯でスローライフ移住「西田町」周辺エリア

中心市街地から阿武隈川を越えた北東部に位置する「西田町(にしだちょう)」は、阿武隈山系の自然に囲まれた穏やかな農村地帯で、スローライフを望む方におすすめのエリアです。伝統工芸として全国に知られる「三春張子(みはるはりこ)人形」や「三春駒」の発祥地であり、歴史ある「高柴デコ屋敷」とともに、文化の香りが日常に寄り添う環境といえるでしょう。

また、春になると桜と紅白の梅が一面に咲き誇り、季節の移ろいをゆっくり感じられることも魅力です。梅干しが地域の特産品として親しまれていることからも、豊かな農村文化を感じられます。

西田町にはのどかな里山の景観が広がる一方で、中心市街地へは車で30分弱という距離感のため、勤務先が郡山市街であっても無理なく通勤が可能です。落ち着いた環境での暮らしと都市へのアクセスを両立できる点は、移住後の生活の満足度を高めてくれそうですね。

自然に寄り添った暮らしを楽しみながら、伝統や文化に触れられる西田町は、心豊かなスローライフ移住を実現したい方にピッタリのエリアといえるでしょう。

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イルミネーションの画像
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参考:何でも聞ける、移住の相談窓口「スタイルチャット」

福島県郡山市の魅力を知って移住を検討しよう

夜の街中の写真
東北第2位の人口と経済規模を誇り、新幹線で東京駅へ最短77分という利便性をあわせもつ郡山市は、都会的な暮らしを求める方や、自然と寄り添う暮らしを望む方にピッタリな移住先です。発展した市街地を離れると猪苗代湖や里山が身近にあり、日常の中でリフレッシュできる環境も整っています。多くの方が地方移住に求めるライフスタイルを形づくりやすい郡山市へ、ぜひ第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?

福島県郡山市の魅力を知って、ぜひあなたも移住を検討しましょう!

※内容は2025年11月執筆時のものです。

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