移住コラム

【福島県】復興が加速するフロンティア・浪江町へ移住!住みたい田舎ランキング総合・若者/単身者部門1位の快挙

福島県浪江町は、記憶に新しい東日本大震災や福島第一原発事故により、一時は全町避難を余儀なくされました。しかし、2017年3月より段階的に避難指示が解除されたことで少しずつ町に人が戻り、安全性が担保されながら現在進行形で復興が進む、注目の移住先となっているのです。

現在の福島県浪江町は、甚大な被害を受けたあとゼロからのスタートとなったことで、大きな発展の可能性を秘めた活気のある町に生まれ変わりつつあります。なんと、勢いそのままに、宝島社発行の月刊誌『田舎暮らしの本』2月号の「2024年版 住みたい田舎ベストランキング」人口1万人未満の町総合1位、若者世代・単身者部門1位という快挙を成し遂げたのです。町民のおよそ1/3以上が、町を盛り上げようとする震災後の移住者であることから、新たなチャレンジに満ちあふれた「フロンティア」と呼べるかもしれません。

今回は、福島県浪江町移住の魅力やメリット、利用できる補助金・支援金・サービス、おすすめエリアを紹介します!

ぜひあなたも、無限の可能性を秘めた福島県浪江町へ移住して、新たなチャレンジを通じ最高の移住体験をしましょう!

福島県浪江町移住の魅力/メリット3選

請戸漁港の様子

まずは、福島県浪江町移住の魅力やメリットを3つ紹介します!震災からの復興がすごい勢いで進み、今まさに生まれ変わりつつある福島県浪江町の魅力とはどのようなものでしょうか?ぜひご覧ください。

震災からの復興が進み新たなチャレンジをしたい移住者が増え人口の1/3を占める

震災からの復興が進み、新たなチャレンジをしたい移住者が増え続け、町の人口のおよそ1/3以上を占めていることが福島県浪江町移住の大きな魅力・メリットといえるでしょう。

福島県浪江町は震災以前、人口約2.1万人の農業や漁業が盛んな町でした。しかし、震災による原発事故により全町避難を余儀なくされ、町の人口は一度ゼロ人となります。その後、2017年3月から段階的に避難指示が解除され、少しずつ人が戻ってきたのです。

2024年現在の住民数(実際に居住している人口)は約2,100人ではあるものの、震災前から居住していた帰還者は約1,300人にとどまり、残りは転勤などによる転入者または移住者などの新しい住民といわれています。実に1/3以上を占めるこれらの人々の多くが、ゼロベースからの復興を自らのチャレンジの機会とも捉え、移住者同士が連携しながら復興に尽力しているのです。実際に、町からのバックアップや支援のもと移住者が開業した飲食店や美容室など、福島県浪江町には新しい風が吹き続け、どんどん移住者が増えています。

また、個人の移住者による起業だけでなく産業復興の動きも加速し、世界最大級の水素製造施設の整備や、トヨタや日産、東芝などの企業の誘致にも成功するなど、今まさに駆け足で復興の階段を登っていることにも注目です。

もし、移住を機に新しいことへチャレンジしたいのであれば、復興が進み転入者や移住者が人口の1/3以上を占める福島県浪江町は、これ以上ない最高の移住先といえるのではないでしょうか?

「住みたい田舎ベストランキング」1万人未満の町総合部門・若者 単身者部門1位の活気と勢いある街

宝島社発行の月刊誌『田舎暮らしの本』2月号の「2024年版 住みたい田舎ベストランキング」人口1万人未満の町総合1位、若者世代・単身者部門1位にえらばれた、活気と勢いあふれる街であることも、福島県浪江町移住の魅力・メリットといえるでしょう。

福島県浪江町は復興が急ピッチで進む「フロンティア」として、町全体で積極的に移住者や新たな企業を誘致し、その呼びかけに応じて若者世代や単身者世代を中心にどんどん移住しています。若い人たちが多数移住することにより活気と勢いが生まれ、さらなる好循環を生み出していることはいうまでもありません。「2024年版 住みたい田舎ベストランキング」若者世代・単身者部門1位という結果は、かつての震災被害から脱却しようとする福島県浪江町にさらなる希望をもたらし、よりいっそう注目を集めるはずです。

まだまだ震災の爪痕は残っているものの、新しい移住者をはじめとする多くの方たちの尽力により活気と勢いを取り戻した福島県浪江町は、とくに若者世代・単身者世代にとって、魅力あふれる移住先といえるでしょう。

県内有数の好漁場を有し新鮮な海の幸を楽しめる

福島県浪江町は県内有数の好漁場を有しており、新鮮な海の幸を楽しめることも移住の魅力やメリットといえるでしょう。浪江町をふくむ福島県の魚は、「常磐もの」と呼ばれブランド価値が非常に高いものです。唯一の漁港である請戸漁港では大きなヒラメやカレイ・シラスなどが水揚げされ、どれも特産品として高い品質を誇ります。とれたての新鮮な魚介類は水産加工会社が営む直売所で安価に購入でき、常に人でにぎわっていることから、移住の際に必ず立ち寄りたいスポットといえるでしょう。

原発事故による風評被害を気にする方がいることは事実ですが、すべてモニタリングし安全性が確認されているため、まったく心配はいりません。ぜひ、福島県浪江町移住の際は、新鮮な「常磐もの」をおもいっきり楽しんでみてはいかがでしょうか?

福島県浪江町移住の際に利用できる補助金・支援金、サービス

浪江町役場の様子

つづいて、福島県浪江町移住の際に利用できる補助金・支援金、サービスを紹介します!これらの制度を活用し、少しでもお得に移住を叶えましょう。

30日間2万円で利用可能!「移住検討者お試し宿泊事業」

福島県浪江町では、移住を検討している方が町内の住居や仕事を探したり、気候風土などを体験したりするための長期お試し宿泊を実施しています。浪江町公共宿泊施設「福島いこいの村なみえ」を、最長30日間・定額2万円で利用できるかなりお得なサービスです。

利用料金の安さとともに、宿泊施設のためレストランやサウナ・大浴場などもあることが大きなメリットといえ、何かと忙しい現地視察の疲れも簡単に癒せそうですね。福島県浪江町移住へ向けた現地視察の際は、ぜひ利用しましょう。

詳細は、下記リンク先を参照してください。

参考:【移住検討者向け】お試し暮らししませんか
参考:いこいの村なみえ 公式ホームページ

賃貸住宅の家賃を月最大4万円補助!「浪江町移住者向け住宅支援事業」

移住・定住者の誘致をさらに促進するため、町内不動産会社が管理する賃貸物件に入居する際の家賃の一部を補助する移住支援事業です。最長24か月・月額最大40,000円を補助してもらえるため、経済的な負担が減り充実した移住生活が送れるでしょう。

福島県浪江町への転勤等をのぞく移住者であり、相双地方にて就業または起業する人や5年以上の定住意思を有する人であることなどが要件となります。家賃補助の詳細やその他の要件は下記のリンク先を参照し、該当する方はぜひ申請しましょう。

参考:【移住者向け】家賃を補助します

18歳まで医療費無料!「子ども医療費助成制度」

福島県浪江町での子育て支援の一環として、0歳から18歳までの子どもにかかる医療費を助成し、保険診療の窓口負担がゼロとなる「子ども医療費助成制度」を実施しています。

各自治体に子ども医療費助成制度はありますが、多くの自治体が15歳(中学3年生)までであるのに対し、福島県浪江町では18歳まで対象となっていることが特徴です。事前の申請が必要なため、18歳未満の子どもを帯同した移住の場合はぜひ申請しましょう。

参考:子ども医療費助成制度

福島県浪江町移住でおすすめのエリア3選

復興とは名ばかりの福島県・浪江駅の様子

ここからは、福島県浪江町移住でおすすめのエリアを3つ紹介します!今回おすすめするのは、復興が加速する中心地・役場や道の駅があるエリア・緑豊かな高速IC周辺の3つです。理想のライフスタイル実現のため、ぜひ参考にしてください。

新たな施設やお店が誕生し続ける中心地「JR浪江駅」周辺エリア

最初におすすめするのは、新たな施設やお店が誕生し続ける福島県浪江町の中心地、「JR浪江駅」周辺エリアです!JR浪江駅周辺はかつての中心地としての活気を取り戻すべく、さまざまな取組がおこなわれています。2021年に制定された「浪江駅周辺グランドデザイン基本計画」により、日本を代表する著名な建築家・隈研吾氏がデザインした、新駅舎をふくむ周辺の町並みが5年計画で完成に向けて進み、着実に生まれ変わりつつあるのです。

2024年現在も、若い移住者を中心に起業した数々のお店や地域スポーツセンター、起業家や事業者の成長を支えるコミュニティセンター「ナミエシンカ」といった新たな施設が続々とオープンしています。もちろん、コンビニ・飲食店・銀行、少し歩けばスーパーもあることから、他の街と変わらない日常生活が送れるでしょう。

今後、目まぐるしく発展することが期待されるJR浪江駅周辺エリアは、そこに住まう人々とともに、強固な絆で結ばれた素敵な移住生活が送れそうですね。

浪江町役場や復興のシンボル「道の駅 なみえ」がある「幾世橋」周辺エリア

中心地であるJR浪江駅から東に位置し、浪江町役場や復興のシンボルといわれる「道の駅 なみえ」がある「幾世橋」周辺エリアもおすすめです!幾世橋周辺エリアには、浪江町役場以外にも2018年に新たに開校した小・中学校、総合診療所といった暮らしにおいて重要な施設が集まっており、JR浪江駅周辺エリアに次ぐ「第2の拠点」といえるかもしれません。

2020年に復興のシンボルとして大々的にオープンした「道の駅 なみえ」や、同敷地内にあるポケモンのキャラクターが遊具になった「ラッキー公園 in なみえまち」など、小さな子どもに嬉しい施設も充実しています。また、福島県浪江町唯一のスーパーである「イオン浪江店」もあり、役場や総合診療所とあわせ日常生活に便利なことも大きなメリットです。

「幾世橋」周辺エリアは、新しく開校した小・中学校や総合診療所などもあることから、ファミリー世代の方を中心に強くおすすめできるエリアといえそうですね。

遠出に便利で緑豊かな山に近い「浪江IC」周辺エリア

3つめのおすすめエリアは、遠出に便利で緑豊かな山に近い「浪江IC」周辺エリアです!常磐自動車道・浪江IC周辺は田園風景が広がっており、福島県浪江町でのんびりとした移住生活を送りたい人に最適な場所といえます。もちろん、高速インターチェンジを利用して近隣の大都市である宮城県仙台市をはじめ各地へ気軽に遠出が可能なため、アクティブに移動したい方にもおすすめといえるでしょう。

また、浪江ICの近くを流れる請戸川にはアユやイワナといった魚が生息し、野鳥も数多く飛来します。豊かな自然に囲まれてのんびりとした生活を送りたい方は、「浪江IC」周辺エリアを移住候補地にしてみてはいかがでしょうか?

移住の相談窓口スタイルチャットで相談する

スマホを見て考える男性ビジネスマンの様子

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参考:何でも聞ける、移住の相談窓口「スタイルチャット」

福島県浪江町の魅力を知って移住を検討しよう

美しい青空と白い雲の様子

福島県浪江町は、東日本大震災や福島第一原発事故により余儀なくされた全町避難が解除され、現在は復興が進み若い世代を中心にどんどん移住者が増えています。「2024年版 住みたい田舎ランキング」人口1万人未満の町総合1位、若者世代・単身者部門1位という結果が、その活気や勢いを物語っているのです。今後さらに加速する町の復興や発展から、ますます目が離せない注目の移住先といえそうですね。

福島県浪江町の魅力を知って、ぜひあなたも移住を検討しましょう!

※内容は2024年1月執筆時のものです。

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