移住コラム

【広島県】廿日市市は宮島と山・海のアクティビティが楽しめる!子育て支援も充実した街

廿日市市

広島県西部に位置する廿日市市は、広島市に隣接しているベッドタウンです。一方、北部には山間部が広がり、自然豊かな一面もあります。廿日市市に属する厳島(以後は宮島)には、海の上に浮かぶ鳥居で有名な厳島神社があります。都会と自然と観光地全て揃っていることと、隣町に行けば広島駅から新幹線に乗れるアクセス良好さから、近年移住人気が高まっています。
そこで今回は、廿日市市への移住を考える人向けに、廿日市市の魅力や移住して困ること、移住する時に使える制度や情報源などについて紹介します。

廿日市市移住の魅力/メリット3選

人気

ここからは、廿日市市が移住先として人気の理由を3点紹介します。

世界遺産「宮島」があり多くの観光客を魅了する街である

廿日市市には、日本有数の観光名所である宮島があります。厳島には、世界文化遺産に登録された厳島神社があり、満潮時には海に浮かぶ社殿を見ることが可能です。また、山頂の弥山に行くトレッキングコースも整備されているので、身体を動かしたい人にもおすすめです。他にも、島内には神の使いとされる野生の鹿などが多く生息していて、人目を気にせず街を歩く姿に癒されます。市内から船でたったの10分で行けるので、廿日市市に住めば、休日にはすぐにアクセス可能な贅沢さが味わえるでしょう。

海のアクティビティも山のアクティビティも楽しめる

廿日市市は、山と海どちらもある自然に恵まれた街です。宮島や大野浦エリアでは、SUPやウィンドサーフィンのようなマリンスポーツが楽しめます。また、極楽寺山や「もみのき森林公園」ではキャンプが可能です。他にも、北部には「女鹿平温泉めがひらスキー場」があるので、ウィンタースポーツも楽しめます。自然が好きな人やアウトドアが趣味の人にぴったりでしょう。

落ち着いた環境で子育て世代に人気がある

廿日市市は都会の喧騒から離れ、穏やかな環境で子育てをするには理想的な場所です。市内には多くの公園があるので、遊ぶ場所には困りません。特に、「HIROHAI 佐伯総合スポーツ公園」や「やまだ屋もみじファミリーパーク」には大型の遊具があるので、子どもも夢中になることでしょう。
また、廿日市市では子どもの医療費が無償と、子ども向けの支援制度も充実しています。

廿日市市移住で困ること/デメリット3選

デメリット

一方で、廿日市市移住に際して考慮すべきデメリットも存在します。以下に3つ挙げてみましょう。

大型商業施設は駅から離れており徒歩での買い物が難しい

廿日市市には大型ショッピングモールが少ないため、まとまった買い物をするには不便に感じるかもしれません。唯一市内には「ゆめタウン廿日市」がありますが、駅から徒歩15分程度かかります。徒歩や自転車での移動が難しい時があるため、車を持っていると便利でしょう。

電車やバスの本数が都市部と比較して少ない

電車は山陽本線と広島電鉄宮島線が通っていますが、首都圏と比較すると本数が限られます。廿日市駅から広島方面へは、通勤時間帯は1時間に5本ありますが、10時などの人が少ない時間だと3本まで減るので不便に感じるかもしれません。交通機関を利用する際にはスケジュールを計画的に立てる必要があります。
特に、山間部に移住したい人は、鉄道が無く路線バスが通っているエリアも限られるので、注意が必要です。山間部に住むなら車を所有することをおすすめします。運転するのを避けたい人は、市街地エリアを選ぶと良いでしょう。

観光地のため交通渋滞が発生しやすい

厳島(宮島)は大人気の観光名所であるため、観光シーズンやイベント時には交通渋滞が発生しやすいです。特に宮島口周辺は混雑するので、市内から車で移動する人は、時間に余裕を持って移動しましょう。その時だけ公共交通を利用するのもおすすめです。

廿日市市移住の際に利用できる補助金・支援金、サービス

サービス

移住をする際、廿日市市ではどのような補助金・支援金、サービスがあるのでしょうか。ここからは代表的なものを3点紹介します。

最大150万円で子どもの加算金もあり!廿日市市佐伯地域及び吉和地域定住促進補助金

廿日市市外から佐伯エリアまたは吉和エリアに定住を目的に住宅を新築するか、新築・中古住宅を購入して転入した子育て世帯に対し、購入費の一部が補助されます。補助率は2分の1以内で、補助額は吉和エリアで新築・中古住宅を購入する場合最大150万円です。また、6歳以上18歳未満の子1人につき20万円、6歳未満の子1人につき30万円加算されます。

詳しくは、廿日市市ホームページをご確認ください。
廿日市市佐伯地域及び吉和地域定住促進補助金

中学3年生までの子どもが対象!こども医療費助成制度

子どもが通院や入院をした時、医療費の一部が補助されます。廿日市市在住の中学3年生までの子どもが対象です。0歳から6歳児なら通院と入院費、どちらも無料です(小学1年生から中学3年生は1日500円)。出生日または転入日の翌日から14日以内に申請が必要です。

詳しくは、廿日市市ホームページをご確認ください。
こども医療費助成制度

古民家のリフォームで使える!空き家活用支援補助金

空き家バンク登録時の手続きや、家財整理・改修・DIY(自己改修)にかかった費用の一部が補助されます。補助率は2分の1で、補助額はDIYは最大10万円、相続整理または不動産登記に関する経費や家財整理は最大20万円、改修工事は最大40万円です。改修工事で子育て世帯の場合は、さらに20万円加算されます。

詳しくは、廿日市市ホームページをご確認ください。
空き家活用支援補助金

廿日市市の情報を収集する際に便利なサイト3選

情報サイト

移住を検討する際、廿日市市の情報をどのように収集したら良いか分からない人も多いでしょう。ここからは、廿日市市の情報を収集する際に便利なサイトを3つ紹介します。

はつかいち暮らし

はつかいち暮らし

廿日市市の暮らしに役立つ情報が掲載されているサイトです。子どもが遊べる場所や、子育て支援に関する情報が掲載されているので、子育て世帯の人は要チェックです。また、移住後に就職や起業したい人、就農したい人向けに関する支援の情報も掲載されているので、該当する人は必ず確認してみましょう。

はつかいち暮らし

宮島観光協会

宮島観光協会<

宮島の公式観光情報サイトです。島内の観光モデルコースやお食事処などの情報が掲載されているので、移住後に訪れる時に役立つでしょう。また、宮島に住むことを検討している人は、島内の病院などのインフラに関する情報も掲載されているので、役立てると良いでしょう。

宮島観光協会

旅するはつかいち

旅するはつかいち

廿日市市を訪れる観光客向けの情報を提供するサイトです。観光名所やグルメ、体験プランなどに関する情報が満載です。また、市内の公共交通機関についても詳しく掲載されているので、車を所有しない人は、移住後に役立てられるでしょう。

旅するはつかいち

廿日市市移住で失敗しないポイント

ポイント

地方への移住において、あらかじめ失敗しないポイントを知っておくことは重要です。住み始めてから後悔しないように、移住先選びのポイントを知っておきましょう。

1週間以上滞在してプチ移住を体験してみる

移住前に1週間程度滞在し、実際の生活を体験してみるのがおすすめです。一定期間生活してみれば、その土地が自分に合うか合わないか分かるでしょう。車無しで生活を予定している人は、実際に生活して不便しないか確かめられる機会です。お試し住宅やゲストハウスなどで、地元の人と交流してみるのも良いでしょう。

車が必要な場合は車庫のある物件もしくは駐車場を探しておく

廿日市市では、場所によって車の所有が必須です。駐車場または車庫付きの物件を探すと良いでしょう。家の近くに駐車場を借りるのも手です。首都圏に比べて家賃や駐車場代が安いので、比較的安く借りられます。

移住の相談窓口スタイルチャットで相談する

移住に関する不安なことがあれば、移住Styleのスタイルチャットを利用するのがおすすめです。スタイルチャットとは、移住に関するお悩みや、素朴な質問などに解答するLINE相談窓口です。一人一人に合った移住先を紹介します。具体的に質問すれば、物件の紹介も可能です。気軽に利用してみましょう。

詳しくは、こちらをご確認ください。
スタイルチャット

廿日市市の魅力を知って移住を検討しよう

移住

廿日市市には世界遺産にも登録されている宮島がある他、山と海がある自然の豊かさや、子育て支援が充実していることから、移住場所として注目を集めるようになりました。
一方、自家用車がないと日常生活に不便なエリアがあったり、大型の商業施設が駅から遠いので、公共交通での買い物は困難などのデメリットもあります。宮島口周辺は渋滞するので、車通勤する人も不便に感じるかもしれません。
ですが、山や海沿いでウォーキングやハイキングを楽しんだり、アクティビティを楽しめば、首都圏で生活していた時より健康的で充実した生活が送れるでしょう。海でマリンスポーツを楽しんだり、冬季にウィンタースポーツも楽しむのもおすすめです。宮島が好きなら、何度も通うのも良いでしょう。
メリット、デメリットは有りますが、移住先として検討したい方は、まずは廿日市市を訪れてみることをお勧めします。自分に合うかどうか確認したうえで、ぴったりの物件を探してみてはいかがでしょうか。

※内容は2023年9月執筆時のものです

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