移住コラム

【徳島県】徳島市へ移住して「阿波おどり」を踊ろう!都会と自然のバランスがよく関西や東京へのアクセスも良好

徳島市

徳島県徳島市は、いわずと知れた「阿波おどり」が全国的に有名です。毎年お盆の時期におこなわれる阿波おどりは、日本のみならず世界中から100万人を超える見物客を動員する、日本屈指の伝統芸能といえるでしょう。

一方、移住先としての徳島市は都市と自然のバランスが非常によく、徳島県の県都として都会の暮らしはもちろん、内陸部や北部などでは田畑に囲まれた暮らしも体験できることが強みです。「水の都」と呼ばれるほど、吉野川を筆頭に水資源が豊富であることも特徴といえるでしょう。

今回は、徳島県徳島市の移住先としての魅力やメリット、おすすめエリア、利用できる補助金・支援金・サービスなどを中心に紹介します!関西にも近くて東京へも行きやすい、生活に便利な徳島市へ、ぜひ移住を検討しましょう。

徳島市移住の魅力/メリット3選

徳島市の魅力

まずは、徳島市移住の魅力やメリットを3つ紹介します!阿波おどりをはじめ徳島市には多様な魅力がいっぱいです。1つずつみていきましょう。

都市と自然のバランスよく多彩なライフスタイルが実現可能

人口約25万人の県都である徳島市は、都市と自然のバランスよく多彩なライフスタイルが実現可能であることが、魅力でありメリットです。

徳島市は中央部から東部(臨海部)を中心に市街地が栄えており、都会的な移住生活が送れます。中心地はJR徳島駅周辺で、オフィスビルや官公庁が集積しており、利便性の高さからJR徳島駅を中心に半径1kmのエリアが人気です。また、関西とは地理的に近いためつながりが強く、ケーブルテレビもしくは直接視聴により関西のテレビ番組を観ることが一般的で、関西ローカルの天気予報では徳島県が必ず入っているのもそのためといわれています。

中央部や東部(臨海部)では都市生活が送れる一方、市内西部や吉野川北岸では農地が広がっており、自然環境にも近いためのんびりとした田舎暮らしが可能です。

徳島市は都市と自然のバランスがよく、さまざまなライフスタイルに対応できることが大きな魅力といえるでしょう。

夏に開催される有名な「阿波おどり」を参加者として楽しめる

徳島市移住の最大の魅力は、やはり「阿波おどり」を参加者として楽しめることに尽きるでしょう。徳島市の阿波おどりは400年の歴史をもつ、世界に誇る伝統芸能です。毎年8月12日から15日の4日間、国内外から100万人の見物客が訪れ、街全体が大いに盛り上がります。全国では静かにお盆の時期を迎えますが、徳島市においては熱狂と白熱に包まれた一大イベントが開催されるのです。

三味線、太鼓、鉦鼓(しょうご)、篠笛(しのぶえ)などによる伴奏にのり、踊り手集団である「連(れん)」の人々が、それぞれ「男踊り」「女踊り」を披露しながら練り歩きます。見物客として眺めるのもいいですが、どうせなら思い切って参加してみませんか?

徳島市へ移住することで、「阿波おどり」をとことん楽しめることはいうまでもありません。ぜひとも踊り手集団「連(れん)」に入会して、あなたも阿波おどりに参加しましょう!

関西方面へは車・バスでのアクセスよく東京へは飛行機で約70分の利便性

関西方面へは車・バスでのアクセスがよく、東京へは飛行機で約70分という利便性の高さも徳島市移住の魅力です。車や高速バスを利用すれば約2時間半で大阪へアクセスでき、高速バスは大阪だけでなく神戸や京都へも運行しているため非常に便利です。

また、徳島市の北に隣接する松茂町には「徳島阿波おどり空港」があり、東京・羽田空港まで約70分でアクセスできます。東京や大阪出身の方であれば、いざというとき気軽に「里帰り」できる利便性は、移住生活を長く続ける上でとても大切です。もちろん、東京や大阪で行われる大きなイベントに参加しやすいことも魅力といえ、これら大都市圏へのアクセスの良さは移住先として大きなアドバンテージとなるでしょう。

徳島市移住で困ること/デメリット3選

移住で困ること

次に、徳島市移住のデメリットも3つ紹介します。メリットとデメリットの両方を知っておくことは、移住を成功させるうえでとても重要です。こちらもあわせてご覧ください。

町の発展度合いと比較して公共交通機関が脆弱

徳島市は人口約25万人の県都として町は非常に発展していますが、その発展度合いと比較して公共交通機関が脆弱であることは移住のデメリットといえるでしょう。徳島市にはJR高徳線・徳島線・牟岐線の3つの路線が走っていますが、中心駅である徳島駅でも1時間に2本~4本程度と本数は少なく、市内を網羅しているわけでもありません。鉄道だけでなく路線バスも同様です。

徳島市内の中心部であれば、車がなくとも生活は十分可能ですが、町の発展度合いと比較して公共交通機関が脆弱であることは事前に理解しておきましょう。

通勤時は主要道路や橋が混み合い渋滞が発生する

公共交通機関が脆弱なこともあり、車通勤の人が多いことから通勤時は主要道路や橋が混み合い、渋滞が発生することもデメリットとして挙げられます。徳島市は車の保有率が高い「車社会」といえ、朝夕にかなりの確率で渋滞が発生するため余裕をもった通勤が必要です。

市内は吉野川を中心に川が多いことから必然的に橋も多くなり、「橋」が混み合うことで渋滞が発生しやすくなります。渋滞に巻き込まれないためにも、徳島市へ移住の際は、通勤手段や通勤時間等をあらかじめ調べておいた方がよさそうです。

地震の際は津波に注意が必要

徳島市は海沿いに位置しているため、地震による津波にも注意が必要です。沿岸部はもちろんのこと、吉野川流域を中心に市内の内陸部も浸水被害が想定されています。

移住の際はハザードマップを確認し、少しでも被害が少ない場所を選ぶことが大切です。また、最寄りの避難所も調べておき、行き方や所要時間なども把握しておきましょう。

参考:徳島市地震・津波防災マップ

徳島市移住の際に利用できる補助金・支援金、サービス

サービス支援

徳島市移住の際に利用できるお得な補助金・支援金・サービスを紹介します!要件等はあるものの、どれも非常にお得なものばかりです。該当する方は必ず活用しましょう。

最高100万円!徳島わくわく移住支援事業

東京圏から徳島市へ移住し、徳島県就職支援情報サイト「ジョブナビとくしま」から新たに就業された方や、一定の要件を満たし起業・テレワーク移住した方に対し、最高100万円の移住支援金を支給します。非常にお得な移住支援ですが、要件がやや複雑なため詳細は下記のリンクをチェックしてください。

【移住元条件(一部抜粋・要約)】

  • 徳島市へ転入する直前の10年間のうち、通算5年以上「東京23区在住」または「東京圏に在住し、23区へ通勤していた方」。
  • 移住する直前に、1年以上「東京23区に在住」または「東京圏に在住し、23区へ通勤していた方」。
  • 徳島県就職支援情報サイト「ジョブナビとくしま」に掲載されている「移住支援金対象事業」として県が認めた中小企業へ新たに就業した方。
  • 「地域課題の解決に資する事業」として審査会で認められた計画で起業する方。

【支援金の額】

  • 単身世帯 60万円
  • 2人以上の世帯 100万円

参考:徳島わくわく移住支援事業
問い合わせ先:徳島市移住交流支援センター

自宅にいながら気軽に移住体験!オンライン移住体験ツアー

徳島市では、Zoomを使って自宅にいながら気軽に移住体験ができる「オンライン移住体験ツアー」を実施しています。毎回ちがったテーマにもとづき、徳島市の暮らしを体験できることが特徴です。

日常の買い物に利用するスーパーや医療機関・教育環境といった生活情報、移住支援制度や移住体験トーク、地元の伝統産業の話など内容は多岐にわたり、徳島市移住に興味がある方にとって大変有益な情報を入手できます。さまざまな相談にも乗ってくれるので、気になることや聞きたいことがある方は、ぜひ参加しましょう。

参考:徳島市オンライン移住体験ツアーを実施します!
問い合わせ先:徳島市移住交流支援センター

相談に応じて案内してくれる移住先見学コース・オーダメイド型ツアー

徳島市への移住を真剣に検討し、住まいの環境や風土などをもっと知っておきたいという方に向けて、徳島市移住交流支援センターのスタッフが徳島市内を案内する「オーダーメイド型ツアー」をおこなっています。

事前に個別相談した内容にもとづき、移住コーディネーターを中心にしたスタッフが見学コースを考えて提案、スケジュール調整したのち市内を案内してくれるとてもありがたいサービスです。徳島市へ移住したいけど一度現地を回りたいという方は、ツアーに参加し実際の空気感を体験してみてはいかがでしょうか?

参考:(移住検討中の方向け)徳島市を訪れる際には移住先見学コース、オーダーメイド型ツアーをご利用ください
問い合わせ先:徳島市移住交流支援センター

徳島市移住でおすすめのエリア3選

おすすめエリア

それでは、徳島市移住でおすすめのエリアを3つ紹介します!都市での生活や田畑に囲まれのんびりとした生活など、多様性のあるライフスタイルが実現可能です。理想とするライフスタイルを考えながらご覧ください。

阿波おどりも開催される利便性最高の中心地「徳島駅周辺エリア」

最初のおすすめエリアは、阿波おどりも開催される徳島市の中心地「JR徳島駅周辺エリア」です!商業施設やオフィスビル・官公庁が集積しているため、利便性がよいだけでなく、徳島駅周辺に住めば職場も近く渋滞に巻き込まれることもありません。徳島市の中心地で利便性を重視したい方におすすめです。

もちろん、JR徳島駅は「阿波おどり」が開催される場所であることも外せません。駅の南側一帯がメイン会場となり8月12日から15日の4日間、熱狂と白熱の阿波おどりが開催されるため、最前列で阿波おどりを楽しめることが最大の魅力といえます。

利便性重視、さらには阿波おどりを最前列で楽しみたい方は、ぜひ「JR徳島駅周辺エリア」をえらびましょう。

買物に便利で県内トップクラスの高校も近い「沖浜周辺エリア」

買物に便利で、さらに県内トップクラスの高校も近い「沖浜周辺エリア」もおすすめです!沖浜周辺エリアは、住宅街でありながら商業施設も充実している利便性の高いエリアといえます。北東にある末広大橋を渡れば大型ショッピングモール「イオンモール徳島」へ買い物に出かけられ、主要道路である国道55号線沿いにはさまざまな飲食店や家電量販店などが並んでいます。

また、買い物に便利で生活利便性の高い沖浜周辺エリアには、徳島県内でトップクラスの学力を誇る私立高校、「徳島文理高等学校」があることにも注目です。移住先において子どもの教育環境は非常に大切で、県内トップクラスの学校が目の前にあれば、子どもの学業に対するモチベーションを高められるのと同時に、安心して学校へ通わせられます。

「沖浜周辺エリア」は買い物にとても便利な場所であり、県内トップクラスの高校も近い人気エリアとして、ぜひ検討していただきたいおすすめエリアといえるでしょう。

高速道路や空港の近くで田舎暮らし「徳島IC周辺エリア」

最後に紹介するのは、高速道路や空港の近くで田舎暮らしが可能な「徳島IC周辺エリア」です!吉野川北岸に位置する徳島自動車道「徳島IC」は、周りを田畑に囲まれており、徳島市内でありながら田舎暮らしのような移住生活が送れます。

田畑が広がるのどかな景色ではあるものの、徳島市内ということもあってスーパーやコンビニなどの商業施設はそろっています。「四国大学」や吉野川大橋を渡れば「国立徳島大学」も比較的近いので、教育環境も悪くありません。

約15分ほどで、北にある今切川を渡って隣町である松茂町の、「徳島阿波おどり空港」へ簡単にアクセスできることも強みです。「徳島阿波おどり空港」から東京・羽田空港へは70分のため、高速道路が利用しやすいことと合わせて、遠方への交通利便性がとても高いエリアといえるでしょう。

田舎暮らしをしながら遠出も可能な「徳島IC周辺エリア」は、普段はのんびりと暮らし、休日などアクティブに動き回りたい方におすすめといえるかもしれませんね。

徳島市移住で失敗しないポイント3選

ポイント

最後に、徳島市移住で失敗しないポイントを3つ紹介します!移住は人生の一大イベントです。これらの注意点を参考にしていただき、最高の移住を実現させましょう!

街の雰囲気が自分に合うか短期移住してみる

移住で失敗しないポイントとして、街の雰囲気が自分に合うか短期移住してみることが大切です。テレビや雑誌・インターネットの情報は有益ですが、実際の空気感は現地にいってみなければわかりません。テレビや雑誌で取り上げられた有名観光地が、現地へ行くと「ガッカリ」だったということはよくある話です。

人生を左右する移住先選びの場合、必ず現地へ行って街の雰囲気が合うかどうかを確認すべきなのはいうまでもありません。日帰りではなく、できれば数日から数週間の短期移住をおすすめします。短期移住を通じて街の雰囲気はもちろん、買い物の利便性や仕事のリサーチ、天気・気温、街の人達の様子などさまざまな点をチェックしておきましょう。

子どもの教育環境も考慮して住む場所を決める

家族で移住する場合、子どもの教育環境も考慮して住む場所を決める必要があります。子どもの将来に関わることですから、家族間でしっかりと話し合い適切な環境をえらばなければなりません。

徳島市の場合、高校・大学など一通り揃っているため大きな心配はいりませんが、移住先によって大学はもちろん、高校の選択肢が非常に少ないところもあります。教育環境を含めた子どもの将来をしっかりと見据え、先々のことを考えながら移住先をえらびましょう。

移住の相談窓口スタイルチャットで相談する

徳島市への移住を検討しているけど何をすればいいのかわからない方や、徳島市と似たような他の移住先も知りたいといった方は、LINEでおこなう移住の相談窓口「スタイルチャット」を活用してみてはいかがでしょうか?

簡単な質問に答えるだけで、あなたに合う「ピッタリな移住先」を参考情報とともに紹介してくれます。移住に関する素朴な疑問や質問も随時受け付けているので、ぜひご活用ください。

参考:何でも聞ける、移住の相談窓口「スタイルチャット」

徳島市の魅力を知って移住を検討しよう

魅力

有名な「阿波おどり」を筆頭に、徳島市には移住するだけの魅力がたくさんあります。住むエリアによって、都市生活から田畑に囲まれたのんびり移住まで、多種多様な暮らしができるのが魅力です。関西方面や、空港が近いことにより東京へも行きやすいことも大きな強みといえるでしょう。

徳島市の魅力を知って、ぜひ移住を前向きに検討しましょう!

※内容は2023年9月執筆時のものです。

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