移住コラム

盛り上がり度MAX!熱い祭りが有名な移住先5選!地方移住を通じて祭りへ参加し貴重な伝統文化の担い手になろう!

日本全国には、その土地ならではの「祭り」が数多く存在します。歴史と伝統にあふれる各地の祭りは、地方移住を考える際、日常生活に刺激や楽しさをもたらしてくれる大きな魅力といえるでしょう。とくに、有名な祭りがおこなわれている街へ移住することは、そこでしかできない貴重な体験にあふれています。せっかく祭りが有名な町へ移住するのなら、見物するだけでなく思い切って参加してみてはいかがでしょうか?

今回は、「熱い祭りが有名な移住先」にスポットを当て、その魅力やメリット・デメリット、日本でも有数の熱狂的な祭りを楽しめる、超おすすめの移住先を紹介します!

祭り好きの方はもちろん、そうでない方も必見の内容です!ぜひ最後までご覧ください!

地方移住で祭りに参加する魅力/メリット3選

湘南平塚七夕まつりの様子

最初に、地方移住で祭りに参加することの魅力・メリットを3つ解説します!地域の伝統文化である「祭り」への参加は、最高の移住体験となるはずです。まずはこちらをチェックしておきましょう!

祭りの活動を通じて地域との絆が一気に深まる

地方移住において近隣住民とのコミュニケーションは、円滑な移住生活を送るうえで非常に重要です。地域の祭りに積極参加することで、移住者であるあなたのことを周囲に認知してもらえ、日常生活のさまざまな場面で大きな助けとなるでしょう。

祭りの存在は地域住民の誇りでもあり、そこに参加するのであれば地域の方は大歓迎してくれます。長期間祭りの活動をともにすることで地域との絆は一気に深まり、温かい人間関係に恵まれた素敵な移住生活が実現できるのです。

祭りが近づくにつれ非日常感を味わえる

祭りが有名な移住先では、祭りの日が近づくにつれ地域はまさに「お祭りムード」に包まれます。いたるところにのぼりが立てられ人々の活動が活発になり、町の雰囲気が徐々に熱を帯びていくのです。祭りが近づくことによる非日常感は、都会で暮らしている方にとって驚きの連続といえるでしょう。

とくに、祭りが始まる直前の「非日常感」は現地でしか体験できず、テレビや情報サイトなどでは知ることができません。祭りそのものを楽しむだけでなく、祭りにいたるまでの地域の盛り上がりこそ、祭りが盛んな街へ移住する醍醐味の1つといえるのかもしれませんね。

見物客とはちがう「伝統文化の担い手」になれる

地域の伝統である祭りに参加することは、同時に「伝統文化の担い手」になれるということを意味します。伝統文化の存続が危ぶまれている昨今において、都会からの移住者であっても祭りに参加してくれることは地域にとって大きなプラスであり、大歓迎されるものです。また、地域の伝統文化を存続させる担い手になることは、とても誇り高く素晴らしいことといえるのではないでしょうか?

移住したのち祭りに参加してみると、これまで見えていた景色が一変します。より移住先に愛着を感じられるようになり、「他所から来た移住者」ではなく「同じ地域住民」の一員として、真の意味で仲間入りできるのかもしれませんね。

地方移住で祭りに参加するデメリット3選

2025年YOSAKOIソーラン祭りの様子
続いて、地方移住で祭りに参加することのデメリットも3つ解説します!メリットとともにデメリットにも着目し、失敗のない移住を叶えましょう!

準備や練習に多くの時間を取られることがある

伝統的な祭りがおこなわれる移住先では、祭りの準備はもちろん、神輿や山車・だんじりなどの練習に多くの時間を取られることがあります。自由な時間が少なくなるため、人によってはデメリットと感じるかもしれません。

神輿や山車・だんじりなどを安全に運行するには一糸乱れぬ集団行動が求められるため、主に土日になると自治会単位で集まって練習。毎週というわけではありませんが、祭りの日が近づくとその頻度は高くなるため、準備や練習に多くの時間が取られてしまうことを、あらかじめ理解しておきましょう。

周囲との積極的なコミュニケーションが求められる

祭りは多くの方の協力があって成り立つものです。そのため、周囲との積極的なコミュニケーションが求められます。地域のことをあまり知らない移住者であれば、より積極性が求められるかもしれません。

地域の伝統的な祭りに参加することは、人生における貴重な体験です。ぜひ積極的なコミュニケーションを心がけ、周りからも一目置かれる存在になりたいものですね。

地域のしきたりや役割分担が複雑でわかりにくい

移住者にとって最大のハードルとなるかもしれないのが、祭りにおける地域のしきたりや地域住民の役割分担です。これらは移住者にとって複雑でわかりにくく、対応を誤れば気まずい雰囲気になってしまいます。

そのため、慣れないうちは余計な口出しをせず、地域のことを最大限リスペクトし任せたうえで指示に従いましょう。そのほうが、結果としてスムーズに祭りへ参加できるはずです。

【地元熱狂!】盛り上がり度MAXの熱い祭りで有名な移住先5選!

播州の秋祭りの様子

それでは、盛り上がり度MAXな「熱い祭り」で有名な移住先を5つ、移住Styleが厳選して紹介します!これらの街は、「祭りのために生きている」といっても過言ではないほど、祭りの存在が暮らしに密着しています。ぜひ参考にしてください!

【愛媛県新居浜市】勇壮な太鼓台が並ぶ姿は圧巻!「新居浜太鼓祭り」

愛媛県新居浜市(にいはまし)は瀬戸内海に面した工業都市で、「住友グループ」の企業城下町としての側面が強く、工業系の雇用が非常に充実している移住先です。工業都市であるものの海と山の自然も充実しており、東洋のマチュピチュと呼ばれる「旧別子銅山」など観光資源も豊富に有しています。

新居浜市を語るうえで、絶対に外せないのが「四国三大祭り」や「日本三大けんか祭り」に数えられる、「新居浜太鼓祭り」です。毎年10月中旬の3日間にわたり開催される新居浜太鼓祭りは、長さ約12m、高さ約5.5m、重さ約3トンの豪華絢爛な太鼓台を、約150人の「かき夫」が担ぎ上げる勇壮な祭りとして知られています。

とくに、複数の太鼓台が一箇所に集まり、掛け声とともに太鼓台を一気に頭上高く差し上げる「かきくらべ」は、最大の見どころとして必見です。ぜひあなたも愛媛県新居浜市へ移住し、熱狂に包まれる新居浜太鼓祭りを体験してみましょう。

新居浜市
【愛媛県】新居浜市へ移住して熱狂の「新居浜太鼓祭り」に参加しよう!工業系の求人豊富で自然も豊かな便利な街愛媛県新居浜市は、四国三大祭り「新居浜太鼓祭り」が非常に有名です。毎年10月におこなわれる勇壮華麗な「男祭り」は、ぜひ現地へ移住して体験...

【愛知県稲沢市】真冬に開催する天下の奇祭!「国府宮はだか祭」

岐阜県との県境にある愛知県稲沢市(いなざわし)は、名古屋市へのアクセスが非常によく、歴史的に古くから栄えてきた街としても知られています。JR名古屋駅まで最速10分という立地条件は、移住希望者にとってこれ以上ない利便性や暮らしやすさを感じさせてくれるでしょう。

稲沢市では天下の奇祭といわれる「国府宮(こうのみや)はだか祭」が全国的にも有名で、テレビなどで知っている方も多いかもしれません。毎年旧暦の1月13日に開催され、2025年は2月10日、2026年は3月1日におこなわれます。基本的に2月に開催されることがほとんどで、真冬の寒気を吹っ飛ばすふんどし姿の男たちの熱気は、とてつもない迫力と凄まじさを感じさせてくれるでしょう。

国府宮はだか祭には、42歳と25歳の厄年の男性を中心に尾張一円から数1,000人が集います。愛知県稲沢市へ移住して準備段階から天下の奇祭に携われることは、貴重な伝統文化の担い手として、これ以上ない地域貢献といえそうですね。

【愛知県】「はだか祭り」が有名な稲沢市へ移住しよう!名古屋駅まで最速10分!岐阜県との県境にある稲沢市は、名古屋市へのアクセスが非常によく、古くから歴史的に栄えてきた街として有名です。織田信長の生誕地とされる「勝...

【徳島県徳島市】誰でも飛び入り参加OK!皆で踊る「阿波おどり」

徳島県徳島市は、いわずと知れた「阿波おどり」で有名な移住先です。県庁所在地として都市機能が充実しながら自然のバランスもよく、「水の都」と呼ばれるほど吉野川を筆頭に水資源が豊富であることも特徴で、多くの方にとって満足度の高い移住生活が実現できます。また、関西方面にも近く、空港も近いため東京へも行きやすいなど、広域移動に便利であることも強みといえるでしょう。

徳島市移住で最大の魅力である「阿波おどり」は、毎年8月12日から15日の4日間開催され、国内外から約100万人の見物客が訪れます。「連(れん)」という踊り手集団に事前入会して阿波おどりに参加することが基本であるものの、阿波おどり当日に「にわか連」へ加わることで、レッスンを受けたのち誰でも気軽に飛び入り参加も可能です。にわか連の場合は服装も自由なので、より多くの方に開かれた親しみやすい祭りといえます。

「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損」という囃子唄とともに、老若男女問わず元気に踊るその姿は、日頃のストレスやうっぷんを晴らすのにもってこいですね。徳島県徳島市へ移住し、その生活利便性の高さとともに、誰でも気軽に参加できる「阿波おどり」をぜひ楽しんでみてください。

徳島市
【徳島県】徳島市へ移住して「阿波おどり」を踊ろう!都会と自然のバランスがよく関西や東京へのアクセスも良好徳島県徳島市は、いわずと知れた「阿波おどり」が全国的に有名です。毎年お盆の時期におこなわれる阿波おどりは、日本のみならず世界中から100...

【大阪府岸和田市】知名度は全国ナンバーワン!「岸和田だんじり祭り」

大阪府岸和田市(きしわだし)は、全国でもナンバーワンの知名度を誇る「岸和田だんじり祭り」で知られる移住先です。府の南部に位置し、城下町の面影を残した町並みは歴史・文化を感じさせ、海と山の両方を楽しめる移住先でもあります。2031年に開業予定の「なにわ筋線」により、岸和田市を通る南海電車の梅田乗り入れが実現し、その利便性は飛躍的に高まるため今後注目の移住先といえるでしょう。

岸和田市といえば、やはり「岸和田だんじり祭り」です。毎年9月と10月におこなわれるだんじり祭りは、全国から数10万人にもおよぶ見物客が訪れます。テレビでもたびたび中継され、だんじりが街なかを疾走する迫力や臨場感を、観たことあるという方も多いのではないでしょうか?

岸和田市の人々は、だんじり祭りを暮らしの中心に位置づけている方も多く、まさに「祭りのために生きている」という言葉がピッタリ当てはまります。同時に、日本一の知名度を誇る岸和田だんじり祭りへの参加は、これ以上ない熱狂と興奮を味わできるはずです。自他ともに認める大の祭り好きの方にとって、大阪府岸和田市は最高の移住先といえるかもしれませんね。

岸和田市
【大阪府】だんじりの街・岸和田市へ移住!あまり語られない住みやすさと利便性をチェック大阪府南部、泉州地域の主要都市の1つである岸和田市は、全国的に有名な「岸和田だんじり祭」があることで、その名をご存じの方は数多くいるでし...

【兵庫県姫路市】播州屈指の規模と激しさ!「灘のけんか祭り」

最後に紹介する兵庫県姫路市(ひめじし)は、人口約52万人の県第2の都市であり、国宝・姫路城がある移住先です。発展した都市でありながら郊外には豊かな自然が広がっており、地方移住先としてだけでなく、関西における「住みたい街」ランキング上位の人気の街でもあります。また、新幹線「のぞみ」が停車し、東京へ3時間でアクセスできるのも魅力といえるでしょう。

「住みたい街」上位に選ばれる人気の姫路市では、播州屈指の規模と激しさが自慢の「灘のけんか祭り」が有名です。毎年10月14・15日に市内南東部の海辺のエリアでおこなわれる灘のけんか祭りは、「屋台」と呼ばれる豪華絢爛な神輿を激しくぶつけ合い、まさにけんか祭りのイメージそのものといえます。実際に、愛媛県新居浜市の新居浜太鼓祭りとともに「日本三大けんか祭り」の1つに数えられ、その激しさは間違いなく日本でも屈指です。

人気の街である兵庫県姫路市は、便利な都市生活だけでなく郊外での田舎暮らしも実現できます。さまざまなライフスタイルとともに、ぜひ思い切って灘のけんか祭りにも参加してみてはいかがでしょうか?

姫路城
【兵庫県】県内第2の都市・姫路市へ移住しよう!国宝「姫路城」はじめ見どころ豊富で都市機能と自然も充実兵庫県姫路市は、神戸市に次ぐ人口約52万人の県内第2の都市として発展しており、便利な都市生活が送れる移住先といえるでしょう。現在、中心駅...

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リビングでスマホを見る若いカップルの様子
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地方移住を通じて歴史と伝統ある祭りに参加しよう

風鈴祭り 伊佐須美神社の様子

日本には、その土地ならではの祭りが全国各地でおこなわれており、その祭りを見物客ではなく主役として参加できることは、地域で暮らす人々や移住者の特権といえるかもしれません。今回は、「熱い祭りが有名な移住先」にフォーカスし、その魅力をお伝えしてきました。これらの街へ移住することで、熱狂とともに伝統文化の担い手として貴重な体験ができそうですね。

ぜひあなたも、地方移住を通じて歴史と伝統ある祭りに参加しましょう!

※内容は2025年7月執筆時のものです。

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