移住コラム

キャンプを手軽に楽しめる移住先9選!キャンプ場の近くに住む魅力と選び方

「思い立ったときにキャンプを楽しめる場所に住みたい」、この記事をご覧の皆さんは、このような願望を抱いていませんか?

そんな方はキャンプ場の近くに住むのがおすすめです。「明日行きたい!」と急に思い立った時でも、手軽にキャンプを楽しめます。また、リモートワークで働いている人は、キャンプ場で自然に囲まれながら仕事をすることも可能です。

今回は、キャンプを手軽に楽しめる場所に住みたい方に向けて、キャンプ場の近くに住む魅力おすすめの移住先を紹介します。各移住先の特徴や移住支援制度についても詳しく解説するので、参考にしてみてください。

キャンプ場の近くに住む魅力

キャンプ場の近くに住む魅力といえば、やはりキャンプを手軽に楽しめることです。

平日の夜や休日など、「キャンプをしたい」といつでもキャンプをすることができます。また、リモートワークができる人はキャンプ場で寝泊まりしながら生活できます

負担を減らす意味でも、キャンプ場の近くに住むメリットは大きいです。キャンプ場から遠い地域に住んでいると、移動するだけで時間がかかり、途中で渋滞に巻き込まれる可能性もあるでしょう。ですが、キャンプ場の近くに住めば、移動にかかるお金や時間を減らすことができます。

ロケーション別!おすすめの移住先9選

一口にキャンプといっても、ロケーション(場所)によって楽しみ方は異なります。今回は、海・川・林間の3つのパターンに分けて、キャンプを手軽に楽しめる移住先を紹介します。

「キャンプでどんなことをしたいのか」を考えながら参考にしてみてください。

海キャンプができる移住先

海キャンプの魅力は、海水浴やサーフィン、シュノーケリングなどのマリンスポーツを手軽に楽しめること。また新鮮な魚介類も手に入りやすく、海鮮バーベキューも堪能できるでしょう。

今回は海を一望しながらキャンプができる、おすすめの移住先を3つ紹介します。

「和歌山県串本町」古い歴史と文化の残る町

漁業が盛んな地域として有名な串本町。街には魚市場が数多くあり、アオリイカやタイ、アジなどの魚が安価で手に入ります。1年を通じて温暖な気候にも恵まれており、春や夏だけでなく、秋や冬にもキャンプを楽しめるのも魅力です。

また、海には100種類以上のサンゴやエイなどの大型回遊魚類も生息し、南国のような景色が楽しめるダイビングスポットも点在しています。

町内には歴史ある神社や仏閣、民家などが今も残っており、昔ながらの懐かしい雰囲気も感じて過ごせるのも特徴です。

【串本町にあるキャンプ場】

  • 潮岬青少年の家:和歌山県東牟婁郡串本町潮岬669
  • 潮岬キャンプ場:和歌山県東牟婁郡串本町潮岬
  • 南紀串本リゾート大島:和歌山県東牟婁郡串本町樫野1035-6

参考:南紀串本観光ガイド「観光スポット」

「千葉県南房総市」都会へのアクセスの良さと大自然が魅力

南房総市は海と山に囲まれた環境でありながら、都会へのアクセスがよい地域です。

首都圏へは約95分、千葉市までは約70分と好アクセスなので二拠点居住に適した地域でもあります。海の近くの街でありながら、「大房岬自然公園」や「ガンコ山」などの緑豊かな場所があるのも魅力的です。

海岸には松の木が立ち並んでおり、木々の中で海を見ながらキャンプを楽しめます。

また、南房総市には約10個ほどのキャンプ場があり、設備が整っているのが特徴です。シャワーやトイレなどが完備されていたり、プールや足湯などが併設されていたりと、快適な環境でキャンプを楽しめます。

【南房総市にあるキャンプ場】

  • 南房総オレンジ村オートキャンプ場:千葉県南房総市千倉町久保1494
  • 根本マリンキャンプ場:千葉県南房総市白浜町根本無番地
  • 大房岬キャンプ場:千葉県南房総市富浦町多田良1212-29
  • 多田良北浜海岸キャンプ場:千葉県南房総市富浦町北浜海岸
  • みよしファミリーキャンプ場:千葉県南房総市千代4
  • コーラル*館山オートキャンプ場:千葉県館山市正木3959-1
  • 人魚の湯 オートキャンプ場 マリンサイド:千葉県館山市大賀85-1
  • THE CHIKURAUMI BASECAMP:千葉県南房総市白子2521-4
  • 南房総市大房岬自然の家キャンプ場:千葉県南房総市富浦町多田良1212-29

参考:南房総市観光協会「南房総でキャンプをしよう!」

「茨城県神栖市」充実した子育て支援や定住支援策でサポート

神栖市は様々なキャンプ場があることで知られています。

きれいなコテージの中で料理ができる場所から、浜辺でテントを張れる場所まであり、自分の好みに合わせてキャンプを楽しめます。また、年間を通して雨量が少なく、キャンプができる日が多いです。

そんな神栖市は、子育て・住まいの支援が充実しているのが特徴。市内には認定こども園や育児について相談できる子育てセンターが数多くあり、子どもを育てやすい環境が整っています。また、住宅取得費の一部として最大100万円を助成する取り組みを実施しており、費用を抑えて家を建てやすいです。

交通の便が良いのも神栖市に住むメリットです。東京駅へは高速バスで1時間半で訪れることができ、都会にお出かけもしたい方にもおすすめな地域だと言えます。

【神栖市にあるキャンプ場】

  • 神栖市営 日川浜オートキャンプ場:茨城県神栖市日川2036-124
  • Water Garden Resort キャンプ&マリーナ:茨城県神栖市日川3183-3
  • 波崎シーサイドキャンプ場:茨城県神栖市波崎1573
  • ARANAMIオートキャンプ場:茨城県神栖波崎荒波2552

参考:神栖市観光協会

川キャンプができる移住先

川遊びや滝めぐりができる川キャンプ。木陰があるおかげで開放的な海よりも涼しい環境でキャンプを楽しめます。また、キャンプと合わせて川釣りや渓流下り、カヌーなどができるのも魅力です。

ここでは、川キャンプが楽しめるおすすめの移住先を3つ紹介します。

「滋賀県甲賀市」京都・大阪・名古屋へのアクセス良好

滋賀県の東南部に位置する甲賀市。市内を野洲川周辺には河川敷でテントを張れるキャンプ場がたくさんあります。また、野洲川ではアユ釣りができることで有名です。鮎が釣れた際にはその場で焼いてBBQを楽しめるでしょう。

甲賀市は近隣の府県へのアクセスがいいことでも知られています。新名神高速道路のICが市内に3つあり、大阪や名古屋、近隣の京都へ1時間ほどで移動できます。自動車道だけでなく、鉄道も発達しており、市内には京都や名古屋へ通じるJR東海道線や奈良へ通じる近鉄奈良線が通っています。

川キャンプを楽しみつつ、たまには都会に出かけたい人におすすめの地域です。

【甲賀市にあるキャンプ場】

  • かもしかオートキャンプ場:滋賀県甲賀市土山町大河原1104
  • 信楽キャンプ 北欧ハウス:滋賀県甲賀市信楽町黄瀬2345-1信楽キャンプ北欧ハウス
  • 青土ダムエコーバレイ:滋賀県甲賀市土山町青土101-7
  • 大原ダムキャンプ場:滋賀県甲賀市甲賀町相模173-1
  • 甲南岩尾キャンプ場:滋賀県甲賀市甲南町杉谷3775-736
  • 水口スポーツの森キャンプ場:滋賀県甲賀市水口町北内貴230

参考:なっぷ「甲賀・信楽のキャンプ場」

「埼玉県飯能市」都会過ぎず田舎過ぎない

飯能市では、市内を流れる入間川の周辺にキャンプスポットが点在しています。入間川は山に囲まれた場所を通っているため、川と山の両方を楽しみながらキャンプができるのが特徴です。

そんな飯能市では里山暮らしができます。市内には昔ながらの日本家屋が数多くあり、畳や襖、囲炉裏などがある家に住めます。また、農業が盛んな地域であるため、道の駅などで新鮮な野菜を手軽に楽しめます。

飯能市の魅力は、田舎暮らしを満喫できるだけではありません。市内にある飯能駅は西武池袋線の始発駅となっており、池袋駅までは最短40分で訪れられます。通勤・通学にも最適で、不便のない暮らしができるでしょう。

【飯能市にあるキャンプ場】

  • ケニーズ・ファミリー・ビレッジ:埼玉県飯能市上名栗3196
  • 古民家ファミリービレッジ:埼玉県飯能市上名栗87
  • NaguriBase:埼玉県飯能市大字下名栗755-1
  • 喜多川キャンピングベース:埼玉県飯能市北川318-1
  • バーベキュースポット さつき:埼玉県飯能市下名栗115
  • ノーラ名栗:埼玉県飯能市下名栗607-1ノーラ名栗
  • レストハウス名栗:埼玉県飯能市下名栗771-1

参考:なっぷ「飯能のキャンプ場」

「兵庫県佐用町」豊かで美しい自然環境が整う町

全国名水百選の千種川が流れる佐用町。他の街と同じく、川沿いにキャンプができるスポットが点在しています。水質の良い千種川にはホタルやメダカが生息しており、様々な水性生物を見ながらキャンプを楽しめるでしょう。

さらに、佐用町は交通アクセスにも恵まれている地域です。JR姫新線や智頭急行を利用すれば、京都・大坂・神戸、周辺都市の岡山・鳥取も乗り換えなしで行けます。都市圏へのアクセス良好で、田舎過ぎないちょうどよい暮らしを送れるでしょう。

【佐用町にあるキャンプ場】

  • glaminka SAYO集落:兵庫県佐用郡佐用町若州568-1
  • おみね滝谷オートキャンプ村:兵庫県佐用郡佐用町奥海920-1
  • 南光自然観察村:兵庫県佐用郡佐用町船越222

参考:兵庫県佐用郡佐用町のキャンプ/オートキャンプ

林間キャンプができる移住先

林間キャンプは木々の中木陰でゆったりとした時間を過ごせるのが魅力です。「森の中で過ごしたい」という人におすすめできるキャンプスタイルです。

ここでは、森を満喫しながらキャンプができる、おすすめの移住先を3つ紹介します。

「群馬県沼田市」ほどよく便利な田舎で住みやすい

市域の約80%を森林で占めている沼田市は、自然に恵まれた地域です。テントを張ってキャンプができる「グリーンパークふきわれ」やコテージで過ごせる「星の降る森」など、様々なスタイルのキャンプ場があります。また、標高が高い場所にあるキャンプ場も多く、市内を一望しながら食事を楽しめます。

ウィンタースポーツが楽しめるのも沼田市の良さです。夏と冬の寒暖差が大きく、冬になると雪が多く降ります。そのため、市内にはスキー場が数多く存在し、スキーやスノーボードなども手軽に楽しめます。

都市へのアクセスも良好で、東京駅までは新幹線で最速66分。定住だけではなく、二拠点居住にも適しています。

参考:市のあらまし

【沼田市にあるキャンプ場】

  • 星の降る森:群馬県沼田市上発知町2543
  • グリーンパークふきわれ:群馬県沼田市利根町大楊1098
  • 皇海山キャンプフォレスト:群馬県沼田市利根町追貝2618

参考:沼田市観光協会「キャンプ」

「静岡県掛川市」東名高速道路のICありで都会へのアクセスもよい

掛川市には南部に「小笠山」、北部に「八高山」と「大尾山」があり、いずれもなだらかでトレッキングに最適な山々です。また、年間を通じて温暖な地域で、雪が降ることもほとんどありません。加えて、日照時間が長く、年間を通してキャンプを楽しみやすいです。

また掛川市は、都会へのアクセスがよいところも魅力の一つです。新幹線の停車駅である「掛川駅」や2つの東名ICがあるので、公共機関・自動車での行き来も容易となっています。

富士山静岡空港へは約35分で到着し、大阪や仙台、札幌などの都市へも手軽にアクセス可能です。田舎と都会のバランスを保ちながら移住生活を送れるでしょう。

【掛川市にあるキャンプ場】

  • ならここの里キャンプ場:静岡県掛川市居尻179番地
  • 炭焼の杜 明ヶ島キャンプ場:静岡県掛川市炭焼33-2
  • 天手古舞:静岡県掛川市炭焼221-1
  • 萩間キャンプ場:静岡県掛川市萩間
  • 大東温泉シートピア オートキャンプ場:静岡県掛川市国安2808-2

参考:Lager「掛川市のキャンプ場」

「北海道苫小牧市」札幌までは50分!新千歳空港も近く立地良好

苫小牧市は、鉄道や国道、高速自動車道など交通アクセスが整っており、様々な場所に出かけやすい地域です。北海道の県庁所在地である札幌市へはJR特急で50分(普通列車は70分)、空の玄関口である「新千歳空港」までは車で40分で到着します。

気候に関しては、夏は冷涼で、冬は晴れの日が多いのが特徴です。北海道では最も降雪量が少なく、雪のある生活に慣れていない人にとって、移住しやすいといえるでしょう。

また、苫小牧市付近のキャンプ場には、コンロやテントなどのBBQ用品の貸し出しに力を入れているところが多いため、初心者でも手軽にキャンプを楽しめます

【苫小牧市にあるキャンプ場】

  • オートリゾート苫小牧アルテン:北海道苫小牧市字樽前421-4
  • 苫小牧市青少年キャンプ場:北海道苫小牧市字樽前421-4

参考:hinata「大自然を1年中楽しめる!苫小牧近郊のキャンプ場6選」

キャンプ場を選ぶポイント

移住先を決めるときは、施設やサービスが充実しているかを確認してみましょう。
一口にキャンプ場と言っても、テントが張れる場所からバンガローやコテージなど建物の中で過ごせる場所まで様々です。また、トイレやお風呂、洗濯機などの施設の有無もキャンプ場によって異なります。

他にも、

  • キャンプの利用料金
  • 駐車スペース
  • 売店の有無
  • スタッフは常駐しているか

料金もキャンプ場によって異なるので、事前にホームページなどで確認しておきましょう。
特にトイレは、サイト内にないととても不便なので、有無は必ずチェックしておきましょう。

良さそうなキャンプ場が見つかったら、現地に足を運び実際にキャンプをしてみるのがおすすめです。「何度も行きたい!」と思えるキャンプ場が見つかれば、理想の移住先を見つけるのも容易になるでしょう。

移住でキャンプを身近にしよう

キャンプ場の近くに移住すれば、その日の天候や気分によってキャンプを手軽に楽しめるようになります。また、移動時間も短くなるので、海や川、森など自然の中で過ごせる時間も増えるでしょう。

移住は際しては住む環境が大きく変わるので、候補地の特徴や魅力を理解したうえで決断するのがおすすめです。「ネットの情報だけでは不安」という方は、移住体験やワーケーションを活用し、しばらく現地に住んでみると良いでしょう。

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