移住コラム

【山形県】海・山・里がそろう歴史ある城下町「鶴岡市」へ移住!暮らしの利便性も上々な評価の高い移住先!

道路に聳える鳥居

山形県庄内地方の中心に位置する鶴岡市(つるおかし)は、日本海、広大な庄内平野、そして信仰の山・出羽三山に囲まれた、自然と歴史が色濃く残る移住先です。かつては庄内藩の城下町として発展してきた歴史に加え、現在もなお庄内地方の中心都市として人口約11万人を有し、「ユネスコ食文化創造都市」に日本で初めて選ばれた“食のまち”としても知られています。

豊かな自然環境のなか、文化やグルメに加えて便利な暮らしも大切にしたい方にとって、鶴岡市は非常に魅力的な移住先といえるでしょう。

今回は、山形県鶴岡市移住の魅力やメリット・デメリット、利用できる各種移住支援、おすすめエリアを中心に、その暮らしやすさを詳しく紹介します!

移住先としても評価の高い山形県鶴岡市へ、ぜひ移住を検討しましょう!

山形県鶴岡市の魅力/メリット3選

森の中に聳え立つ五重塔
まずは、山形県鶴岡市の魅力・メリットを3つ紹介します!自然と歴史、発展した市街地が融合する超おすすめの移住先です。まずはこちらをご覧ください!

広大な庄内平野や日本海・出羽三山など充実した自然環境

鶴岡市の最大の魅力は、市域のなかに「山・海・田園」という異なる自然環境がすべてそろっている点です。市の東側には、羽黒山(はぐろさん)・月山(がっさん)・湯殿山(ゆどのさん)からなる「出羽三山」が連なり、西側には日本海、そしてその間には日本有数の穀倉地帯である庄内平野が広がっています。自然のコントラストが非常にはっきりしており、日常のなかで四季の変化を強く感じられる環境といえるでしょう。

日本海沿岸には透明度の高いビーチが点在し、夏には海水浴も楽しめます。なかでも、温泉地として知られる「湯野浜」“サーフィン発祥の地”ともいわれ、江戸時代の1821年にその歴史がさかのぼるから驚きです。現在でもサーフスポットとして人気があり、全国からサーファーが訪れています。

また、ラムサール条約湿地に登録されている「大山上池・下池」など、希少な自然環境も身近です。こうした自然環境も評価され、宝島社『田舎暮らしの本』2月号「2025年版 住みたい田舎ベストランキング」では、鶴岡市が人口10万人以上20万人未満のまち部門で総合5位にランクインし、東日本ではトップの評価を受けました。自然環境重視の移住を検討している方にとって、非常に説得力のある結果といえそうですね。

3つの日本遺産を有する庄内藩の城下町であり庄内地方の中心都市

鶴岡市は、「出羽三山」「サムライゆかりのシルク」「北前船寄港地」という3つの日本遺産を有する、全国的にも非常に珍しい都市です。街全体に歴史と文化が息づいており、日常生活のなかで自然と歴史を感じられるのは、大きな魅力といえます。

なかでも、信仰の山として知られる「出羽三山」は、鶴岡市を語るうえで欠かせない存在です。羽黒山の杉並木は、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」において最高評価の三つ星を獲得しており、その荘厳な景観は国内外から高い評価を受けています。

近代に入ると、旧庄内藩士たちが中心となり養蚕による産業振興がおこなわれました。その歴史を今に伝える「松ヶ岡開墾場」は、日本遺産「サムライゆかりのシルク」を象徴する貴重な史跡です。さらに、江戸時代には北前船の寄港地として栄え、物流と文化の要衝として発展してきた歴史もあります。

こうした背景のもと、鶴岡市は過去から現在に至るまで、庄内地方の中心都市としての重要な役割を担い続けてきました。歴史ある城下町としての落ち着きと、中心都市としての利便性をあわせもつ鶴岡市は、多くの方にとって暮らしやすさを実感できる移住先といえるでしょう。

日本で最初に「ユネスコ食文化創造都市」に選ばれた“グルメのまち”

鶴岡市は、2014年に日本で初めて「ユネスコ食文化創造都市」に選ばれたことで、一躍注目を集めました。この認定は、単にグルメが豊富というだけでなく、地域全体で在来作物の保存や伝統食の継承に取り組んできた姿勢が評価されたものです。

市域の広さを活かし、2,000m級の山々から採れる山菜、日本有数の穀倉地帯である庄内平野の米をはじめとする農作物、日本海で水揚げされる約130種類もの旬の地魚など、鶴岡市の食文化はバリエーションに富んでいます。海・山・里、それぞれの自然が織りなす食材が、独自の食文化を形成してきました。

具体的には、桜マスのあんかけ鮭のみそ粕漬け冬至かぼちゃだだちゃ豆など、ここでしか味わえない郷土料理が数多く存在します。日々の食事が豊かになることは、移住後の満足度を大きく左右する要素の1つです。日本古来の健康的な食を大切にした、“丁寧な暮らし”を送りたい方にとって、鶴岡市は非常に相性のよい移住先といえそうですね。

山形県鶴岡市のデメリット3選

広がる雪原の奥に大きな雪山が聳える風景
つづいて、山形県鶴岡市のデメリットも3つ紹介します!どのような移住先でも、少なからずデメリットはあるものです。こちらもあわせてご覧ください!

夏は蒸し暑くなりやすい高温多湿な気候条件

鶴岡市は、南東からの季節風により夏は蒸し暑くなりやすく、湿度も高い“高温多湿”な気候条件といわれています。8月の平均最高気温は29.9℃と東京の31.3℃と比較して涼しいものの、東北地方=夏も涼しいといったイメージに必ずしも当てはまるわけではありません。

毎年全国的に夏の暑さが厳しくなってきているなかで、鶴岡市も他の移住先と同様に夏は意外と蒸し暑いことを、事前に知っておきましょう。

山間部を中心に雪が積もるため対策が必要

真夏は蒸し暑くなりやすい一方で、冬場は山間部を中心に雪が積もるため対策が必要です。沿岸部や市街地ではそれほどではないものの、山間部の一部地域(旧羽黒町・旧櫛引町)は特別豪雪地帯に指定されています。

そのため、移住の際に車は冬用タイヤの着用が必須で、住む場所によっては雪かきや雪下ろしなども必要です。夏は暑く冬は雪が積もる鶴岡市は、いい意味で四季のうつろいがはっきりしており、季節ごとの風情を強く感じられる移住先といえるかもしれませんね。

中心市街地は便利だが不自由なく暮らすには車が必要

鶴岡市の中心市街地は便利であるものの、日常生活を不自由なく暮らすにはやはり車が必要です。JR路線の他、庄内交通の路線バスや市営バスなどが運行されているものの、本数や行き先は限られています。

車を所有するとなると維持費が気になるものですが、月極駐車場料金の平均相場は6,000円程度と安いため、それほど大きな負担にはなりません。移住生活を思いっきり楽しむためにも、ぜひ車を所有しておきましょう。

山形県鶴岡市移住の際に利用できる補助金・支援金、サービス

水の溜まったお城の堀
ここからは、山形県鶴岡市移住の際に利用できる補助金・支援金、サービスを紹介します!各種支援の他、特産品のプレゼントといったユニークな支援にも注目です。ぜひこれらの支援を活用しましょう!

東京圏からの移住者に最大100万円以上!「移住支援金事業」

東京23区在住者、または通勤者の方が鶴岡市へ移住し、就業・起業・テレワーク・関係人口などの要件を満たすことで、最大100万円以上を給付してくれる大規模な移住支援事業です。

単身者60万円、2人以上の世帯には100万円を給付し、18歳未満の子ども1人につき100万円を加算してくれるため、東京圏からの移住者にとって必見の内容といえるでしょう。

各要件がやや複雑なため、詳細は下記のリンク先を参照してください。該当する方は必ず申請しておきましょう。

参考:移住支援金事業

県外からの移住者に特産品をプレゼント!「つるおか食の支援事業」

日本で最初に「ユネスコ食文化創造都市」に選ばれた鶴岡市では、県外からの移住者に自慢の特産品をプレゼントしてくれる「つるおか食の支援事業」を実施しています。他の地方移住先にはあまりないユニークな移住支援といえるでしょう。

庄内産豚肉・牛肉のセットや、漬物・日本酒のセットなど、カタログギフトのように市の特産品のなかから好きなセットを選ぶことができ、鶴岡グルメを存分に満喫できます。鶴岡市へ移住した際は、ぜひこれらの特産品を味わってみてください。

参考:令和7年度鶴岡市移住世帯向け食文化推進事業(つるおか食の支援事業)

若者や子育て世帯の移住者に最大40万円!「若者世帯・子育て世帯移住支援金」

満18歳~40歳未満の方または、15歳未満の子どもを帯同して県外から移住した方に対し、最大40万円の支援金を給付してくれる移住支援事業です。全国からの移住者が対象のため、より多くの方が活用しやすい支援といえるでしょう。また、この支援事業は鶴岡市ではなく、山形県が主体となっています。

若者や子育て世帯の方は、都市環境と自然のバランスがよく文化的にもすぐれた特徴をもつ鶴岡市へ、ぜひ移住を検討してみてください。

【支援金の額】

  • 若者単身世帯:1世帯あたり10万円
  • 若者2人以上の世帯:1世帯あたり20万円
  • 子育て世帯:1世帯あたり20万円
  • 若者2人以上世帯かつ子育て世帯:40万円

参考:令和7年度山形県若者世帯・子育て世帯移住支援金について

山形県鶴岡市移住でおすすめのエリア3選

鶴岡駅前
それでは、山形県鶴岡市移住でおすすめのエリアを3つ紹介します!今回は、暮らしやすい市街地エリアから2か所、広大な農村地域から1か所をチョイスしました!叶えたいライフスタイルにあわせて、ぜひ検討してみてください!

商業施設がそろう抜群の生活利便性「JR鶴岡駅」周辺エリア

暮らしの利便性を重視したい方におすすめなのが、「JR鶴岡駅(つるおかえき)」周辺エリアです!鶴岡市の代表駅であるJR鶴岡駅の南側一帯は中心市街地として整備されており、日常生活に必要な機能が集約されています。

とくに、駅前にあるショッピングモール「S-MALL」は、食品から衣料品までそろう使い勝手のよい商業施設としておすすめです。駅周辺は派手な繁華街ではなく、落ち着いた住宅街が広がっていることも、暮らしやすさにつながっているといえるでしょう。

また、「国立山形大学 鶴岡キャンパス」総合病院も近く、教育・医療環境が整っている点も魅力です。都会から移住する方や、生活の不便さをできるだけ抑えたいという方は、抜群の生活利便性を誇るJR鶴岡駅周辺エリアをぜひ検討してみてください。

城下町の歴史に満ちた趣ある市街地「鶴岡公園」周辺エリア

鶴岡市の歴史をより深く感じながら暮らしたい方には、「鶴岡公園(つるおかこうえん)」周辺エリアがおすすめです!かつての鶴ヶ岡城(つるがおかじょう)を公園として整備した鶴岡公園は、JR鶴岡駅から車で5分ほど南西に位置し、こちらも中心市街地に含まれているため、利便性の高い暮らしが実現できるでしょう。

鶴岡公園周辺は庄内藩の城下町として発展してきた背景が色濃く残り、国指定史跡「庄内藩校 致道館(ちどうかん)」をはじめ、多くの歴史遺産が点在しています。市役所や鶴岡市立図書館、鶴岡アートフォーラムといった公共・文化施設も集まり、文化的な暮らしを送りたい方にもピッタリな環境です。

四季折々の自然を楽しめる鶴岡公園が身近にあることで、散策やリフレッシュの場に困ることはありません。城下町としての鶴岡市を存分に味わいたい方にとって、鶴岡公園周辺エリアはとても魅力的なエリアといえそうですね。

羽黒山の麓に広がる広大な農村地域「羽黒町」周辺エリア

本格的な田舎暮らしを求める方には、鶴岡市東部に位置する「羽黒町(はぐろまち)」周辺エリアがおすすめです!羽黒町は庄内平野の広がりと羽黒山の麓という立地により、田園風景と山の自然に包まれた、おだやかな暮らしが実現できるでしょう。

羽黒町の象徴でもある羽黒山の杉並木は、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で三つ星を獲得するほど評価が高く、日常の風景そのものが特別な価値をもっています。また、このエリアは日本遺産「サムライゆかりのシルク」の主要な舞台である「松ヶ岡開墾場」もあり、鶴岡市の歴史を感じられることも魅力です。

さらに、鶴岡市が誇る食文化を支える農村地域でもあり、「つや姫」をはじめとする良質な米や、庄内柿などの農産物の産地としても知られています。伝統的な農村の暮らしを体験したい方は、羽黒町周辺エリアをぜひ検討しましょう。

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サーファーがいる浜辺
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参考:何でも聞ける、移住の相談窓口「スタイルチャット」

山形県鶴岡市の魅力を知って移住を検討しよう

丘から一望する街並み
山形県鶴岡市は、庄内平野や日本海、出羽三山に囲まれた豊かな自然環境に加え、城下町として培われた歴史と文化、そして世界に認められた食文化をあわせもつ、とても個性豊かな移住先です。生活利便性の高い市街地から、自然に寄り添う農村地域まで、多様な暮らし方が選べることも大きな魅力といえるでしょう。自然や食、歴史に加え便利な暮らしも実現できるため、多くの方におすすめです。

山形県鶴岡市の魅力を知って、ぜひあなたも移住を検討しましょう!

※内容は2025年12月執筆時のものです。

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