冬の寒さが厳しい地域へ移住する方にとって、「薪ストーブ」は憧れの存在といえるのではないでしょうか?揺らめく炎を眺めながら、コーヒーを片手にゆったりとしたひとときを過ごす。または、炎を囲み家族や仲間と団らんする。多くの方にとって、これらは素敵な瞬間であり、充実したライフスタイルといえそうですね。
今回は、そんなオシャレなライフスタイルを実現できる、「薪ストーブ」に対する補助金がある移住先を紹介します!もちろん、薪ストーブの魅力やメリット・デメリットもあわせて解説しているので、薪ストーブ自体への理解も深まる内容です。
ぜひあなたも、補助金を活用して薪ストーブというライフスタイルを実現し、最高の移住を叶えましょう!
改めて知ろう!憧れの「薪ストーブ」の魅力/メリット5選

まずは、「薪ストーブ」の魅力やメリットを5つ解説していきます!北国の暮らしには欠かせない薪ストーブの魅力を知って、移住の際に購入を検討してみてください!
輻射熱と対流によって部屋全体がほんのり暖まる
薪ストーブの暖房器具としてのメリットは、“輻射熱”と“対流”という2つの仕組みによって、部屋全体がほんのりと暖まることです。
まず、薪を燃焼させたときに発生する熱エネルギーは、ストーブ本体または正面のガラス部分から赤外線として外部に放出されます。これを輻射といい、熱を帯びた“輻射熱”によってじんわりと人やモノを暖めてくれることが特徴です。
一方、空気の流れを“対流”といい、暖かい空気は温度の低い場所へ流れる性質があります。薪ストーブから発生した暖かい空気は部屋の上部に流れ、その暖気が対流によって降りてくることで、部屋全体が暖かくなるのです。
エアコンやファンヒーターなどは、暖かい空気を吹き付ける“対流”オンリーな暖房器具であるのに対し、薪ストーブは“輻射熱”+“対流”のハイブリッドであるため、部屋全体がほんのりと暖まります。薪ストーブは、とても暖かいうえ空気が乾燥しにくく、これ以上ない心地よさを感じられるのが大きなメリットといえるでしょう。
天板や炉内で調理が可能
薪ストーブは、機種によるものの天板(ストーブトップ)や炉内で調理が可能です。たとえば天板でヤカンを使ってお湯を沸かしてコーヒーを淹れたり、炉内でピザなどを焼くこともできます。炉内に入るサイズのダッチオーブンを使えば、野菜や塊肉を入れた煮込み料理やローストチキンなども作れるので、料理の楽しみが一気に広がりそうですね。
また、値段は高くなるものの、調理に特化した薪ストーブもあるので、本格的なオーブン料理に興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。
揺らめく炎による癒し効果
薪ストーブの大きな魅力といえば、炉内で揺らめく炎を眺められることです。揺らめく炎は、川のせせらぎや風が木を揺らす音といった癒し効果のある、“1/fゆらぎ”の1つであるといわれています。そのため、炎を眺めているだけでストレスがすっと消え、癒やしを感じられるのです。
夜の静かな部屋で薪ストーブから覗くゆらゆらとした炎を眺めていると、きっと心が落ち着くことでしょう。薪ストーブで淹れた温かいコーヒーや紅茶を味わいながら、ただゆったりと過ごす。都会の喧騒とは無縁のこうした贅沢なひとときは、薪ストーブならではの楽しみ方といえるのです。
カーボンニュートラルな環境にやさしい暖房器具
あまり知られていませんが、薪ストーブはカーボンニュートラルな環境にやさしい暖房器具といわれています。世界中でCO2(二酸化炭素)を減らす取り組みが実施されるなか、注目の暖房器具といえるでしょう。
まず、“カーボンニュートラル”とは、CO2をはじめとする温室効果ガスの「排出量」から、植林・森林管理などによる「吸収量」を差し引いて、合計を実質的にゼロにすることを指します。
薪ストーブの燃料は木です。木は成長する過程でCO2を吸収し、成長した木は伐採され薪となります。その薪を燃料として燃焼させることでCO2が発生するものの、新たに芽吹いた木々によって吸収され森が成長していくというサイクルが成立するのです。結果として、地球上のCO2の総量が変わることはありません。一方で、石炭や石油・ガスなどの化石燃料は燃やせば大量のCO2が発生しますが、木々のように再生のサイクルを描くことはないのです。
薪ストーブを活用することは、まさに持続可能な環境にやさしい暖房器具といえるでしょう。
薪ストーブという“ライフスタイル”を確立できる
薪ストーブは、単なる暖房器具にとどまらない魅力があり、多くの人を惹きつけます。無骨でありながら洗練されたデザインはインテリアとしても秀逸で、住まい全体をオシャレに演出してくれるでしょう。熱い天板を使って淹れたコーヒーは格別で、炉内で各種調理が可能なことも、暮らしに彩りを与えてくれます。
また、薪を割り火を育て暖を取る工程は、カーボンニュートラルの観点はもちろん、さまざまな意味で自然との共生という価値観に他なりません。薪ストーブを取り巻く一連の暮らしのリズムは、地方移住だからこそ実現できます。火を囲んで家族との団らんや、揺らめく炎を眺めながら物思いにふけってみるなど、そこには都会暮らしでは実現できない、ゆったりとした贅沢な時間が存在するのです。
ぜひあなたも地方移住をきっかけに、薪ストーブという“ライフスタイル”を実現してみてはいかがでしょうか?
知らないと後で後悔!?「薪ストーブ」の注意点/デメリット3選

つづいて、「薪ストーブ」の注意点やデメリットも3つ解説します!これらを知らずに購入すると、高確率で「失敗した!」と感じるかもしれません。非常に重要な内容なので、しっかりと確認しておきましょう!
初期費用と薪のランニングコストが高額
薪ストーブを導入する際に気になるのが費用です。薪ストーブは、本体価格や煙突部材・設置工事費用を含めると80万円~190万円ほどかかり、高額になってしまうことがネックです。また、薪を購入する場合は月に3万円~4.5万円ほどかかります。さらに、年1回の煙突掃除もしなければならず、こちらは2万円~5万円ほど必要です。
初期費用がかなり高額になってしまうものの、のちほど紹介する補助金を活用することで出費は抑えられます。薪ストーブを導入したいという方は、ぜひ移住Styleが厳選したこれらの移住先を検討してみてください!
暖まるまで1時間ほどかかる
薪ストーブは、着火から暖まるまで1時間ほどかかるため、その間はエアコンなど他の暖房器具を併用する必要があります。したがって、薪ストーブがあれば他の暖房器具は一切不要というわけではありません。
薪ストーブは、一度部屋全体が暖まると火を消してもしばらくは暖かさがつづくものの、着火してすぐ暖かくなるというものではないため、この点には注意が必要です。
薪の保管場所となるスペースが必要
意外と忘れがちなのが、薪の保管場所となるスペースです。薪は思いのほかかさばるものなので、家の外に保管場所が必要となります。一般的家庭で冬の間に使用する薪の量は2トン前後といわれ、軽トラックの荷台に換算すると5台程度とかなりのスペースが必要です。
また、薪を自作する際は、1年以上屋外で乾かさなければうまく燃えません。薪ストーブを使用するにはかなりの手間がかかってしまうものの、このじっくりと時間をかける工程こそ、ある意味で贅沢な“ライフスタイル”といえるのかもしれませんね。
【移住Style厳選!】「薪ストーブ」購入の補助金があるおすすめ移住先5選!

それでは、移住Styleが厳選した、「薪ストーブ」購入の補助金があるおすすめ移住先を5つ紹介します!魅力ある移住先ばかりなので、ぜひ薪ストーブとともに移住を検討してみてください!
【山形県庄内町】出羽三山の霊峰や最上川の雄大な自然で薪ストーブライフ!
山形県庄内町(しょうないまち)は、庄内平野の大穀倉地帯や最上川、中部から南部にかけては緑豊かな山が広がり、出羽三山(羽黒山・月山・湯殿山)のうち、月山の山頂を有する雄大な自然が魅力の移住先です。
庄内町では、薪ストーブ・ペレットストーブ・チップストーブを設置する方に対し、購入および取付費用の17%に該当する額、または5万円のいずれか低い額を補助してくれます。東北地方でも随一の美しい自然環境を誇る庄内町へ移住して、月山を眺めながら薪ストーブライフを実現しましょう!
参考:令和7年度庄内町木質ペレットストーブ等導入支援事業の募集について
参考:【山形県】米どころ庄内町へ移住して「月山」や名水百選の清流で自然を楽しもう!海や空港へもアクセス良好
【長野県上田市】温泉・高原の自然が充実の県第3の都市は東京駅まで90分!
長野県上田市は、県第3位の人口を誇る東信地方の中心都市でありながら、「美ヶ原(うつくしがはら)高原」や「菅平(すがだいら)高原」といった風光明媚な自然を有し、温泉も充実している移住先です。新幹線で東京駅まで約90分という利便性も持ち合わせています。
上田市では、薪ストーブの税抜き本体価格の2分の1、上限5万円までを補助してくれるため、薪ストーブ導入のハードルがグッと下がりそうです。都市生活・田園風景に囲まれた田舎暮らしの両方が可能なため、多くの方にとって理想を叶えられる移住先といえそうですね。
参考:薪ストーブの購入費補助
参考:【長野県】戦国武将・真田氏発祥の地である上田市へ移住しよう!県第3位都市は豊かな自然や温泉・新幹線も利用可能
【長野県小諸市】高原の城下町は全国屈指の晴天率!雪の少なさも魅力!
長野県小諸市(こもろし)は、浅間山と千曲川が流れる標高約600mの高原地帯に位置し、城下町としての歴史が今も息づく移住先です。市街地が高原地帯にあるため夏が涼しいうえ全国屈指の晴天率を誇り、さらには冬も雪が少ないため抜群の暮らしやすさを感じられるでしょう。
小諸市では、薪ストーブの本体や煙突部材・取付工事費等にかかる費用のうち、2分の1以内、上限10万円を補助しています。移住人気の高い長野県で、豊かな自然環境とともに暮らしやすさを重視したい方は、ぜひ小諸市を検討してみてください!
参考:薪ストーブ・薪ボイラーの購入費用を補助します – 小諸市
参考:【長野県】「高原の城下町」小諸市へ移住!標高600mに広がる歴史ある町並みは東京駅へも約90分でアクセスが可能!
【長野県松本市】北アルプスの絶景広がる県第2の都市は移住先として大人気!
長野県松本市は、北アルプスの絶景と国宝「松本城」、また県第2の都市として発展した市街地が魅力の移住先です。大型商業施設や教育環境も充実しているため、単身者・ファミリー世帯・シニア世帯にいたるまで、幅広い層におすすめできる大人気移住先といえるでしょう。
松本市では、薪ストーブの本体購入に要する費用の2分の1以内、上限10万円の範囲で補助してくれます。都市環境と自然環境の両方が抜群の松本市で、ぜひ薪ストーブのある移住生活を実現してみてはいかがでしょうか?
参考:松本市では薪ストーブ等の購入者に対し、補助金を交付します
参考:松本市へ移住!北アルプスの絶景と風情ある城下町!ランキング上位の理由を徹底紹介
【富山県氷見市】海・山・温泉で癒やしのスローライフ!海の幸も充実!
富山県氷見市(ひみし)は、富山湾に面した自然豊かな移住先です。近年は移住支援に力を入れており、多くの方が移住する人気の移住先といえます。海はもちろん山と温泉も充実しているため、スローライフな暮らしを実現したい方にピッタリで、富山湾でとれる新鮮な海の幸は絶品です。
氷見市では、木質バイオマスストーブ(薪ストーブ・ペレットストーブ)の購入費および設置費に対し、上限10万円の補助金を給付しています。富山湾と雪が積もる山々の景色を眺めながら、薪ストーブで暖かい暮らしを送りましょう!
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補助金を活用して「薪ストーブ」というライフスタイルを実現しよう

誰もが憧れる「薪ストーブ」は、もはやそれ自体がライフスタイルといえるほど、単なる暖房器具にとどまらない魅力に溢れています。ただし一方で、導入費用が高額になってしまうため、多くの方が躊躇してしまうことも事実です。
今回は、「薪ストーブ」に対する補助金があるおすすめ移住先を解説してきました。薪ストーブに興味のある方はぜひ活用し、オシャレなライフスタイルを実現しましょう!
※内容は2025年12月執筆時のものです。



