移住コラム

移住先の決め方5選!移住を失敗しないためのポイントも解説!

地方移住に興味はあるけれど、移住先をどう決めればいいのかわからない、候補地が多くて迷ってしまうという方もいるかもしれません。自然溢れる地域がいい、趣味に力を入れたいなど、とりあえずのイメージはあっても、そこからの絞り込み方は悩みの種でしょう。

そこでこの記事では、さまざまな視点からの移住先の決め方に加え、移住を失敗しないポイントについても取り上げました。移住先選びは、移住プロセスの第一歩でもありとても重要です。理想の移住先を見つけたい方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください!

移住先の決め方5選

博多区住吉エリアの光景の様子

移住先を決める際には、次の5つの視点に立ってみると選びやすくなります。自分が最も優先したい視点が何なのかを見極めていきましょう!

移住目的を明確にする

まずは、「移住の目的」を明確にすることから始めましょう。憧れだけで、なんとなく地方移住を検討していませんか?しかし、原点に立ち返り、「自分は何を目的に移住するのか?」をもう一度問いかけてみてください。ここがクリアになっていなければ移住までのプロセスで躓くことになってしまいますうので、このステップは大切です。

明確な目的があるとモチベーションになるうえに、移住までにやるべきことが決まるので行動しやすくなります。

起業したい、海の近くに住んでサーフィンを楽しみたい、子どもを自然の中でのびのび育てたい……など、移住先で叶えたい目標を言語化しておくといいでしょう。

やりたいことを実現できる場所を選ぶ

趣味を存分に楽しみたい、農業を始めてみたいなど、やりたいことがあるのなら移住先でぜひ叶えましょう!ウィンタースポーツが好きなら雪国、登山を楽しみたいのなら山の多い地域……のように、やりたいことを実現できる場所を探せば自然と候補地は絞られてきます。

また、移住を機に農業や起業をしてみたいのであれば、就農・起業支援制度が充実している自治体を選ぶのも良案です。学びの場や支援金制度が設けられていることが多いので、新たなことにチャレンジする不安をやわらげてくれるでしょう。

移住支援が充実している自治体を選ぶ

やりたいことが特に決まっていない場合は、移住支援が充実している自治体から選んでみるのはどうでしょうか?移住支援制度が整っている自治体は、移住者の受け入れを積極的に行っているということです。住みやすさを重視しているのはもちろん、移住後のサポートにも期待できるでしょう。

移住支援制度は内容や利用条件などが自治体によって異なるので、各自治体のホームページなどであらかじめチェックしておいてください。

移住者の多い地域を選ぶ

迷ったら、移住者の多い地域に絞ってみましょう。交通や買い物の便に優れている、気候が良い、子育て環境が整っているなど、移住者が多いということはそれだけ人気を集める理由が豊富だからです。

移住者同士のコミュニティが充実していることも多く、先輩移住者から移住生活へのアドバイスも得られるでしょう。また、移住支援制度が手厚い傾向にもあります。

自治体が運営する移住者向けのサイトには、移住者のインタビューを掲載していることが多いので、ぜひチェックしてみてください。

仕事で選ぶ

リモートワークをしている方には当てはまりませんが、そうでない方は移住を検討するうえで仕事のことも考えなければなりません。該当地域の仕事・求人情報はあらかじめチェックしておきましょう。

農業・漁業、カフェを開くなど、移住先で新たにやりたい仕事や取り組みがある場合は、就農・起業支援制度が整っている自治体を選ぶのがベターです。
(「やりたいことを実現できる場所を選ぶ」を参照)

また、「地域おこし協力隊」の一員になれば、地域おこしに貢献しながら最低限の収入も確保できます。やりたいことはまだ決まっていないけれどとにかく移住したい場合は、検討してみてもいいでしょう。

移住を失敗しないためのポイント

ポイントを示す若いビジネスウーマンの様子

思い描く暮らしを実現するには、移住前の積極的な情報収集と行動力が重要です。ここからは、移住を失敗しないためのポイントを5つ紹介します。

家族全員が納得できるまで話し合う

家族で移住するのなら、家族全員が納得できる移住先を選ぶことが重要です。利便性を重視するのか、それよりも大自然に囲まれて暮らしたいのか、また学校や病院へのアクセスはどうか……など、移住後に不満が出ないよう、家族全員が納得できるまで話し合って移住先を決めましょう。

プチ移住をしてみてイメージとギャップがないか確認する

いざ移住してみたら思っていたのと違った……という失敗はしたくないものですね。移住先の雰囲気を掴むには、試しにプチ移住をして現地の空気感を体感するのが一番です。

自治体の中には、空き家での試住や移住体験ツアーなどを組み込んだ「お試し移住」制度を取り入れているところもあります。候補地にお試し移住制度があれば必ず利用しましょう。

また、できるなら季節ごとの現地滞在をおすすめします。これは、例えば雪国エリアを夏に訪れて気に入り、移住を決断したけれど、冬の積雪と寒さに耐えられずに都会へ帰ってしまった、というような失敗を防ぐためです。可能な限り現地に足を運び、イメージと現実とのギャップがないかを確認しましょう。

子どもがいる場合は学校が通いやすいか確認する

お子さんがいる場合は、学校へのアクセスも考慮すべき重要な点です。小・中・高・大学などの学校の位置と合わせ、通学手段も必ず確認しておきましょう。都会に比べ地方は交通機関が発達しておらず、電車やバスが1時間に1本以下ということもあり得ます。お子さんの負担にならない通学圏内を意識し、居住エリアを絞っていくといいですね。

もしものときに備え医療機関の場所を確認する

重要なのに確認を忘れがちなのが、医療機関の位置とアクセス方法です。新たな土地で万が一のことがあった場合、医療機関の情報がなければとても心細く感じます。医療機関の位置とともに、車・公共交通機関でのアクセス方法を必ず調べておいてください。総合病院などの大病院までは、最低でも1時間以内くらいにアクセスできればいいですね。

スタイルチャットで相談する

ここまで読んでもまだ決められない!という方は、その道のプロに相談してみましょう!一人であれこれ悩んで時間を浪費するよりも、専門家のアドバイスに従った方が効率的に進められます。

移住style」では、移住情報からおすすめの物件情報まで、一人ひとりに合わせた移住プランを提案可能です。無料LINE相談窓口スタイルチャット」もあるので、何から考えたらいいのかわからない場合でも気軽に相談してみましょう!

納得できる移住先を見つけよう

沖縄の美しい海で寛ぐ男性の様子

見知らぬ土地への移住を考えると、ワクワクする反面、不安にも感じてしまいますね。そんな時は、この記事で紹介したポイントを参考に、移住先に求める項目に優先順位を付けて考えてみてください。迷ったときは、「自分がなぜ移住したいのか」を考えれば自ずと答えが見えてきます。この記事が、納得できる移住先を見つける手助けになれば幸いです。

※内容は2023年10月執筆時のものです。

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