移住コラム

【岡山県】総社市は人口増加率中国地方ナンバーワン!岡山市へのアクセス抜群の子育てしやすい街

岡山県中南部に位置する総社市は、岡山市と倉敷市に隣接する一方、北部には山が広がり、街の中心に高梁川が流れる自然豊かな街です。市内にある鬼城山には、大和朝廷によって築かれたとされる古代の山城である「鬼ノ城」があります。国の史跡に指定されている他、城からの展望が抜群なことから多くの観光客が訪れています。他にも「備中国分寺」は、奈良時代に聖武天皇の勅命により全国に建立された国分寺の一つです。境内の五重塔は岡山県内では唯一のもので、重要文化財に指定されており、吉備路のシンボル的存在になっています。
また、隣接している岡山市には岡山空港と新幹線の停車駅があり、アクセスも良好なことから、近年移住人気が高まっています。そこで今回は、総社市への移住を考える人向けに、総社市の魅力や移住して困ること、移住する時に使える制度や情報源などについて紹介します。

総社市移住の魅力/メリット3選

移住の魅力

ここからは総社市が移住先として人気の理由を3点紹介します。

県庁所在地岡山市に隣接しており都市部へのアクセスが良い

総社市は岡山市に隣接しているため、アクセスも良好です。電車の場合、岡山駅から伯備線で約25分、桃太郎線(吉備線)で約30分と通勤圏内です。車の場合も、岡山駅まで約36分で着くので便利です。岡山駅には山陽新幹線が通っており、のぞみも利用可能なので、首都圏や関西圏への出張がある人にとっても便利です。

人口増加率が中国地方トップクラスで勢いがある

総社市における2015年から2020年の人口増加率は3.3%と、中国地方で最も高いです。理由の一つに企業誘致に成功していることが挙げられます。災害が少ないことと、市の中心部に高速道路のインターチェンジがあり、関西や中国・四国地方の広範囲をカバー可能なこと、高梁川を源とする良質で豊かな地下水があることから、食品メーカーなどを中心に多くの工場があります。
また、総社市では子育て支援に力を入れています。医療費は小学生以下は無料だったり、0歳から3歳までの親子が交流可能な「つどいの広場」が設置されているため、子育て世帯から暮らしやすいと人気を集めています。

温暖な気候で年中暮らしやすい

岡山県は、日照時間が長いため、「晴れの国おかやま」とも呼ばれます。特に、総社市がある岡山県の南部は、温暖で雨の少ない瀬戸内海気候のため、年間通じて比較的温暖です。年平均気温は15.6度と、県内で5番目に暖かいので、寒がりな人や積雪がある場所を避けたい人におすすめです。

総社市移住で困ること/デメリット3選

移住デメリット

一方で、総社市移住に際して考慮すべきデメリットも存在します。以下に3つ挙げてみましょう。

のどかな町のため市内に娯楽施設が少ない

山と川、田畑に囲まれ自然豊かな総社市ですが、その分娯楽施設が少数となっています。ショッピングモールは、総社駅近くに「リブ21」がありますが、それ以外の商業施設がありません。買い物や娯楽を楽しみたい時は、岡山市やイオンモールのある倉敷市に行くのも良いでしょう。

地元コミュニティとの関わりが面倒に感じることがある

田舎での生活は人との距離が近いことがあり、プライバシーに欠けると感じる時もあります。自治会で回覧板や清掃活動などもあり、参加が必須の場合もあります。煩わしく感じる時もあるかもしれませんが、柔軟に対応しましょう。毎日挨拶をして親交を深めれば、お野菜などのお裾分けをしてもらえるかもしれません。

電車の本数が少ない

伯備線と桃太郎線(吉備線)の2路線が利用可能なものの、どちらも本数が多くありません。伯備線は1時間に1〜3本、桃太郎線(吉備線)は1時間に1〜2本しかないので、電車で出かける際は前もって時刻表をチェックしておきましょう。また、終電も岡山駅から総社方面は23時9分で終了するので、乗り遅れないように気を付けましょう。

総社市移住の際に利用できる補助金・支援金、サービス

支援

移住をする際、総社市ではどのような補助金・支援金、サービスがあるのでしょうか。ここからは代表的なものを3点紹介します。

一泊2,000円!総社市お試し移住

総社市へ移住を検討している人向けに、お試し住宅があります。JR伯備線清音駅から徒歩5分と、公共交通機関でもアクセス良好です。利用料金は、1泊につき2,000円です。2泊から最大14泊利用可能なので、長期滞在して総社市のことを知りたい人は、利用してみることをおすすめします。

詳しくは、総社市ホームページをご確認ください。
そうじゃお試し住宅

上限30万円!空き家リフォーム助成金

総社市内に居住用で空き家を購入して、リフォーム工事を行った人に対し、リフォーム費用上限30万円(リフォーム費用の1/2で上限30万円)が補助されます。 空き家期間が1年以上で耐震基準を満たしている物件、住宅の持分が1/2以上で総社市に5年以上定住することが条件です。

詳しくは、総社市ホームページをご確認ください。
空き家リフォーム助成金について

子育て世代は加算金あり!最大100万円の移住支援・就労マッチング支援

東京圏から総社市に移住し、「晴れの国で働こう!岡山県しごと情報サイト」の移住支援金対象求人に新規就業した人に、移住支援金が交付されます。補助額は、世帯の場合は1世帯につき100万円、単身の場合は1人につき60万円です。18歳未満の世帯員を帯同して移住する場合は、18歳未満の者一人につき100万円が加算されます。

詳しくは、総社市ホームページをご確認ください。
移住支援・就労マッチング支援

総社市の情報を収集する際に便利なサイト3選

便利サイト

移住を検討する際、総社市の情報をどのように収集したら良いか分からない人も多いでしょう。ここからは、総社市の情報を収集する際に便利なサイトを3つ紹介します。

住もう!そうじゃ

住もう!そうじゃ

総社市に移住した人や、創業した人のインタビューが多く掲載されているサイトです。移住して起業を検討している人は、特にチェックしてみることをおすすめします。総社市の概要及び写真も多く載っているので、市についてもっと知りたい人にとっても役に立つでしょう。

住もう!そうじゃ

そうじゃのミライ

そうじゃのミライ

総社市の魅力や企業、採用、イベント情報などが掲載されているサイトです。市内にある企業や、そこで働く人の声が掲載されています。移住後に地元企業に就職を検討している人は、必ずチェックしてみましょう。

そうじゃのミライ

憩憩総社

憩憩総社

総社市内の観光スポットや、グルメ、アクティビティなどに関する情報が掲載されているサイトです。移住前に総社市を知りたい時や、移住後に市内で休日を楽しみたい時に役に立つでしょう。モデルコースも載っているので、街の散策に参考にしてみることをおすすめします。

憩憩総社

総社市移住で失敗しないポイント

失敗しないポイント

地方への移住において、あらかじめ失敗しないポイントを知っておくことは重要です。住み始めてから後悔しないように、移住先選びのポイントを知っておきましょう。

お試し移住をしてみて日常生活ができそうか確認する

移住前に1週間から1ヵ月程度滞在してみる「お試し移住」をして、実際に総社市で生活してみましょう。一定期間生活してみれば、その土地が自分に合うか合わないか分かるかもしれません。車無しで生活を予定している人は、実際に生活して不便しないか確かめられる機会です。行きつけの居酒屋やカフェをつくって、地元の人と交流してみるのもおすすめです。

子どもがいる場合は学校や医療機関が通いやすい場所にあるか確認する

子どもが小さい時は頻繁に病気になるので、小児科医院に行くことが多くなります。しかし、人口の少ない街だと小児科医院が無い場所もあります。子育て世帯は小児科医院や、皮膚科などのお世話になりそうな病院が近くにあるか、必ず確認しましょう。また、公共交通機関を利用する人は、病院まで電車やバスがあるかも、必ずチェックしておきましょう。

移住の相談窓口スタイルチャットで相談する

移住に関する不安なことがあれば、移住Styleのスタイルチャットを利用するのがおすすめです。スタイルチャットとは、移住に関するお悩みや、素朴な質問などに解答するLINE相談窓口です。一人一人に合った移住先を紹介します。具体的に質問すれば、物件の紹介も可能です。気軽に利用してみましょう。

詳しくは、こちらをご確認ください。
スタイルチャット

総社市の魅力を知って移住を検討しよう

移住の検討

総社市は岡山市に隣接しているアクセスの良さや、求人の多さや子育て支援が充実していることから中国地方トップの人口増加率を誇ることから、移住場所として注目を集めるようになりました。
一方、電車の本数が少なかったり、市内に娯楽が少なかったりするなどのデメリットもあります。都心と比べて地元のコミュニティとの交流も多いので、面倒に感じるかもしれません。
ですが、山や川沿いでウォーキングやハイキングを楽しんだり、キャンプを楽しめば、首都圏で生活していた時より健康的で充実した生活が送れるでしょう。子どもがいるなら、「サントピア岡山総社 レジャープール アクアリゾート WAPS」や「そうじゃ水辺の楽校」で思いっきり水遊びを楽しむのも良いでしょう。
メリット、デメリットは有りますが、移住先として検討したい方は、まずは総社市を訪れてみることをお勧めします。自分に合うかどうか確認したうえで、ぴったりの物件を探してみてはいかがでしょうか。

※内容は2023年9月執筆時のものです

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