移住コラム

【愛知県】海に近く温暖な碧南市へ移住しよう!財政健全度が全国トップクラス注目の移住先

穏やかな三河湾にある碧南市は、温暖な気候で暮らしやすい環境が特徴です。海に近く、工業・農業・漁業がそれぞれ栄え、「白しょうゆ」「白だし」発祥の地という側面も持ち合わせます。現存する日本最古の醸造元や、フライパンをはじめとした鋳物(いもの)も有名で、歴史と伝統を感じさせてくれる街ともいえるでしょう。さらには全国トップクラスの財政健全度を誇ることから、「住みやすい街」として多くの方から注目されているのです。

今回は、碧南市が移住先として人気の理由やおすすめエリア、移住の際に利用できる支援制度や碧南市移住のデメリットまで、移住を検討する際に知りたい情報を徹底的に紹介します!碧南市移住に少しでも興味のある方は、ぜひご覧ください。

碧南市が移住先として人気の理由3選

九重味淋大蔵の様子

まずは、碧南市が移住先として人気の理由を3つ紹介します。人気の理由や強みを知って、碧南市への移住を前向きにイメージしてみましょう。

東洋経済新報社が発表する財政健全度ランキングで常に上位

移住先を検討する際にぜひ参考にしていただきたいものの1つに、東洋経済新報社が発表する「財政健全度ランキング」というものがあります。街の財政をさまざまな角度から評価したもので、移住先での住民サービスや今後の発展の指標として、ぜひ参考にしたいランキングといえるでしょう。

碧南市は、この「財政健全度ランキング」において、全国に800近くある市の中でも常に10位以内をキープし続けており、豊かな財政基盤に守られた移住先として、多くの方に注目されています。無料の市内巡回バス「くるくるバス」といった住民サービスも、財政健全度ランキングで常に上位だからこそ実現できるといっても過言ではありません。

豊かな財政基盤により、将来に渡って安心して住める環境が整っていることが、移住先として碧南市が人気の理由であり強みといえるのです。

海が近く温暖な気候

碧南市は穏やかな三河湾に面し、温暖な気候であることが移住先として人気の理由の1つといえるでしょう。年間平均気温16.1℃、年間日照時間2085.3時間と、両方とも全国平均を上回っており、比較的過ごしやすい環境であることがわかります。

また、海が近いため休日などにのんびりと海を眺めてのリフレッシュや、整備された「釣り広場」もあることから釣り好きの方にもおすすめです。海が近く温暖な気候の碧南市は、開放的でのんびりとした生活が送れる移住先として人気があるといえるでしょう。

トヨタ関連企業の工場が多く進出している

愛知県といえば、トヨタ関連企業による「クルマづくり」が県の主要な産業として有名で、碧南市も同様です。数多くトヨタ関連企業の工場が進出することで、市の財政基盤が盤石なものとなり、多くの雇用も創出されています。

移住先選びのポイントとして「仕事の多さ」はとても重要で、トヨタ関連企業の工場を中心に碧南市は数多くの雇用が創出されていることから、安心して移住できる環境が整っているといえるのです。

碧南市移住のデメリット3選

碧南市への道路標識の様子

碧南市移住の人気の理由を紹介しましたが、同時に移住先としてのデメリットにも着目しましょう。デメリットも事前に知ることが移住成功のカギといえるため、ここからは碧南市移住のデメリットを3つ紹介します。

名古屋までの鉄道のアクセスが悪い

碧南市移住のデメリットとして、名古屋までの鉄道アクセスが悪く、移動に不便なことが挙げられます。碧南市には名鉄三河線が走っておりますが、名古屋駅まで行く場合、途中の刈谷駅もしくは知立駅で乗り換えが必須となり、所要時間も1時間ほど必要です。本数も15分に1本程度と、都会と比べて本数の少なさに不便さを感じる人もいるでしょう。

碧南市内で生活がある程度完結する方は問題ないのですが、名古屋まで行く用事が多い方は、鉄道だけでなく車での移動も検討した方がよいかもしれません。

参考:碧南中央駅 知立ゆき時刻表

大型ショッピングセンターが少ない

碧南市は農業や漁業・工業が発展している一方で、商業施設、特に大型ショッピングセンターが少ないこともデメリットの1つとして挙げられます。もちろん、生活必需品の購入に不便はありませんが、休日の大きなショッピングとなると刈谷市や知立市または名古屋市内へ行く必要があるといえるでしょう。

そこで、碧南市から鉄道で行ける比較的大きなショッピングセンターとして、刈谷駅に近い「みなくる刈谷」や「アピタ刈谷店」などがあります。碧南中央駅から20分ほどで行けるため、休日の大きなショッピングはこちらに行くのもおすすめです。

車がないと移動が不便なエリアが多い

鉄道のアクセスがあまり良くないことから、碧南市内は車がないと移動に不便が多いこともデメリットといえるでしょう。名鉄三河線は市域の海沿いを南北に走っているため、特に東側に行く場合、車がなければ不便といえます。

ただ、碧南市全域を循環している「くるくるバス」を利用することで、鉄道ではアクセスできない東側に行くことが可能です。しかも利用料金が無料なので、非常にお得といえるでしょう。財政状況の良い碧南市だからこそできる、すばらしい住民サービスですね。

参考:くるくるバス 路線図

碧南市移住の際に利用できる補助金・支援金、サービス

碧南市役所の様子

ここからは、碧南市移住の際に活用できる補助金・支援金、サービスを紹介します。要件等はあるものの、非常に助かる制度ばかりです。該当する方は、ぜひ活用しましょう!

スマートハウス設備設置費補助金

住宅用太陽光発電システムをはじめ、リチウムイオン蓄電池システムや住宅用次世代自動車等充給電設備、HEMS(住宅用エネルギーシステム)などの設置に対し補助をする支援制度です。移住の際、住宅設備として導入される方はぜひ活用しましょう。概要のみ紹介しますので、詳細はリンク先を参照してください。

<補助金額>

  • 住宅用太陽光発電システムにHEMSと蓄電池、または自動車充給電設備の一体的導入
    □情包茎 蓄電池システムとの導入 27万円
    □自動車充給電設備との導入 22万円
  • 住宅用燃料電池システム 一律10万円
  • 住宅用リチウムイオン蓄電池システム 一律10万円
  • 住宅用次世代自動車充給電設備 一律5万円
  • 住宅用エネルギー管理システム 一律1万円

問い合わせ先:碧南市役所経済環境部 環境課 環境保全係
URL:https://www.city.hekinan.lg.jp/soshiki/keizai_kankyo/kankyo/subsidy/11435.html

碧南市新築住宅建設等促進補助金

碧南市内に居住用として新たに住宅を新築、または購入した方に一定金額を補助してくれる支援制度です。移住後、碧南市で住宅購入を検討されている方はぜひ活用しましょう。

<補助金額>
固定資産課税(補充)台帳に登録された、当該住宅の固定資産評価額の0.7%(100円未満は切り捨て)とし、限度額を40万円とする。

補助金の対象住宅で、市内に本社または工場を有する事業者の事業所において生産された屋根材を使用したときは、瓦を使用した屋根面積1平方メートル当たり600円(100円未満は切り捨て)を補助金に加算し、限度額を10万円とする。

問い合わせ先:碧南市役所建設部 建築課 建築行政係
URL:https://www.city.hekinan.lg.jp/soshiki/kensetsu/kenchiku/kakuhojyo/6018.html

次世代自動車購入費補助金

電気自動車や燃料電池車、プラグインハイブリッド車などの次世代自動車を新車で購入し、新車登録された方に補助金を交付する支援制度です。新車を購入予定の方は、ぜひ活用することをおすすめします。

<補助金額 個人用>

  • 電気自動車(EV) 5万円
  • 燃料電池自動車(FCV) 40万円
  • プラグインハイブリッド自動車(PHV) 10万円

問い合わせ先:碧南市役所経済環境部 環境課 環境保全係
URL:https://www.city.hekinan.lg.jp/soshiki/keizai_kankyo/kankyo/subsidy/17021.html

碧南市移住でおすすめのエリア3選

碧南市臨海公園の様子

実際に碧南市へ移住する際、どのエリアに住むのがよいのでしょうか?ここからは碧南市移住でおすすめのエリアを3つ紹介します。移住後に叶えたい生活をイメージしながら、ぜひご覧ください。

碧南市の観光スポットが集中「南部エリア」

移住後、さまざまな観光スポットに立ち寄りたいという方には、「南部エリア」をおすすめします!碧南市にはさまざまな観光スポットがあり、海に近い南部エリアに集中していることが特徴で、南部エリアに住めば、海を感じながら気軽にリフレッシュできるでしょう。

碧南市臨海公園」は海辺の大きな公園として多くの市民に利用されており、隣接する「碧南海浜水族館」は日本沿岸の魚類を中心に260種類を展示する、まさに「癒しのスポット」といえます。

へきなんたんトピア」では、電力と暮らしの関わりが学べる体験型施設である電力館をはじめ、野鳥が集う自然豊かなエコパークなど、のんびりとした休日を送れる観光スポットです。

日常のふとしたとき、たくさんある観光スポットに立ち寄りたいという方は、ぜひ南部エリアを検討してみてはいかがでしょうか?

日常が便利なエリアで暮らしたいなら「碧南市役所周辺エリア」

移住先でも日常が便利なエリアで暮らしたいという方は、「碧南市役所周辺エリア」がおすすめです!市役所周辺にはコンビニ・スーパー、飲食店が多く、ホームセンターやドン・キホーテもあるので、市内でもっとも便利な場所といえるでしょう。中心駅である「碧南中央駅」も近く、鉄道へのアクセスが良好なことも強みです。

日常の利便性を重視したい方は、碧南市役所周辺エリアを選びましょう。碧南警察署も市役所近くにあるので、安心して生活できそうなのも良いですね。

刈谷市や安城市に通勤するなら「北部エリア」

刈谷市や安城市に通勤する予定なら、「北部エリア」はいかがでしょうか?北部の北新川駅周辺であれば、名鉄三河線で刈谷駅まで20分もかからずアクセス可能で、通勤に苦労することもなさそうです。

車移動中心の方であれば、県道295号線から一直線に安城市へ行くことができ、途中の国道23号線を左折すれば、すぐに高速道路の「高棚福釜IC」にアクセスできます。高速道路へのアクセスも比較的良いため、移動の幅が一気に広がることは大きな強みといえるでしょう。

刈谷市や安城市に通勤される方は、ぜひ北部エリアを第一候補に選びましょう!

碧南市の情報を収集する際に便利なサイト

中部電力 釣り広場の様子

さらに碧南市の情報を知りたいという方に向けて、ここまで紹介しきれなかった碧南市のさらなる魅力をもっと知れる、便利なサイトを2つ紹介します。ぜひこちらもご覧ください!

へきなん観光ナビ

「へきなん観光ナビ」は、碧南市の公式観光サイトとして観光スポットはもちろんのこと、史跡や伝統産業の紹介、イベント情報やグルメ情報など碧南市の魅力を存分に伝えてくれるサイトです。

醸造や鋳物といった伝統産業が色濃く残る碧南市には、それらにまつわる観光スポットも多く見どころがたくさんあります。休日のお出かけの参考に、ぜひサイトを訪れてみてください。

へきなん観光ナビ
URL:https://www.hekinan-kanko.jp/

西三河ぐるっとナビ

「西三河ぐるっとナビ」は、碧南市をはじめ、刈谷市や豊田市、岡崎市など西三河エリア一体の観光情報を網羅する、大変ボリューム感のあるコンテンツが魅力の情報サイトです。

西三河エリアを構成するそれぞれの市の有名観光スポットや特産品を紹介し、徳川家康ゆかりの地ということもあり、歴史豊かな情景をわかりやすく紹介しております。

碧南市から足を延ばして西三河エリアに出かける際は、ぜひチェックしましょう。

西三河ぐるっとナビ
URL:https://www.nishimikawanavi.jp/

碧南市の魅力を知って移住を検討しよう

碧南市油が淵公園のはなしょうぶの様子

全国トップクラスの財政状況の良さと、海に近い温暖な気候、工業・農業・漁業・伝統産業とさまざまな産業がバランスよく発展している碧南市は、「住みやすい街」として多くの方に人気です。生活の利便性も確保しつつ、穏やかな三河湾を眺めながら落ち着いた移住生活を送るのに適した場所といえるでしょう。

少しでも碧南市への移住に興味を持たれたら、ぜひ前向きに移住の検討をしてみてはいかがでしょうか?

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