移住コラム

ゆったりとした環境で自分らしく過ごしたい。女性1人で地方へ移住しよう!

コロナ禍以降リモートワークやオンライン会議が普及し、地方へ移住することが珍しくなくなってきました。家族で移住する人もいますが、最近では女性1人で移住をする人も増えています。実際に都市部から地方への移住を検討している方も多いのではないでしょうか?田舎暮らしといえばゆったりとした自然の中で過ごせたり、新鮮な食材が手に入ったり、スピード感のある都市部よりも自分のペースで生活ができそうですよね。

しかし、女性1人での移住となると、仕事面や知り合いがいないということなどに不安を感じる方もいると思います。この記事では女性1人で移住することのメリットやおすすめの移住先だけでなく、移住する際の注意点についても解説しています。大変なこともある移住ですが、それ以上にプラスになることも多いので、ぜひこの記事を参考に、地方への移住を検討してみてくださいね。

女性が一人で地方移住のメリット

新緑の季節と小川のせせらぎの様子

移住する前は、家族や知り合いがいない土地への移住に、不安を持っている方も多いと思います。しかし、地方ならではの魅力がたくさんあり、きっと都市部より心にゆとりを持った生活が送れるでしょう。ここではスローライフを送れる、コミュニティの築きやすさ、自然の美しさの3つに絞ってご紹介します。

スローライフを送ることができる

地方は都市部と比較して人口が少ないため、ゆったりとしたスローライフを送ることができます。都市部だと満員電車での通勤や、歩きにくいほどの人混みが日常茶飯事ですよね。ですが、地方ではほぼありません。そういったストレスが少ないので、心にゆとりができ、自分と向き合う時間を確保できます。

また、地方だと公共交通機関の便があまり良くないところも多いので、車の購入を検討している人も多いのではないでしょうか?車は運転中好きな音楽を流したり、少し遠出してみたり、1人の時間を多く確保できます。地方は景色がいい所も多いので、ぜひドライブをしながら1人時間を楽しんでください。

コミュニティを築きやすい

地方ではそれぞれの街で、地元と絡めたイベントが開催されています。そのイベントに足を運んだり、参加者に話しかけたりすることで交流が持てるので、そこからコミュニティを築くことができます。特にIターンやUターンを積極的に受け入れている土地では移住者も多いので、同じ境遇ということから繋がりも作りやすいでしょう。

1人時間を持つことも大切ですが、やはり新しいコミュニティを築いていきたいですよね。地方にはリモートで仕事をしている人も多いですが、移住した先でカフェやバーなどの飲食店を開いている人も多く、繋がりを持つことで情報交換をする様々な選択肢を知ることができます。ぜひ積極的に足を運んだり、声をかけたりしてみましょう。

美しい自然や景色を楽しむことができる

地方移住の大きな魅力は、やはり自然の美しさです。都市部でも最近は自然と街が共存できるような街づくりが進んでいますが、やはり地方にある自然の方が圧倒的に綺麗です。地方でも街だと自然は少なくなりますが、少し足を伸ばせば山や海に行けるので、休日の息抜きでもいいですね。

また、自然が豊かだと環境もいいので、都市部よりも新鮮で美味しい食材を購入できます。場所によっては産直市もありますし、農家の人と交流が持てると美味しい調理方法や食材の旬などを教えてもらえるので、料理も楽しくなりそうです。中には自分で野菜作りを始める人もいるので、ぜひ地方だからこそできることに挑戦してみましょう。

女性が一人で地方移住する際の注意点

ストレスフルな女性の様子

もちろん移住は楽しいことばかりではなく、気をつけたいこともあります。ここでは交通の不便さ、地域の人との関係性、娯楽施設の少なさの3つについて解説しますので、移住前に確認しておきましょう。

交通インフラが整っていない場合車が必要になる

地方によっては都市部ほど交通インフラが整っていない所も多いので、そういった地方に移住する場合、どうしても車が必要になってきます。例えば、都市部だと終電が24時ごろまでありますが、地方だと21時や22時の所も珍しくありません。タクシーもあまり走っていないので、夜遅くまで出かけるのが難しくなります。

車を持つと維持費がかかりますが、雨の日の移動が簡単ですし、買い物で荷物が多くなっても安心です。また、電車の時間を気にしなくていいなどのメリットもありますので、移住するタイミングで車の購入もぜひ検討してみてください。

ご近所の方と病気や災害時に助け合える関係性を構築する

住み慣れた所だと家族や友達がいますが、1人で移住するとなると病気や災害にあった時、誰かに頼ることが難しくなります。そうならないよう、近所に住む人とお互い助け合えれるような関係性を築く必要があるので、普段からの近所付き合いが重要です。

中には近所の人と交流することが苦手な人もいるかもしれません。しかし、今回のコロナのように病気が流行することもありますし、地震や台風などの被害を受ける可能性もあります。何かあったときに助け合えるよう、挨拶やちょっとした声がけから始めていきましょう。

ショッピングや娯楽施設は都会のように多くない

都市部だといろんな駅にショッピングセンターやレジャー施設がありますが、地方だと少なくなるため、買い物や休日のお出かけに不便を感じる方も多いでしょう。あっても場所が遠く車が必要だったり、渋滞に巻き込まれたりすることもあります。

都市部のように便利な買い物をすることは難しいですが、地方には個人で経営している小さなお店や、伝統的な焼き物を取り扱っているお店など、都市部ではあまり見られないような商品を手に取ることができます。そういったお店ではだとひとつひとつこだわりがある商品が並べられているので、地方ならではの文化や価値観に触れてみるのはいかがでしょうか?

女性におすすめの移住先5選

大通り公園の様子

「美味しい食事を楽しみたい」「東京近郊に住みたい」など、人によって移住先の条件は異なると思います。ここではおすすめの移住先として5都市を紹介しますので、理想の生活スタイルをイメージしながら見てみましょう。

本州にはない食文化や自然を楽しむことができる札幌市

日本屈指の食文化を持つ札幌市は、広大な自然も楽しめることができ、移住先としても人気の街。日本で5番目に人口が多く、中心部にはビルや住宅が集まっており買い物にも便利です。少し街を離れると北海道ならではの自然に触れ合えるので、都市と地方のバランスがとれた街と言えるでしょう。

冬には気温が氷点下を下回りまで下がり、積雪が4メートルを超えることもあるので、移住前に訪れたり、住んでいる人に話を聞いてみることをおすすめします。

ゆったりとした南国文化を楽しめる沖縄県

旅行先としても人気の沖縄県は、その温暖な気候や南国文化を楽しめることから、移住先としても人気の街です。本島だと国内線のフライトが充実しており、帰省や旅行もしやすいでしょう。島によって文化や雰囲気が違うので、移住後にいろんな島をめぐるのもおすすめです。

都市部と比較すると仕事の分野が限られ、最低賃金が853円とかなり低いので、現地で仕事を探す方は注意が必要です。また、沖縄は土地が広くないので、エリアによって家賃が極端に高い所も。移住者のブログを読んだり、地元の不動産屋に問い合わせをしたり、どのエリアが自分に合うかを検討しましょう。

新幹線も開通し東京からのアクセスが便利になった金沢市

2015年に北陸新幹線が開通して以来、観光地として注目されている金沢市。印象的な建築物や新鮮な魚介類が魅力ですよね。歴史ある街並みや伝統工芸に惹かれて移住を決める方が多く、金沢で働いている人もいれば、東京との二拠点生活をしている方もいます。

注意すべき点は、市内の公共交通機関が少ないことと、冬には雪が多く降ること。市内の移動は車が便利なのですが、雪の日でも電車ではなく車で通勤しなければいけません。雪道での運転に慣れていない方や、運転自体あまり慣れていない方は、移住前に練習したり、雪道での運転について調べておくと安心です。

横浜や東京近郊で生活を変えたいなら鎌倉市

住み慣れたところから遠い場所に移住するのは、少し勇気が入りますよね。東京近郊から移住先を探している方におすすめなのが、鎌倉です。観光地として人気の鎌倉ですが、その住みやすさから移住先としても人気の街。小さなカフェやショップが集まっており、海も近く、開放的な雰囲気が魅力です。都内からのアクセスもいいので、東京で働きながら物件探しができます。

しかし鎌倉市内は道が狭く、また週末や連休にはたくさんの観光客が訪れるため、交通渋滞も多いです。電車が通っていますが、場所や曜日によっては移動が不便になるので注意しましょう。

オシャレな港町で暮らしたいなら神戸市

関西の移住先として人気なのが、海沿いでおしゃれな雰囲気の神戸市。街の中心にはビルや住宅があり、周りは海と山に囲まれているので、便利さもありつつ自然も楽しめるのが魅力です。特に元町エリアは開発が進んでいる港町で、大型の商業施設もあれば小さなショップが並ぶところもある人気のエリアです。

神戸市は、北側にある六甲山地の裾野という独特な地形になっているため、坂がとても多い街としても知られています。エリアによっては移動しづらい所も多いので、もし自転車の購入を検討している方は、電動付き自転車がおすすめです。

地方の魅力を知って移住を検討しよう

犬2匹を抱いている女性の様子

最先端の情報が配信され、どんなものも気軽に買える都市部での生活も刺激的ですが、その環境が窮屈に感じる方も多いのではないでしょうか。地方だと人混みも少なく、自分のペースで生活がしやすいので、リラックスした時間を確保できます。コロナが流行して以降、特にその重要性が問われるようになりました。

地方移住と言っても場所によって公共交通機関が便利な街もありますし、東京や大阪へのアクセスがいい街もあります。まずは自分がどんな環境で生活したいか、食文化や交通の便利さなど何を一番重視したいかを考え、地方で理想の移住生活をおくりましょう。

※内容は2023年5月執筆時のものです

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