本格的な夏に向けて徐々に気温が上がってきている今の時期、涼しい高原地への移住を検討してみてはいかがでしょうか?同じ田舎暮らしでも標高が高い場所であれば、それだけで日々過ごしやすく充実したライフスタイルが実現可能です。今回は、「高原移住」をテーマに、自然豊かな高原地へ移住するメリットや、移住Styleがおすすめする、真夏でも涼しい高原の移住先9選を一気に紹介します!
高原地への移住に興味がある方はもちろん、高原地での暮らしがイマイチピンとこない方にとっても、その暮らしぶりがイメージできる必見の内容です。あなたにとってピッタリの移住先を知るためにも、ぜひ参考にしてみてください!
自然豊かな高原移住のメリット3選

まずは、高原移住のメリットを3つ紹介します!移住先としてあえて高原地を選ぶことに対し、どのようなメリットがあるのでしょうか?ぜひチェックしておきましょう!
エアコンが必要ないほど夏が涼しく過ごしやすい
高原地は平地と比較して夏が涼しく、移住先によってはエアコンが必要ないほど涼しい場所も存在します。標高が100m上がると約0.6℃気温が下がるといわれており、標高600mの場所では平地と比較して約3.6℃、標高1,000mでは約6℃も涼しくなるのです。夏の暑さが苦手な方にとっては、これ以上のメリットはありません。また、小さな子どもがいる家庭では、外気温の高さによる熱中症のリスクも軽減されるので、安心して子育てができることもメリットといえます。
毎年のように真夏の気温が上昇しつづける昨今において、夏が涼しいというだけでも、移住先として大きな価値があるといえるでしょう。
各種アウトドアレジャーの充実と自然のリフレッシュ効果
標高が高い高原地は、緑豊かな自然に囲まれていることがほとんどです。避暑地として知られている高原の移住先を中心に各種アウトドアレジャーが充実し、自然のリフレッシュ効果による癒やしに満ちた、ストレスフリーなライフスタイルが実現できます。
キャンプ・トレッキング・登山・川遊びなどなど、都会暮らしでは気軽に体験できない開放感抜群のレジャーの数々を、玄関を開けたすぐ近くで楽しめ、標高が高いことから冬にはスキー・スノボも気軽に可能です。自然豊かな場所へ移住を検討している方は、ぜひ「高原の移住先」も視野に入れてみることをおすすめします。
新鮮な農作物を直売所で安く購入できる
地元でとれた新鮮な農作物を、道の駅などに代表される直売所で安く購入できることも、高原移住の大きなメリットといえます。高原地で栽培される、レタスやキャベツ・白菜などに代表される高原野菜は、標高の高さによる昼夜の寒暖差の影響から、平地で収穫される野菜と比較して旨味や甘みが濃厚であることが特徴です。
農家が直接野菜を持ち込む直売所は輸送コストや中間マージンがかからないため、都会のスーパーではあり得ない「激安価格」で販売されています。また、新鮮な美味しい高原野菜だけでなく、ここでしか手に入らない地域の特産品・名産品も多数売られており、それらをぜいたくに味わえることも高原地へ移住する醍醐味の1つです。
さらに、直売所で売られている各野菜には、農家の方の個人名や収穫された農園の名称などが記載されていることがほとんどで、生産者の顔が見えるため安心感が得られることも見逃せません。高原地で栽培されることによって野菜本来の味わいを強く感じられるため、子どもの食育にも最適といえるでしょう。
高原地へ移住することは、豊かな自然による癒やしのライフスタイルとともに、「食」という人間の暮らしに欠かせない重要な観点からもぜひおすすめです。
大注目!涼しい暮らしが可能な超おすすめ高原の移住先9選!
それでは、移住Styleが厳選する、真夏でも涼しい暮らしが可能な超おすすめ高原の移住先を9つ紹介します!気になる移住先があれば、ぜひ詳細をリンク先からチェックしてみてください!
【長野県木曽町】木曽馬とふれあえる癒やしの移住生活!

長野県木曽町(きそまち)は、「日本で最も美しい村連合」に選出された、美しい自然と農村風景が魅力の高原の移住先です。中山道(木曽街道)の宿場町として栄えた歴史もあり、当時の町並みや伝統文化を体験できる他、真夏でも気温が20℃前後と涼しい「開田高原(かいだこうげん)」では、在来馬である木曽馬とふれあえる癒やしの移住生活が実現できます。
もちろん、日本百名山「御嶽山(おんたけさん・3,067m)」を中心に各種アウトドアレジャーが充実し、山を遊び尽くせることも大きな魅力です。自然豊かな信州・長野における高原の移住先として、長野県木曽町はぜひおすすめといえるでしょう。
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【長野県上田市】個性がちがう2つの高原を楽しめる!

長野県上田市は、広大な草原を有する標高2,000mの「美ヶ原(うつくしがはら)高原」と、スポーツ合宿の聖地といわれる「菅平(すがだいら)高原」という、個性のちがう2つの高原を楽しめる高原の移住先です。1つの市に2つの観光地化された高原をもつ移住先は珍しく、目的や気分によって遊べる場所を選べる他、移住先として選択肢があるのもいいですね。
また、長野県上田市は県第3位の都市であるため中心市街地が発展しており、「アリオ上田」といった大型商業施設や新幹線停車駅もあり、生活環境に優れていることは特筆すべき魅力です。高原移住=田舎というイメージを超えた利便性をもつ、誰にとっても暮らしやすい移住先といえるでしょう。
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【兵庫県豊岡市】高原だけでなく温泉や海も超充実!

兵庫県豊岡市(とよおかし)は、県北部の「但馬(たじま)地域」に位置する高原の移住先です。スキー・スノボが盛んな「神鍋(かんなべ)高原」は夏も涼しく、快適な移住生活が実現できるでしょう。
また、兵庫県豊岡市は神鍋高原だけでなく、関西屈指の温泉街「城崎(きのさき)温泉」や、エメラルドグリーンの美しい海水浴場、多彩な展示やイベントが充実した「城崎マリンワールド」など、超充実のレジャー王国としても知られています。神辺高原での緑に囲まれた自然体験だけでなく、美しい海も満喫したいという方に最適な移住先としておすすめです。
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【兵庫県養父市】関西の高原移住といえばココ!

兵庫県養父市(やぶし)は、関西で屈指の知名度を誇る「ハチ高原」がある高原の移住先です。ハチ高原は冬のスキー・スノボだけでなく、涼しく快適な夏には学生の林間学校やサークル合宿などが盛んであるなど、関西の高原リゾート地として確固たる地位を築いています。1年を通して充実した高原のアウトドアレジャーを楽しめることが、兵庫県養父市最大の魅力といえるでしょう。
また、ハチ高原とともに、兵庫県最高峰「氷ノ山(ひょうのせん・1,510m)」もおすすめです。広大なブナ林や天然記念物のイヌワシなど自然の宝庫であり、登山やトレッキングなど山歩きを楽しめます。関西では知らない人がいないくらいメジャーな「ハチ高原」で、ぜひ夏も快適な癒やしのライフスタイルを実現しましょう。
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【岡山県真庭市】西日本屈指の高原リゾートはグルメも充実!

岡山県真庭市(まにわし)は、西日本屈指の高原リゾート地「蒜山(ひるぜん)高原」を有する高原の移住先です。市域北部に広がる蒜山高原はどこまでも広がる美しい草原と、そこに放牧されたジャージー牛ののどかな景色とともに、高原リゾート地として各種レジャー施設が整っており、特別感のある日常が送れます。
また、希少なジャージー牛からとれる絶品のソフトクリームをはじめとする乳製品や、「ひるぜん焼きそば」といったご当地グルメも充実し、食を大いに楽しめることも魅力です。もちろん夏は涼しいため、快適な暮らしを実現できます。蒜山高原でのおだやかな移住生活は、抜群の開放感と癒やしをもたらしてくれるでしょう。
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【愛媛県久万高原町】四国有数の美しい山と川の自然!

愛媛県久万高原町(くまこうげんちょう)は、町の平均標高が800mという涼しい避暑地として知られ、「四国の軽井沢」と評される高原の移住先です。四国有数の美しい自然やスキー場もあり、高原野菜も盛んに栽培されているため、総合的な満足度を得られる移住先といえるでしょう。
西日本最高峰「石鎚山(いしづちさん・1,982m)」や日本三大カルスト「四国カルスト」、透明度日本一の川の源流として知られるエメラルドグリーンの「面河渓(おもごけい)」など、抜群の自然環境とともに多彩なアウトドアが可能です。四国への移住に興味がある方は、ぜひ一度、四国の軽井沢・久万高原町をチェックしておきましょう。
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【群馬県嬬恋村】北関東で超おすすめの高原リゾート地!

群馬県嬬恋村(つまごいむら)は、北関東エリアでぜひおすすめしたい高原の移住先の1つです。群馬県嬬恋村は村の平均標高が1,000mの関東有数の観光リゾート地であり、南部の浅間(あさま)高原を中心に別荘地が多いことから、それだけ真夏でも涼しく過ごしやすい気象条件であることがわかります。有名な温泉地やスキー場などもあり、夏と冬の両方で充実した暮らしを実現できるでしょう。
また、群馬県嬬恋村は「嬬恋キャベツ」に代表される高原野菜の一大生産地であり、広大なキャベツ畑の風景は圧巻です。とくに、浅間高原周辺は別荘地ということもあり都会からの移住者が多く、田舎独特の濃密な人間関係が苦手な方にとってもおすすめといえます。北関東エリアで高原の移住先をお探しの方は、群馬県嬬恋村を移住先候補にしてみてはいかがでしょうか?
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【栃木県那須塩原市】新幹線で東京駅まで約70分の利便性!

栃木県那須塩原市(なすしおばらし)は、「塩原温泉」で知られる高原の観光リゾート地であり、宝石箱と形容される色とりどりの温泉を楽しめるのとともに、東北新幹線で東京駅へ約70分という利便性が魅力です。8月の平均最高気温が28.6℃と、まさに真夏も涼しい高原の移住先といえるでしょう。
中心市街地である黒磯駅周辺は生活利便性も良好で、カフェブームの火付け役といわれる有名なカフェや、洋服・雑貨などのセレクトショップが数多く存在し、オシャレなライフスタイルが実現できます。豊かな自然と温泉・オシャレなお店の数々など、退屈しない日常生活が送れるため、若い世代の方にとっても楽しめる素敵な移住先としておすすめです。
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【岐阜県飛騨市】日本有数の伝統文化を体験しよう!

岐阜県飛騨市(ひだし)は、日本有数の伝統文化を体験できる高原の移住先です。南に隣接する高山市(たかやまし)とあわせた「飛騨高山」は、国内屈指の観光地として抜群の知名度を誇ります。
伝統的な町並みが広がる岐阜県飛騨市のなかで、標高約900mに位置する「数河(すごう)地区」は、高原の避暑地としてリゾート化が進み、夏も涼しく快適な暮らしが可能です。リゾート地であるとともにのどかな集落も形成され、のんびりとした田舎暮らしが実現できるでしょう。岐阜県飛騨市へ移住して、ぜひ日本の伝統文化にあらためて触れてみてはいかがでしょうか?
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涼しい高原へ移住して真夏も快適な暮らしを実現しよう

緑に囲まれたのどかな田舎暮らしを実現したいという方に対し、今回は、同じ田舎暮らしでも「涼しい高原地への移住」をテーマに、そのメリットやおすすめの高原移住先を紹介してきました。夏の暑さが年々深刻化する昨今において、真夏でも涼しく過ごしやすいことは、今後の移住先選びのキーポイントとなるかもしれません。今回紹介した9つの移住先のなかで、ぜひあなたのお気に入りを見つけてみてください。
暑さとは無縁の涼しい高原地へ移住して、真夏も快適な暮らしを実現しましょう!
※内容は2025年5月執筆時のものです。