移住コラム

【千葉県】いすみ市は「住みたい田舎」第1位の実力!移住先としての魅力を徹底解説

都会での生活に疲れた方や、のんびりとした環境でゆとりある生活を送りたいという方にとって、千葉県いすみ市は最良の移住先といえるかもしれません。宝島社『「住みたい田舎」ベストランキング』首都圏版「第1位」という輝かしい実績が、いすみ市の魅力を一言で物語っているといえるでしょう。

美しい海や里山に囲まれてスローライフを送りながら、いざというときに東京駅まで約70分というアクセスの良さを誇るいすみ市は、多くの移住希望者に注目されているのです。

今回は、いすみ市移住の魅力をはじめ、おすすめエリアや利用できる補助金・サービス、さらにはデメリットまで徹底的に紹介します!情報収集サイトもあわせて紹介するので、いすみ市移住に興味がある方はもちろん、いすみ市自体をあまり知らない方も、ぜひご覧ください!

いすみ市が移住先として人気の理由3選

田舎の風景の様子

なぜ、いすみ市が移住先として多くの移住希望者から人気があるのでしょうか?まずは人気の理由を3つ紹介します。いすみ市移住の素晴らしさを実感していただき、ぜひ移住を前向きに検討しましょう!

2022年度版「住みたい田舎」ベストランキング首都圏版第1位獲得

宝島社が刊行する月刊誌『田舎暮らしの本』において、『「住みたい田舎」ベストランキング』を毎年発表しているのはご存じでしょうか?全国の自治体を対象に、さまざまなアンケートを実施しランキング化したもので、2022年度版でいすみ市は首都圏版第1位を獲得したのです。

さらに、宝島社『田舎暮らしの本』2月号、『2023年版 「住みたい田舎」ベストランキング』では、ランキング形式に人口別も加わりました。いすみ市が属する「3万人以上5万人未満のまち」で「総合部門」「若者世代・単身者部門」「子育て世代部門」が全国1位となる3冠を達成!現在進行形で多くの方からの評判がさらなる評判を呼び、注目される移住先として人気があるといえるのです。

では、いすみ市のどのような点が「住みたい田舎」として評価されたのでしょうか?引き続き、人気の理由を紹介していきましょう。

東京駅まで約70分でアクセス可能

いすみ市移住の人気の理由として、非常にのどかな自然環境の中でスローライフを送りながら、東京駅まで特急を使えば約70分でアクセスできる利便性の高さが挙げられます。

田舎への移住といえども、いざというときに東京へのアクセスの良さは気になるものです。テレワークが盛んな現在ですが、東京のオフィスへ定期的に通うことも考えられます。また、大きなイベントや買い物など、やはり東京へのつながりも少しはもっておきたいものでしょう。

中心駅であるJR外房線大原駅から特急「わかしお」に乗れば、東京駅まで約70分でアクセスできることから、急な用事にも対応でき安心して移住生活が送れます。東京へのつながりを保てることが、いすみ市が移住先として人気の理由の1つといえるのです。

豊かな自然に囲まれておりさまざまなアクティビティを楽しめる

東京駅までのアクセスの良さに加えて、なにより人気の理由はいすみ市が豊かな自然に囲まれている点といえるでしょう。いすみ市は、美しい海と里山に囲まれた風光明媚な街であり、さまざまなアクティビティが楽しめる移住先といえます。市内には多くの海水浴場やオートキャンプ場があり、サーフポイントも数多くあります。

さらに、豊かな自然から獲れる海と山の幸も豊富で、いすみ市沿岸は日本有数の漁場として伊勢エビやマダコなどがたくさん獲れ、品質も日本でトップクラスといわれています。農産物では「いすみ米」や「岬梨」といった特産品も有名で、地元で獲れる食べ物がどれもおいしいことも強みといえるでしょう。

豊かな自然に囲まれて、スローライフを送りながら魚釣りやサーフィン、キャンプにBBQなど、「移住生活」の理想がいすみ市にはあるといっても過言ではありません。「住みたい田舎」ランキング第1位獲得も納得ですね。

いすみ市移住のデメリット3選

いすみ鉄道と桜の様子

多くの方から人気の移住先であるいすみ市ですが、移住の際に気を付けておくべき点はあるのでしょうか?人気の移住先であるからこそ、「こんなはずじゃなかった!」ということがないよう、ここからはデメリットにも着目しましょう。

電車の本数が少ない

いすみ市移住のデメリットとして、電車の本数が少ない点がまず挙げられます。いすみ市には「JR外房線」と「いすみ鉄道」の2路線が走っておりますが、両者とも本数は1時間あたり1本〜4本と少ないのが現状です。

そのため、普段の暮らしは車での移動を想定した方がよいかもしれません。幸い、月極駐車場の賃料も3,000円程度と非常に安いため大きな負担にはならないといえるでしょう。また、電車で東京へ行く場合などは、特急は1時間に1本しかないため、事前に時刻表をチェックしながら計画的に行動することをおすすめします。

オフィスワークの仕事が少ない

豊かな自然に囲まれたいすみ市は、やはり都会に比べてオフィスワークの仕事が少ないため、この点もデメリットといえるでしょう。テレワーク移住やフリーランスの方なら問題なく移住生活を送れますが、そうでない方は、自分に合った仕事があるかどうかを事前に調べておいた方がよさそうです。

大型のショッピングセンターがない

いすみ市内には大型ショッピングセンターがないこともデメリットとして挙げられます。いすみ市は人口30,000人ほどの小さな街であるため、市内に大型ショッピングセンターはなく、休日の大きな買い物などは千葉市内や東京都内まで出かける必要があるといえるでしょう。

いすみ市移住の際に利用できる補助金・支援金・サービス

いすみの池の様子

いすみ市へ移住しようとする際、さまざまな補助金やサービスなどが利用できます。ここからは、移住の際に利用できる補助金・支援金・サービスを紹介します。要件等はあるものの大変お得な支援策といえるため、該当する方はぜひ活用しましょう!

お試し居住・体験プログラム

「お試し居住・体験プログラム」は、1週間以内を目安にして、いすみ市内に「お試し」で移住し、実際の移住生活を体験できるプログラムです(※令和4年度の募集は終了)。

山間部や沿岸部など市内各所に居住施設があり、希望する施設に無料で滞在できます(食事などの生活費や付帯設備の利用費は実費)。田園風景を眼下に収めたコテージ風施設や、広大な太平洋の景色が楽しめる海を目の前にした施設、ペット2匹まで一緒に生活できる施設などバリエーションも豊富です。いすみ市内に実際に住むことで移住へのイメージを明確に肌で感じることができ、とても有意義なプログラムといえるでしょう。

いすみ市移住を検討されている方は、ぜひ「お試し居住・体験プログラム」へ参加されてみてはいかがでしょうか?

参考:お試し居住・体験プログラム
問い合わせ先:いすみ市企画政策課

木造住宅耐震改修工事補助金

いすみ市では、災害に強いまちづくりを推進しており、木造住宅の耐震改修工事にかかった費用の一部を補助する制度がおこなわれております。移住の際、木造住宅の耐震工事をおこなう場合はぜひ活用しましょう。

<補助対象木造住宅>

  • 耐震診断の結果、上部構造評点が1.0未満のもの
  • 主要構造部が木材である住宅
  • 昭和56年5月31日以前に着工されたものであること
  • 一戸建ての住宅または併用住宅であること
  • 地上階数が2以下であること

<補助対象経費>

  • 耐震設計費
  • 耐震改修工事費
  • 工事管理費

<補助金の額>

  • 耐震設計に要した費用の3分の1(限度額4万円)
  • 耐震改修工事に要した費用の3分の1(限度額50万円)
  • 工事管理に要した費用の3分の1(限度額6万円)

参考:木造住宅耐震改修工事補助金
問い合わせ先:いすみ市建設課 都市整備班

空き家バンク

「空き家バンク」は、いすみ市内の空き家を賃貸物件として提供したい方と、移住の際に空き家を賃借したい方をマッチングするサービスです。

いすみ市と協定している市内不動産会社の仲介のもとに契約が進められるため、安心して取引ができます。物件が写真付きで紹介されているため、空き家住まいに興味がある方はぜひ空き家バンクを活用しましょう。

参考:いすみ市空き家バンク
問い合わせ先:いすみ市企画政策課

いすみ市移住でおすすめのエリア3選

大原海水浴場の様子

ここからは、「住みたい田舎」ランキング第1位のいすみ市で、おすすめのエリアを3つ紹介します!東京都心へ出かけることが多い方、山での暮らしをしたい方や海の近くで暮らしたい方など、それぞれのライフスタイルに合わせて紹介するので、理想の暮らしをイメージしながらご覧ください。

東京都心へ出かけることが多いなら「大原駅周辺エリア」

東京都心へ出かけることが多い方は「大原駅周辺エリア」がおすすめです!いすみ市の中心駅としてJR外房線の特急電車が停車するため、東京駅まで約70分の利便性の高さを誇ります。駅周辺にはコンビニ・スーパー・レストラン・銀行がそろっており、市役所も大原駅近くにあるので生活にもっとも便利なエリアといえるでしょう。

海にとても近く、夏は大原海水浴場で海水浴が楽しめます。大原漁港で毎週日曜日におこなわれる「港の朝市」では、地元で獲れた「いすみブランド」の新鮮な農産物・海産物を味わえるなど、いすみ市ならではの体験ができるためとても人気です。

東京都心へ出かけることが多い方は、「大原駅周辺エリア」を選びましょう!

山のアクティビティを楽しみたいなら「西部エリア」

山のアクティビティを楽しみたい方は「西部エリア」がおすすめです!西部エリアは里山に囲まれた広大な田園風景が広がっており、「これぞ田舎暮らし」といったのんびりとした生活を送ることができます。

エリア全域にオートキャンプ場がいくつもあり、キャンプ用品をレンタルできるキャンプ場もあるため、手ぶらでキャンプが可能です。静寂に包まれながら緑に囲まれた生活することで、日ごろのストレスを忘れさせてくれ、癒しをもたらしてくれるでしょう。また、毎年5月末から6月初旬にかけて山田川周辺には源氏ぼたるが飛び交い、幻想的な光の空間が夜空を優しく彩ります。さらには狩猟体験ができる施設もあるなど、山が好きな方なら存分に楽しめる環境といえます。

生活利便性が高いエリアではありませんが、いすみ市を東西に結ぶ「いすみ鉄道」が走っていることで、中心駅である大原駅へのアクセスが可能となり、沿線に住めば意外と移動しやすいエリアといえるかもしれません。

里山と田園風景に囲まれて、山のアクティビティを楽しみたい方は「西部エリア」を第一候補にしましょう!

海のアクティビティを楽しみたいなら「東部エリア」

海のアクティビティを楽しみたい方は「東部エリア」がおすすめです!いすみ市東部は長い海岸線が市の東側全域に続いており、サーフィンや海水浴に適したビーチから、磯遊びや磯釣りなどが楽しめる磯の海岸まで、海のアクティビティを数多く楽しめます。

海水浴なら「大原海水浴場」、サーフィンなら「太東ポイント」、磯遊びなら「雀島(夫婦岩)」、磯釣りなら「ママ岬」など、挙げればキリがありません。また、東側に海岸線があることで、毎朝太平洋から昇る美しい朝日とともに一日をスタートできるという、とても贅沢な日常を送ることもできるでしょう。

市域東側を縦断する国道128号線沿いには生活に必要なお店が点在しているため、車移動が前提となりますが、それほど不便さを感じることもなさそうです。

いすみ市自慢の美しい海で、アクティビティを存分に楽しみたい方は「東部エリア」に移住してみてはいかがでしょうか?

いすみ市の情報を収集する際に便利なサイト3選

大原漁港の様子

移住先としていすみ市の魅力をたくさん紹介してきましたが、まだまだ情報を集めたいという方に向けて、情報収集に便利なサイトも紹介します。さらなる魅力を知るために、ぜひチェックしましょう。

いすみ暮らし

「いすみ暮らし」は、いすみ市の公式移住・定住サイトとして、移住に必要な情報を網羅しているサイトです。いすみ市の特徴はもちろん、移住者インタビューやオンライン移住相談などもおこなっており、移住を検討する際に必ず訪れたいサイトといえるでしょう。

移住支援情報も豊富に取り扱っているため、まずはこちらのサイトをチェックし、移住へのイメージを膨らませてみてはいかがでしょうか?

参考:いすみ暮らし

いすみの魅力サイト

「いすみの魅力サイト」は、その名の通りいすみ市の魅力をさまざまな角度から紹介したプロモーションサイトです。サイトから「観光協会」「ふるさと納税」「移住・起業」など各コンテンツサイトへ移動できるため、たくさんの情報を収集できます。

いすみ市の美しい景色を写したフォトギャラリーも魅力です。ぜひこちらのサイトもチェックしましょう。

参考:いすみの魅力サイト

いすみ市観光ポータルサイト

「いすみ市観光ポータルサイト」は、いすみ市観光協会の公式観光サイトとして、いすみ市内の観光・グルメ・遊び・イベント等の情報を一手に引き受けるサイトです。サイトが見やすくコンテンツも充実しているので、「いすみ市のどこで遊ぼう」がこのサイト1つですべてカバーできます。

海遊びや山遊びはもちろん、朝市や夜市などのイベント情報をチェックする際は、ぜひこちらのサイトを参考にしましょう。

参考:いすみ市観光ポータルサイト

いすみ市の魅力を知って移住を検討しよう

展望台の様子

宝島社『「住みたい田舎」ベストランキング』第1位のいすみ市は、美しい海と山に囲まれたスローライフを送れる理想的な移住先といえ、実際に多くの方が移住している大人気の移住先です。東京駅へも約70分でアクセスできることから、東京とのつながりも保てるでしょう。

移住希望者大注目の街、いすみ市に興味のある方は、ぜひ移住の検討をされてみてはいかがでしょうか?

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