移住コラム

自然豊かな地方に移住したい!おすすめの移住先5つと子育て環境や注意点について解説

自然に囲まれたのどかな暮らしに憧れ、地方移住を検討する人も多いのではないでしょうか。場所を選ばないテレワークの導入も進み、今後さらに移住を検討する人が増えることが想定されます。

しかし、山や海など楽しめる自然は地域によって異なり、気候にも差があります。また、自然の中での生活にはメリット・デメリットの両方があります。事前に情報を集め、移住後に後悔しないようにすることが重要です。

この記事では、自然の多いおすすめ移住先5つに加え、自然の中で暮らすメリット・デメリット、子育て環境について紹介します。

自然に囲まれて暮らせる移住先5選


まずは自然に囲まれて暮らせる移住先を紹介します。

長野県松本市

長野県松本市は、山や高原といった自然が豊かな都市です。日本の屋根とも呼ばれる3,000m級の山々が連なる北アルプス山脈に囲まれており、広大な高原台地を誇る美ヶ原高原などの観光地としても人気です。

1年を通して晴れの日が多く、天気が安定しているのが特徴です。ただし、内陸にあるため気温の寒暖差が激しく、朝晩は冷え込むことが多いです。松本駅からは東京駅や名古屋駅まで特急が通っており、関東圏、中京圏へも手軽にアクセスできます。

茨城県つくば市

茨城県つくば市は、登山スポットとして有名な筑波山があり、のどかな里山の風景が残る都市です。

様々な農産物の生産が盛んで、特産のブルーベリーをはじめ、いちごやぶどう、みかんなど季節ごとに旬の果物を楽しめます。

東京に近いこともあり、都内へアクセスしやすいのが特徴です。また、つくば市は子供の教育に力を入れているので、自然に囲まれた環境で子供を育て、高いレベルの教育を受けることができます

兵庫県養父市

兵庫県養父市は観光やアウトドアのスポットが数多くある都市です。「日本の滝100選」に選ばれた天滝や別宮の棚田など、他の地域では珍しい自然を肌で感じることができます。

また、冬には積雪が多く、市内のハチ高原ではスキーやスノーボードなどのウインタースポーツを楽しめます。標高が高いため、1年を通して気温が低く、夏は涼しく快適に過ごせるのが特徴です。

福岡県糸島市

福岡県糸島市は、レジャースポットが充実している都市です。海に面していながら山があり、登山やサーフィンなど様々なアクティビティを楽しむことができます。農業や漁業にも力を入れており、新鮮な野菜や魚が手に入るのも良い点です。

福岡市に隣接しており、自然豊かな地域でありながら、パッと都会まで出かけやすいです。子育ての支援も行っており、市内の高校に通う生徒は給付型の奨学金制度が利用できます。

参考:糸島市奨学資金のおしらせ

静岡県三ヶ日町

静岡県三ヶ日町は、綺麗な海がある町です。太平洋に面しており、海水浴などを楽しむことができます。また1年を通して日照量が多く気候が温暖なため、サーフィンなどのマリンスポーツも行いやすいです。

農業に力を入れており、中でも、強い甘さが特徴の「三ヶ日みかん」が有名です。

自然の多い地域に移住するメリット

ここでは自然の多い地域に移住するメリットを解説します。

四季を感じながらのびのびと暮らせる

四季を感じながらのびのびと暮らせる点は、大きなメリットと言えるでしょう。

都会は高層ビルやマンションが多く、自然に触れる機会は少ないです。ですが、自然の多い地域に移住すれば、季節の変化を感じながらゆったり過ごすことができます。

子供の発育に欠かせない自然体験ができる

子供に自然体験をさせれるも良い点です。自然が豊かな地域では、海や山など、自然の中で子供をのびのび遊ばせることができます。幼少期に自然体験ができると、健康な心身の発達が促されます。また、他の子供とコミュニケーションをとる機会も多くなるので、コミュニケーション能力も磨かれます。

自然の多い地域に移住するデメリット

自然の多い地域への移住には、メリットだけはなくデメリットもあります。

移動が不便

まず、移動が不便な点がデメリットです。自然の多い地域では、公共交通機関が発達しておらず、電車やバスの本数が少ないことが多いです。また、駅の数が少ないこともあり、住む場所によっては駅まで車などで移動しなければなりません。

都会では数分に1本電車が来たり、徒歩圏内に駅があったりすることが多いので、都会と比較すると移動は不便だと言えます。

山の近くはアップダウンが激しい

山の近くに移住する場合、アップダウンが激しいです。山がある分、どうしても土地に高低差があり、坂道が多くなってしまいます。高齢の方や子供にとっては、買い物や通学など、家からの移動が大変になるでしょう。

海沿いは塩害がある

海沿いの地域では塩害があることが多いです。家に潮風や塩水が飛んでくるので、車が錆びやすかったり、家が傷みやすかったりといったりします

また、台風などで強い風が吹くと、家が海水で浸水する可能性もあります。

自然の多い地域に移住する際の注意点


最後に、自然が多い地域に移住する際の注意点を解説します。

車は必ず必要

自然が多い地域での生活には車が欠かせません。住む場所にもよりますが、スーパーや病院などが徒歩圏内にないことが多く、車がないと生活しづらいです。

また、バスや電車の本数も少ないことが多いので、公共交通機関より車で移動した方が便利なケースもあります。自然の多い地域へ移住するなら、前もって車の購入を検討しましょう。

災害マップを確認する

災害マップを確認しておくことも重要です。大雨による土砂崩れや河川の氾濫、地震による津波など、近年災害が目立っています。山や海が近い地域では、自然災害が起こるリスクが高いため、災害マップは必ずチェックしましょう。

各自治体や国土交通省のホームページから確認できます。

スーパーや病院など生活に関わる施設を確認する

スーパーや病院など、生活に必要な施設がどのくらいの距離にあるかも確認しましょう。

先ほども触れたように、地域によっては生活に必要な施設が遠くにしかないことがあります。場合によっては、車で30分以上移動するケースもあります。

日々の生活をなるべく快適に過ごせるよう、生活に必要な施設が車ですぐ行ける距離にあるかを事前に調べておきましょう

地域イベントに積極的に参加する

地域イベントへの参加も重要です。お祭りや町内会の行事などに参加すれば、地域の伝統や文化について深く知ることができます。また、様々な人と交流できるので、同じ地域の人と親睦を深めるチャンスです。

人付き合いが苦手な方は少し億劫かもしれませんが、できるだけ積極的に参加することで何かに困った時、協力してもらえるかもしれません。

自然に囲まれた移住先で理想の生活を送ろう

自然に囲まれた地域では、四季を感じながらのびのびと暮らせたり、子供に自然体験をさせたりといった魅力があります。

一方、移動が不便なことも多く、通勤や買い物などが少し大変です。また、山の近くはアップダウンが激しく、海の近くでは塩害に合うこともあります。

事前に移住先のリサーチを重ね、納得のいく地域へ移住できるようにしましょう。

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