移住コラム

歴史感じるレトロな町並み半田市へ移住しよう!名古屋や空港へのアクセスも良好

愛知県半田市は、知多半島中部に位置し歴史を感じさせる風情ある街並みが特徴です。名古屋市内や中部国際空港(セントレア)へのアクセスもよく、仕事や生活環境の面から移住に適した街といえるでしょう。

江戸時代から続く伝統の醸造業や、31もの山車が豪華絢爛に揃うユネスコ無形文化遺産「はんだ山車まつり」、明治に建造されたオシャレな赤レンガ建物など古くから続く文化がとても豊かで、魅力や見どころが盛りだくさんです。

今回は、半田市が移住先として人気の理由と知っておくべきデメリット、移住希望者が利用できる補助金やサービス、おすすめエリアや情報収集サイトまで、半田市移住に必要なありとあらゆる情報を紹介します!

半田市への移住に少しでも興味がある方は、ぜひ前向きに検討しましょう!

半田市が移住先として人気の理由3選

半田市の様子

まずは、半田市が移住先として人気の理由を3つ紹介します。たくさんある半田市の魅力を知って、移住へのイメージを膨らませましょう!

名古屋まで約40分でアクセス可能

移住先を選ぶ際に、大都市へのアクセスの良さは意外に重要です。半田市は名古屋まで約40分でアクセス可能なため、名古屋で仕事をすることはもちろん、休日のショッピングや大規模なイベントなどアクティブに活動できます。

普段は半田市でのんびり穏やかに暮らしながらも、いざというときに名古屋のような大都市へ簡単にアクセスできることは、ストレスのない移住生活を送るうえで非常に重要です。

普段は歴史ある美しい町並みの半田市で暮らしながら、名古屋へ簡単にアクセスできることが人気の理由といえます。

中部国際空港(セントレア)へ車を使えば15分程度でアクセス可能

半田市は、中部国際空港(セントレア)が近く、自動車を使えばなんと15分程度でアクセス可能です。このため、東京含む日本全国への移動も非常に容易で、ハワイやグアム、韓国・台湾など海外旅行にも難なく行けます。また、空港に近すぎると騒音の問題もありますが、直線距離で10kmほどあるため騒音も気になりません。

空港へのアクセスの良さは半田市の大きな強みであり、旅行好きだけでなく急な用事などで移住元や実家などに行く必要がある場合、すぐに移動できるので安心感が違います。

中部国際空港(セントレア)に近いことも、半田市が移住先として人気の理由といえるでしょう。

歴史があり古い町並みが残っていてオシャレ

半田市で特筆すべき人気の理由は、その「歴史と町並み」です。江戸時代から醸造業が盛んにおこなわれ、あの「ミツカン」創業の地であり今も本社が存在します。半田運河には数多くの醸造蔵が建てられ、当時の面影を伝える風情ある町並みが立ち並んでいる様はとても風情があり、半田市の大きな特徴です。

さらに、「醸造の街」である半田市では、明治期に赤レンガ造りのビール製造工場も建てられ、現在は国の登録有形文化財・近代化産業遺産に登録されました。夜になるとライトアップされたフォトジェニックな場所として多くの方がこぞってSNSにアップしており、雑誌や映画などの撮影にもたびたび利用されています。建物内にはオシャレなビアホールやカフェもあり、半田市へ移住したら必ず訪れたいスポットの1つです。

半田市は、歴史があり古い町並みも残っていることがもっとも特筆すべき人気の理由であり、何気ない風景が絵になるオシャレな街なのです。

半田市移住のデメリット3選

半田市の様子

歴史を感じられるオシャレな町並みと、名古屋や空港へのアクセスの良さが移住先として人気の理由でしたが、逆に半田市へ移住することのデメリットといえるものはないのでしょうか?

デメリットを事前に知ることは、移住を失敗しないためにとても重要です。ここでは半田市移住のデメリットを3つ紹介します。

首都圏と比較すると電車の本数が少ない

半田市ではJR武豊線と名鉄河知線の2路線が利用でき、その両方で名古屋市へアクセスできますが、首都圏と比較すると電車の本数は少なく、移住の際にはデメリットといえるでしょう。

JRと名鉄の電車の本数を比較すると名鉄の方が多く、名鉄知多半田駅から名鉄名古屋駅行きの電車は10分から20分間隔程度となっております。地方という点で見れば特に少ないわけではありませんが、気になる方は自動車での移動がおすすめです。

名古屋のベッドタウンであり半田市自体は栄えていない

半田市は名古屋への通勤圏内にあるため、名古屋で仕事をしている方が多くいます。ベッドタウンであるため、半田市自体は名古屋のような大規模なショッピングモールや繁華街などが多くはありません。

そのため、半田市は都会の利便性や恩恵を受けた生活がしたい方には不向きなのがデメリットといえます。しかし、日常生活の利便性は決して悪くなく、美しい町並みも手伝って生活そのものは快適に送ることは十分に可能です。

都会のような若者に人気の就職先が少ない

半田市は名古屋のベッドタウンであることから、就職先の種類や求人の多さは名古屋にかないません。半田市自体は製造業や小売業に従事されている方が多く、都会のような若者に人気の就職先が少ないこともデメリットといえます。

どうしても希望する求人が名古屋にしかない場合は、40分程度で通勤でき、首都圏よりも通勤ラッシュが厳しくはないことから、名古屋市内での就職を検討しましょう。

半田市移住の際に利用できる補助金・支援金、サービス

半田市の自然の様子

地方に移住する際に、さまざまな補助金・支援金やサービスなどが利用できることはご存じでしょうか?ここからは、半田市へ移住する際に利用できるお得な補助金・支援金やサービスを紹介します。

要件等はあるものの、少しでも移住への負担を下げるために、該当する方はぜひ活用しましょう!

半田市移住者就業起業促進事業費補助金

東京23区内からの移住者に最大で100万円の移住支援金を支給する、大変お得な支援制度です!要件がやや複雑なため、ここでは概要のみ抜粋して紹介しますので、気になる方は詳細を下記URLからご覧ください。

〈移住元に関する要件〉

  • 住民票を移す直前の10年間のうち、通算5年以上東京23区に在住又は東京圏のうちの条件不利地域以外に在住し、東京23区への通勤をしていること。ただし、東京23区内の大学等へ通学し、東京23区内の企業等へ就職した者については対象期間とする。
  • 住民票を移す直前に、連続して1年以上東京23区に在住又は東京圏のうちの条件不利地域以外の地域に在住し、東京23区内への通勤をしていたこと。

〈移住先に関する要件〉

  • 平成31年4月1日以後に半田市へ転入していること。
  • 移住支援金の申請時において、転入後3か月以上1年以内であること。
  • 移住支援金の申請日から5年以上、継続して半田市に居住する意思を有していること。

〈就業に関する主な要件〉

  • 転入日時点で満50歳以下であること。
  • 就業先が、愛知県又はその他の都道府県が補助金の対象としてマッチングサイトに掲載している求人であること。
  • 週20時間以上の無期雇用契約に基づいて就業し、申請時において当該法人等に連続して3か月以上在職していること。
  • 「プロフェッショナル人材」または「先導的人材マッチング事業」を利用し転入した者で、支給要件に該当する者。
  • テレワークによる移住で、所属先企業からの命令ではなく、自己の意思により移住した場合であって、移住元での業務を引き続き行う者。
  • 1年以内に愛知県が実施する「あいちスタートアップ創業支援事業」における「起業支援金」の交付決定を受けていること。

〈支給金額〉

  • 世帯の場合 100万円
    18歳未満の世帯員を帯同して移住する場合、1人につき30万円を加算
  • 単身の場合 60万円

問い合わせ先:半田市 市民経済部産業課 商工担当
URL:https://www.city.handa.lg.jp/keizai/shoko/jigyosha/shokogyo/kee/izyu.html

愛知県マッチングサイト「あいちUIJターン支援センター」
URL:https://www.uij-aichi.jp/

半田市空き家バンク

「半田市空き家バンク」は、移住の際に希望者が空き家や土地を購入または賃借したい方に対してマッチングをするもので、(公社)愛知県宅地建物取引業協会との連携により設置しました。

貸し手と借り手を仲介しますが、営利目的ではないため基本的に仲介手数料が発生せず、相場よりも価格が低く設定されていることも多いため、格安で土地や物件を購入・賃借することが可能です。

営利目的ではないため、契約に関して所有者と直接交渉する必要があるものの、愛知県ではトラブル等を防ぐために独自の「空き家マイスター」を認定し、安心・安全な取引を提供しております。

移住の際に空き家や土地の購入や賃借を検討されている方は、格安で入手できる「半田市空き家バンク」をぜひご活用ください!

半田市空き家バンク
URL:https://www.akiyabk.com/handa/

半田市移住でおすすめのエリア3選

半田市の古民家建築の様子

魅力がいっぱいの半田市は、エリアによってまったく違う特徴があり、ここからは半田市移住の際におすすめのエリアを3つ紹介します!それぞれのエリアに良さがあるので、あなたのライフスタイルに合わせて最適な場所を選びましょう。

昔の町並みが残るオシャレエリア「亀崎地区」

最初に紹介する「亀崎地区」は、昔の町並みが今も残るレトロなオシャレエリアとしておすすめです!「セコ道」と呼ばれる坂道の狭い路地が海へと続く風景が特徴で、古民家をはじめ歴史ある建物が多く、風情を感じられます。JR亀崎駅の駅舎は、現存する現役の木造駅舎としては最古のものといわれ非常に価値のある建築物です。

毎年5月に開催される「亀崎潮干祭」は、5輌の山車を干潮の海浜に曳き下ろす勇壮華麗な祭りとして非常に有名で、国指定重要文化財・ユネスコ無形文化遺産にも指定されています。移住した際には、地域の一大イベントとして一度は体験したいものですね。

オシャレでレトロな雰囲気の亀崎地区は、カメラ片手に街ブラを楽しめるおすすめのエリアです。

便利に暮らせるコンパクトシティ「半田地区」

2番目に紹介する「半田地区」は、半田市の中心地であり、とても便利に暮らせるエリアとしておすすめです!市役所や市立半田病院があり商業施設も豊富なため、非常に便利な生活が送れます。名鉄知多半田駅やJR半田駅を利用すれば、名古屋駅まで約40分とアクセスも良好です。

半田運河沿いにある「ミツカンミュージアム」では、江戸時代から続く醸造業の歴史を今に伝え、当時お酢を運ぶために活躍していた長さ約20メートルの「弁才船」の存在感は圧巻といえます。

コンパクトなエリアのなかで生活のすべてをまかなえる半田地区は、便利に暮らしたい方におすすめのエリアです。

落ち着いた暮らしをするなら「成岩地区」

最後に紹介する「成岩(ならわ)地区」は、落ち着いた暮らしができるエリアとしておすすめです!半田地区の南側にあるため、半田地区と同様に生活利便性も高く、ファミリー層が多いことから落ち着いた暮らしができます。

公園も多いためちょっとした散歩にも出かけやすく、都会過ぎず田舎すぎずの環境が移住先として「ちょうどいい」バランスといえるでしょう。

落ち着いた暮らしができる成岩地区は、ファミリー層をはじめ生活環境と利便性のバランス重視の方におすすめのエリアです。

半田市の情報を収集する際に便利なサイト3選

半田市の川の様子

ここまで、移住先としての半田市の魅力やデメリットまで幅広く紹介してきましたが、もっとたくさんの情報を知りたい方に向けて、情報収集に便利なサイトを3つ紹介します!

たくさんの有益な情報を収集できるので、移住を検討されている方は目を通しておきましょう。

はんだで暮らす

「はんだで暮らす」は、半田市へ移住を検討されている方に向けてさまざまな情報を紹介している、半田市公式シティプロモーションサイトです。

半田市の暮らしや食べ物、子育てや仕事のことなど、移住者がまず知りたいさまざまな情報を網羅し、「はんだトーク」では、実際に半田市へ移住された方のインタビューにより、リアルな情報が入手可能です。

半田市への移住を検討されている方は、半田市の総合的な情報を入手できる「はんだで暮らす」を、まずはチェックしましょう。

はんだで暮らす
URL:https://www.handa-life.jp/

半田市観光ガイド

「半田市観光ガイド」は、半田市公式観光ガイドとして市内各地の観光スポットや名所を紹介しております。

グルメや遊べるスポット、イベント情報も豊富に取り扱っているため、半田市へ移住した後のプライベート時間を充実させるのにとても有益な情報が盛りだくさんです。有名な赤レンガ建物や半田運河の醸造蔵が立ち並ぶ風景など、半田市の見どころがたくさん知れる楽しいサイトです。

先ほど紹介した「はんだで暮らす」とあわせて、「半田市観光ガイド」にも目を通しておきましょう。

半田市観光ガイド
URL:https://www.handa-kankou.com/

Tabi Chita

「Tabi Chita」は、知多半島全域を1つの観光圏として紹介するサイトです。半田市がある知多半島は、古くから酒や酢・味噌・たまりなどの醸造業が盛んで、海と里山が広がるのどかな風景が心を癒します。グルメ情報はもちろん、イベント情報や体験型の観光情報などコンテンツが盛りだくさんです。

半田市と知多半島の魅力をあますことなく紹介し、それぞれの地域の歴史や文化も知れるとても興味深いサイトとして、ぜひご覧ください。

休日には半田市から少し足を伸ばして、知多半島めぐりをされてみてはいかがでしょうか?

Tabi Chita
URL:https://tabichita.com/

半田市の魅力を知って移住を検討しよう

半田市のお祭りの様子

名古屋や空港へのアクセスもよく古くからの歴史ある半田市は、レトロでオシャレな町並みが自慢です。観光スポットが豊富で、市内各所で催される祭りでは勇壮な山車が町全体を盛り上げます。半田市は、住環境もよいバランスの取れた移住先といえるでしょう。

歴史と文化が色濃く残る街・半田市への移住を、ぜひとも検討されてみてはいかがでしょうか?

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