移住コラム

保存版!大阪のおすすめベッドタウンを一挙紹介!メリット・デメリットや選び方まで徹底解説!

大阪府は、日本第2の都市といわれる人口約270万人の大阪市を中心に、個性あふれる文化や街並みを形成する大都市圏として多くの方が移住しています。同時に、移住するなら人が多く「なにわ文化」の象徴である「コテコテ」な大阪市ではなく、比較的静かな環境で馴染みやすそうな大阪市近郊のベッドタウンが人気なのも事実です。

そこで今回は、移住するなら絶対に外せない、おすすめの大阪近郊ベッドタウンを一挙紹介します!大阪近郊のベッドタウンのメリット・デメリット、移住先の選び方まで解説することで、失敗のない素敵な大阪移住が叶えられるでしょう。

大阪市内以上に利便性の高い街や、海・山の自然環境豊かな街まで、知られざる大阪近郊ベッドタウンの魅力を知って、ぜひ前向きに移住を検討してみてください!

大阪近郊ベッドタウンのメリット

箕面の滝の様子

最初に、大阪近郊ベッドタウンのメリットを解説していきます。なぜ大阪市内でなく大阪近郊がよいのかがよくわかるので、ぜひご覧ください!

京都や神戸など関西圏には大阪市の他に魅力的な街が多い

関西圏は、京都・神戸・奈良といった歴史や街並み・文化など魅力的な街がいっぱいです。大阪はその中心に位置しているため、どこへでもアクセスしやすいことがメリットといえるでしょう。大阪府内は鉄道網が充実しているため、大阪近郊のベッドタウンからでも簡単にこれらの街へアクセスが可能です。

大阪移住の醍醐味は、魅力的な街にいつでも気軽に遊びにいけることであり、大阪近郊のベッドタウンであっても移動の不便さをそれほど感じることはないといえるでしょう。

大阪市内と比較して治安が良い

大阪市内は、「キタ」や「ミナミ」といった大きな繁華街を抱えており、そういった繁華街を中心に治安があまりよくありません。実際に梅田を中心とした「キタ」がある北区、難波・心斎橋を中心とした「ミナミ」がある中央区の犯罪認知件数は突出しています。

一方、大阪近郊のベッドタウンでは、大阪市内のような大きな繁華街がないため犯罪発生率も低く、安心して落ち着いた暮らしが可能です。女性の一人暮らしや子育て世帯の方などは、大阪近郊のベッドタウンを第一に検討するのがよいかもしれませんね。

参考:【大阪府警】令和4年度:刑法犯罪種及び手口別発生市区町村別認知件数

自然が豊かで落ち着いた環境のエリアがある

大阪には大都会のイメージがありますが、実際は3方向を山に囲まれ大阪湾という海もあるため、自然豊かで落ち着いた環境のエリアがあることも大阪近郊ベッドタウンのメリットといえるでしょう。特に大阪府北部の箕面市や豊能町などは緑の自然環境が豊かで、キャンプやBBQなども楽しめます。南部の岬町では海釣りやヨット、海水浴など海のレジャーが盛んです。

海や山に近い自然あふれるエリアでも、大阪市内へのアクセスは良く通勤可能であるため、普段の生活や子育てをおこないながら、休日のショッピングや仕事は大阪市内というライフスタイルが可能となります。大阪市内で仕事をしながら、プライベートでは自然の中で暮らしていけることが、大阪近郊ベッドタウンの強みなのです。

大阪近郊ベッドタウンのデメリット

海辺の展望の様子

続いて、大阪近郊ベッドタウンのデメリットも紹介します!住みやすさが大阪近郊ベッドタウンのメリットといえますが、デメリットもあるためしっかりと理解しておきましょう。

大阪中心部に向かう電車は混雑する

大都市の宿命といえるかもしれませんが、やはり大阪中心部に向かう電車は混雑します。東京のような通勤ラッシュはないものの、それでも相当な混雑具合です。もっとも混雑するといわれる路線の1つである大阪メトロ御堂筋線では、車内はぎゅうぎゅう詰めになり息をするのも大変な状況となります。

自宅で仕事ができるフリーランスやリモートワーカーの方であれば問題ありませんが、それ以外の方は、かなりの通勤ラッシュがあることを想定しておいた方がよいでしょう。また、どうしても通勤ラッシュを回避したいのであれば、始発駅に住むのがおすすめです。

エリアによっては大阪市内と同等の家賃がかかる

大阪近郊ベッドタウンの中には、大阪市と同等の家賃がかかるエリアがあることもデメリットといえます。移住の目的として生活コストを下げることが挙げられますが、人気のエリアであれば大阪市内と家賃が変わらないか、場所によっては高くなってしまうところもあるくらいです。

特に、ベッドタウンとして人気なのが「吹田市」「豊中市」「箕面市」などの北摂エリアで、「移住者におすすめの住みやすいエリア」としてまず挙げられるほど人気があります。そのような人気エリアの駅前ともなれば、大阪市内と家賃は変わらないため注意しましょう。

工業地帯エリアは騒音や大気汚染が発生することがある

大阪近郊のベッドタウンでも、住む場所によっては騒音や大気汚染が発生することがあるのもデメリットの1つです。

関西国際空港以北の大阪湾臨海地域は、工業地帯となっているため住む場所によっては大気汚染が発生しやすい環境といえます。臨海地域近くの幹線道路には大型トラックも多いため騒音にも注意が必要です。また、内陸部であっても東大阪市の一部や八尾市の一部などは工場が多く、特に府道2号(大阪中央環状線)は交通量も多いため、あまり空気環境がよいとはいえないかもしれません。

大阪府下には住環境に適したエリアがあるのと同時に、臨海地域をはじめ工場が多いエリアも複数あるため、落ち着いた環境で暮らしたい方は、移住前に周辺の住環境をしっかりリサーチしておきましょう。

大阪近郊ベッドタウンの選び方

大阪府の地図の様子

ここからは、失敗しない大阪近郊ベッドタウンの選び方を解説していきます!多種多様な特徴を備えた街が多い大阪府で、移住先選びはとても大切です。それぞれのニーズに合わせて間違いのないエリアを選びましょう。

職場までのアクセスが良い路線を選ぶ

大阪市内に向かう電車は通勤ラッシュが激しいため、少しでも負担を減らすためなるべく職場までのアクセスが良い路線を選ぶことが重要です。職場まで乗り換えが発生するようなエリアだと毎日の通勤がかなり負担となります。

大阪府下のほとんどの路線が、大阪駅(梅田駅)やなんば駅などのターミナル駅に直結しているため、なるべく電車一本で通勤できるエリアを優先して移住先を検討しましょう。

子育てをする場合は環境がよく治安の良いエリアを選ぶ

子育てをする場合は、郊外の環境や治安の良いエリアから選ぶことをおすすめします。住むエリアが繁華街に近すぎると、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があるため注意してください。

自然体験を重視した子育てであれば、箕面市・豊能町・河内長野市などの山に近い場所か、岬町などの海に近い場所がいいかもしれません。また、学業を重視した子育てをするなら、大阪大学や関西大学がある吹田市や、京都・大阪どちらにもアクセスしやすい高槻市もおすすめです。

いずれの場合も、子育てにおいてはまず治安や住環境の良いエリアを選ぶことが、移住成功の秘訣といえそうです。

趣味などのライフスタイルに合ったエリアを選ぶ

没頭したい趣味などのライフスタイルがあれば、それが叶うエリアを選ぶことも重要といえます。本格的な山でのアクティビティが趣味であれば、能勢町・豊能町がおすすめで、海で釣りやヨットなどを楽しみたいのなら岬町がおすすめです。関西は歴史スポットが多く、文化や歴史遺産に触れるのが趣味の方は、京都にアクセスしやすい高槻市や枚方市、奈良にアクセスしやすい東大阪市などが候補の1つになるでしょう。

大阪近郊のベッドタウンには、幅広い趣味などのライフスタイルに合ったエリアが多数あるため、ぜひそのようなエリアへの移住も検討してみてください。

大阪近郊ベッドタウンおすすめエリア5選

JR高槻駅・南口駅前風景の様子

お待たせしました!ここからは、大阪近郊ベッドタウンで絶対外すことのできないおすすめのエリアを5つ紹介します!

今回紹介するのは、特に個性ある人気の高い街ばかりです。街の特徴をあわせて紹介していくので、移住先候補としてぜひご覧ください!

大阪大学や広大な万博記念公園がある人気の街!大阪府吹田市

最初に紹介するのは、常に大阪府内でも住みたい街の上位にランクインする大人気の街「吹田市」です!大阪大学・大阪大学医学部付属病院があり、万博記念公園という緑あふれる広大な公園もあることから、ファミリー世帯に圧倒的な人気を誇ります。万博記念公園内には「ららぽーとエキスポシティ」という水族館や映画館がある日本最大級の大型ショッピングモールもあるため、休日のお出かけにも最適です。さらに、日本で3か所しかないケンタッキーフライドチキン食べ放題のお店もあります。

JR吹田駅から大阪市の中心である大阪駅へ、わずか9分という利便性の高さも魅力です。学業・住環境・利便性といった移住先に求められるすべてを高い水準で兼ね備える吹田市は、大阪近郊ベッドタウンへの移住で検討すべきエリアの筆頭といえるでしょう。

大阪・京都両方に通勤可能な近年大注目の街!大阪府高槻市

続いて、生活利便性の高さにおいて他の追随を許さない近年大注目の「高槻市」を紹介します!高槻市は大阪市と京都市のちょうど中間地点に位置し、JR京都線と阪急京都線の2路線を利用でき、JRの新快速を使えば15分程度で大阪駅と京都駅の両方へアクセスできることから、近年人気が急上昇しています。

大阪・京都の両方へ通勤・通学でき、駅前には「松坂屋高槻店」や「高槻阪急」といった百貨店があるため普段の生活に困ることもありません。市域北側は山が近く、「摂津峡」というハイキング・キャンプ・BBQや川遊びができる自然豊かな観光スポットもあるため、気軽に自然に触れ合えることも強みといえるでしょう。

吹田市と同様に高い人気を誇る高槻市も、絶対に外せない大阪近郊ベッドタウンとしておすすめです!

大阪メトロの始発駅があるため通勤も快適!大阪府守口市

大阪市内への通勤ラッシュがどうしても苦手という方には、大阪メトロ谷町線の始発駅がある「守口市」をおすすめします!

守口市は大阪市の北東部に隣接し、大阪メトロ谷町線の始発駅「大日駅」があるため、大阪市の中心地である梅田への通勤ラッシュでも必ず座れることが最大の強みといえるでしょう。梅田にはそれぞれ「梅田駅」「西梅田駅」「東梅田駅」の3駅があり、大阪メトロ谷町線は東梅田駅を通り、大阪市南部のターミナル駅である「天王寺駅」へも直結している使い勝手のよい路線です。大日駅から東梅田駅への所要時間も18分であるため、座れることも含めて通勤が苦になることはありません。

また、大日駅前には「イオンモール大日」があるため仕事帰りの買い物に立ち寄れる利便性の高さも特徴です。さらに大日駅は大阪モノレールにも接続しているため、吹田市の「万博記念公園」や豊中市の「大阪国際空港(伊丹空港)」へも乗り換えなしでアクセスできるのもおすすめポイントといえます。

大阪市内への通勤でも確実に座りたい方は、守口市を第一候補にしてみてはいかがでしょうか?

山の自然と滝や紅葉が有名な高級住宅地!大阪府箕面市

次は、自然に近く落ち着いた住環境の中で生活したい方に向けて「箕面市」を紹介します!大阪でも有数の景勝地とされる箕面公園には、日本の滝百選の1つ「箕面大滝」や紅葉スポットが非常に有名で、別荘地として利用されていたことから現在もブランド力のある高級住宅地が市内に複数存在します。関西で活躍する有名人・芸能人が数多く住んでいることもあり、箕面市に住むことが一種のステータスシンボルといえるくらいです。

また、2023年度末には大阪メトロ御堂筋線に相互乗り入れしている「北大阪急行」が、箕面市まで延伸・開業することからさらに人気が高まっています。これにより、箕面市から新大阪駅・梅田駅・なんば駅などの各ターミナル駅へ、乗り換えなしで直接アクセスできるようになるため、通勤・通学・買い物など生活利便性が一気に高まるでしょう。

自然に近く、落ち着いた高級住宅地で優雅な暮らしを送りたい方は、「箕面市」移住がおすすめです!

海の多様なレジャーを楽しめる大阪最南端の街!大阪府泉南郡岬町

海を眺めてのんびりした生活を送り、多様なレジャーを通じた自然体験がしたい方は「泉南郡岬町」に移住しましょう!「岬町」は大阪府最南端に位置する、海と山に挟まれたのどかな街です。自然環境がとても豊かで、有名な海釣りスポットやヨット体験・海水浴など、大阪府内でもっとも海のレジャーが楽しめるエリアといえます。

南海本線を利用して、みさき公園駅からなんば駅まで50分とやや距離はありますが、大阪ではここでしか味わえない美しい景色が楽しめるため、移住する価値は十分にあるといえるでしょう。特筆すべきなのが、岬町は大阪府内でもっとも家賃相場や地価が安い街の1つとして、生活コストを大幅に下げることが可能な点です。岬町であれば生活コストを下げ、ゆとりある生活が送れることも強みといえます。

また、自然体験を重視したい子育て世帯の方にもおすすめです。「大阪府立 青少年海洋センター」や「オリエント牧場」といった自然や動物に触れ合えるスポットが身近にあることで、感受性豊かな子育てができるでしょう。

大阪近郊ベッドタウンの魅力を知って移住しよう

街並みの様子

大阪近郊には、利便性や生活環境・自然環境など移住希望者のたくさんのニーズに応えられる、多種多様な魅力あふれるベッドタウンが数多く存在します。大阪への移住を検討する際に、ぜひ今回紹介した大阪近郊のベッドタウンも候補に入れ、最高の移住を実現させましょう!

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