移住コラム

お風呂・浴室のリフォーム費用相場と金額を抑える4つのコツを解説

お風呂のリフォームでは、マンションなのか一戸建てなのかによって、施工のやり方や付帯工事の内容、各住設メーカーのグレード価格や浴室商品など、費用が大きく変わってきます。なかには「お風呂のリフォームにはどのくらいの費用がかかるの?」「お得に効率よくリフォームする方法はないか」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

本記事では、中古住宅購入時に検討したいお風呂・浴室のリフォーム費用相場と、費用を最小限に抑えるためのコツについて詳しく解説します。

お風呂・浴室のリフォーム費用の相場と内訳

お風呂・浴室のリフォーム費用の相場は、平均で60万円〜120万円です。古いお風呂から新しくするリフォームでは60万円〜90万円、デザインや機能性を重視する場合は90万円〜120万円です。

最新機能である「床ワイパー洗浄」「ジェットバス」「浴槽テレビ」「浴室スピーカー」などの機能を搭載すると120万円以上の費用がかかります。

浴室リフォーム費用の内訳は、大きく分けて以下の5つの項目に分けられます。

  • お風呂の本体価格
  • 人件費用(職人の下見費用・交通費)
  • 処分費用
  • 保証費用
  • 工事費用(撤去費用・取り付け費用・給排水工事費)

なるべく追加料金が発生しないように、リフォーム業者からの見積もりはしっかりと確認することが大切です。

内容別に見るお風呂のリフォーム費用の相場は?

お風呂のリフォームを検討されている方の中には、内容別にどのくらいの費用がかかるのか、お得に効率よくリフォームする方法はないのかなど疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。

ここでは、お風呂・浴室リフォームの内容別費用について詳しく解説します。

浴槽の素材

浴槽の使用されている素材など様々な要因から費用相場は変わってきます。下記では、人工大理石、ホーロー、檜(ひのき)の素材にかかる費用について紹介します。

人工大理石

人工大理石はポリエステル樹脂やアクリル樹脂などの素材を使用し高級感ある見た目を再現できる素材です。比較的安価で約10万円〜30万円程度です。高級感溢れる浴室を作りたい人におすすめです。

ホーロー

ホーローとは金属表面にガラスをコーティングしたガラス特有の光沢があり、大理石とは一味違った高級感のある見た目の素材です。汚れや菌に強い特徴があり清掃しやすいのがメリットです。そのため、保温性が高くお湯が冷めにくいですが、人工大理石よりも価格が高い点がデメリットです。

檜(ひのき)

檜は浴槽の最高級品の素材として知られており、一番の魅力は爽やかな香りです。檜の香りにはリラックス効果があるので、浴槽の素材として利用すれば1日の疲れを癒してくれるでしょう。ただ、費用が高く数十万〜数百万円が相場となっています。

浴槽のサイズ・グレート

浴槽のサイズやグレードによっても費用相場は変わってきます。下記では、浴槽のサイズ、浴槽のグレードの費用について紹介します。

浴室のサイズ

浴室のサイズはサイズが大きくなるほどかかる費用もかさみます。例えば、1216サイズ(浴室内寸:幅120cm×奥行き160cm)の場合のリフォーム費用は総額 ¥618,000円以上の費用がかかります。また、1624サイズ(浴室内寸:幅160cm×奥行き240cm)になると総額 ¥905,000円以上の費用がかかります。

リフォームを検討する場合は、予め浴室サイズを測って予算を決めておくことをおすすめします。

浴室のグレード

浴室のグレードは「シンプル」「スタンダード」「ハイグレード」の大きく分けて3つのグループがあります。「シンプル」は豊富なアイテムで様々なニーズにお応えして快適な空間を生み出してくれるオールラウンドバスルームです。

「スタンダード」は清掃性と省エネ性能を高める技術を追求しながらも、大理石のような上質な光沢と華やかな空間を演出してくれるバスルームです。「ハイグレード」は名前の通り階級が高く、湯を愉しめる空間を演出してくれるバスルームです。浴室のグレードが上がれば上がるほどリフォーム価格は高くなります。

浴室の種類

浴室の種類は、おもにユニットバス・在来工法の2つに分けられます。それぞれの費用相場について紹介します。

ユニットバスへのリフォーム

ユニットバスへのリフォームの場合、費用は使用する素材や浴槽のサイズにもよりますが100万円〜149万円程度です。ユニットバスへのリフォームは比較的安価に行えます。ただ、浴槽サイズを大きくする場合のリフォームは壁を工事する必要があるので、その分工期と費用がかかるので抑えておきましょう。

在来工法へのリフォーム

在来工法の場合、リフォーム費用は50〜200万円です。ユニットバスとは異なり、窓や蛇口の位置、床の素材など一つひとつをオーダーメイドで注文するため自由度の高さが特徴です。ただし、その分工賃や費用がかさむため比較的高価になる傾向があります。

また、一度在来工法で浴室のリフォームをするとサイドユニットバスに戻したくなった場合、高額な費用がかかってしまうので気をつけましょう。

お風呂のリフォーム費用を抑える4つのコツ

お風呂のリフォーム費用はできる限り費用を抑え、お得な値段で使いやすい浴室に交換したいものです。ここでは、お風呂・浴室のリフォーム費用を抑えるコツを紹介します。

浴室塗装でリフォームする

お風呂のリフォーム費用を抑える1つ目のコツは、「浴槽を交換するほどではないけど、汚れや傷がちょっと目立つ」という場合は、浴室塗装を利用することをおすすめします。浴室塗装の費用の相場は10万円〜20万円程度です。浴槽を交換する場合は50万以上費用がかかるため、約30万円コストを抑えてリフォームすることが可能です。

また、住宅の設計上、柱やハリなどが原因で浴槽の設置が難しい場合や、新しくオリジナルの浴槽を検討しているが、コスト的に厳しいという場合でも浴室塗装をすることで費用を抑えることができるのでおすすめです。

パネル工法でリフォームする

お風呂のリフォーム費用を抑える2つ目のコツは、天井や壁、床などの構造体をパネルとして予め工場で製造し、現場で張り替えるパネル工法を利用することです。パネル工法は時間や手間などのコストを削減することができるので、費用を抑えることができます。

なぜなら、パネル工法は壁の取り壊しなどをせず、リフォームに必要な材料のみを搬入し、現場で張り替える作業を行うだけだからです。無駄なくスムーズにリフォームが完了します。また、パネルの柄には無地・木目調・マーブル調など色や柄のバリエーションも豊富に取り揃えており、自分好みの雰囲気やデザインに合わせて最適なものを選べます。

パネル工法の場合は10万円〜20万円でリフォーム可能です。壁を取り壊してリフォームする在来工法では約15万円〜30万円が相場なので、10万円程度コストを抑えてリフォーム可能です。

季節によっても費用が変わる

お風呂のリフォーム費用を抑える3つ目のコツは、リフォームする時期を見定めることです。特に春夏は浴室リフォームを計画するのに最適な季節だと言われています。なぜなら、コンクリートを打つ土間打ちの作業は、季節によって乾燥時間が異なるからです。

春夏はコンクリートが固まりやすいのに対し、秋冬は乾燥するためコンクリートが固まりにくくなります。すると、固まるのを待つために工期が延びてしまい、リフォーム費用が高額になってしまうのです。季節によってリフォーム費用が大きく変わるので、なるべくコストを抑えてお風呂のリフォームをしたいなら、秋冬ではなく春夏に行うことをおすすめします。

ミドルグレード・ローグレードの商品を選ぶ

お風呂のリフォーム費用を抑える4つ目のコツは、商品・サービスのグレードを下げることです。メーカーやグレードによって大きく価格は異なるため、予算に見合った商品・サービスを選ぶことが費用を抑える方法の一つです。

お風呂・浴室のリフォーム費用の相場は平均で60万円〜120万円ですが、最低限の機能が付いたシンプルなユニットバスにする場合は、費用の相場は30万円〜50万円程度なので、費用を抑えたい方はこだわり過ぎないことが大切です。

また、せっかくお手頃なグレードの商品を選んだとしても、「床ワイパー洗浄」や「おそうじ浴槽」などの最新機能オプションを複数追加すると、費用がかさんでしまうため気をつけましょう。

お風呂のリフォームをする際の注意点

お風呂・浴槽のリフォームは60万円〜120万円と大きな費用がかかるので、後々後悔しないように慎重に行いたいものです。そこで下記では、お風呂のリフォームをする際の注意点について紹介します。

リフォームする時期や工期を確認しておく

お風呂のリフォームをする際は、当然リフォーム期間中はお風呂に入れません。壁材や床材によっては早くて1日で工事が終わる場合がありますが、数日かかるケースもあるので、予め工期を確認しておくことが大切です。

また、リフォームが終わっても塗装が完全に乾いていないなどの理由からすぐにお風呂を利用できない場合もあるので、「どのくらいの時間置けばいいのか?」とリフォーム業者の責任者に聞いてみましょう。

相見積もりなどで比較する

お風呂のリフォームをする際は、予め相見積もり行い業者が提示する価格を比較しましょう。お風呂のリフォームに必要な材料の価格はある程度決まっていますが、リフォーム工事には定価がありません。そのため、職人の日当や材料費に上乗せする利益は業者によって全く異なります

そのため、お風呂のリフォームをしようと検討している場合、1社の見積もりだけではなく、最低でも3社以上の見積もりを取り比べてみることをおすすめします。

必要な機能を検討しておく

お風呂のリフォームをする際は、浴室でどのように過ごしたいのか考えておくことが大切です。例えば、「今の浴槽だと狭くて足を伸ばせない」と思えば、リフォーム後にどのように変化するのかシミュレーションをしておくだったり、「ミストサウナでリラックスしたい」と考えているなら、ミストサウナの設置にかかる費用を把握したりしましょう。

このような機能が必要かどうかは、個人が浴室でどのように過ごしたいかによって大きく変わります。全体の工事費用にも関わることなので、予め必要な機能の詳細をリサーチしておくことは大切なことです。

業者の過去の実績を調べる

丁寧に接客をしてくれるからといって、必ずしも実力があるとは限りません。検討している事業者名をGoogleなどで検索してみて、口コミや評判を確認することが大切です。昨今はSNSの発達で良い口コミや評判、イマイチな口コミや評判をすぐ把握が可能です。悪徳業者に引っかからないためにも、予めリフォーム業者を徹底的にリサーチしておきましょう。

保証・アフターフォローのある業者を選ぶ

お風呂のリフォームをする際は、アフターフォローや保証対応してくれる業者を選ぶようにしましょう。なぜなら、お風呂のリフォームに限った話ではありませんが、リフォームしたら終わりではなく、普段の日常生活で使用する設備は少しずつ劣化するため定期的にメンテナンスが必要になるからです。

価格だけでリフォーム会社を選ぶのではなく長期的な目線で考え、もしも今後何かハプニングがあった場合にすぐ対応してもらい被害を抑えるためにも、アフターフォローや保証などのサービスが充実している業者を選ぶことが大切です。

中古物件購入時にお風呂のリフォームを検討してみよう

ここまで本記事では、中古住宅購入時に検討したいお風呂・浴室のリフォーム費用相場と費用を抑えるためのコツについて紹介してきました。

中古物件は築年数によってはメンテナンスを行わなければならない箇所や費用が変わってきます。物件購入後にリフォームを検討されているなら予め費用の目安を把握しておくことが大切です。

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移住スタイル編集部
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