移住コラム

【静岡】三島市は三島駅周辺、錦田、北上周辺が人気!新幹線でアクセス良好な観光地

三島市は、静岡県東部の伊豆半島の北端に位置する街です。市内には、富士山に降り注いだ雨が湧き水となって沢山流れ出ており、水の郷百選に選ばれています。
三島駅からは、温泉で有名な修善寺まで伊豆箱根鉄道駿豆線が通っているため、伊豆半島への玄関口としての役割も果たしており、年間通して多くの観光客が訪れています。また、三島駅は東海道新幹線の停車駅であるため、東京へのアクセス良好さから、近年移住人気が高まっています。
そこで今回は、三島市への移住を考える人向けに、三島市の魅力や移住する時の注意点、移住する時に使える制度や情報源を紹介します。

三島市が移住先として人気の理由3選

静岡の春・三嶋大社の桜の様子

ここからは三島市が移住先として人気の理由を3点紹介します。

三島駅には新幹線が停車し横浜、東京へのアクセスが良い

三島駅は東海道新幹線の停車駅なので、東京方面へのアクセスが良好です。こだまなら約35分で新横浜駅、東京駅まで約54分で行くことが可能です。また、日中は2時間に1本ひかりが停車します。ひかりなら新横浜駅まで約26分、東京駅まで約44分で行けます。首都圏へ定期的に通勤する人におすすめです。

三島市周辺には多くの観光地がある

三島市内には観光スポットが多くあります。歴史ある「三嶋大社」は、市のシンボル的存在です。また、近年オープンした「三島スカイウォーク」は、日本一長い歩行者専用吊り橋です。橋からは、富士山や駿河湾、伊豆の山々が見えるので、展望の良さから人気を集めています。さらに、三島市は富士山や熱海温泉、伊豆などにもアクセス良好です。休日は市内外に出かける場所が沢山あるので、充実した時間が過ごせるでしょう。

自然豊かな環境で落ち着いた暮らしができる

三島市は富士山の裾野にも位置するので、富士山に降り注いだ雨が湧水となって、市内のあちこちで湧き出ています。駅のすぐ近くにある「楽寿園」には、富士山の湧き水で満たされる小浜池があり、市民の憩いの場になっています。また、市街地を流れる「源兵衛川」は、初夏になると蛍が舞う程、水が綺麗です。他にも、北東部にある山にはハイキングコースもあるので、登山好きの人にもおすすめです。

三島市移住のデメリット3選

注意点のイメージの様子

三島市への移住には、デメリットもあります。問題点も知ったうえで、移住するか検討してみましょう。

大きな地震や富士山噴火のリスクがある

※どのような防災対策をしているかについても触れてください

三島市周辺は地震のリスクが高いエリアです。駿河湾内にある駿河トラフを震源とする東海地震や、その延長で発生する南海トラフ地震などの巨大地震によって、三島市も大きく揺れることが予想されています。また、隣の函南町にある活断層の丹那断層では、1930年代にマグニチュード7を超える大きな地震が発生した過去があり、再度大きな地震が発生する可能性があります。他にも、過去には富士山からの溶岩が三島市内まできたこともあり、噴火した際は溶岩流がまた来るかもしれません。三島市には、洪水や富士山が噴火した際のハザードマップや、地震の防災マップもあります。住む前にチェックし、自然災害に備えるようにしましょう。

夜遅くまで営業しているお店が少ない

三島市内で夜遅くまで営業している店のあるエリアは限られています。三島駅の南側や、三島広小路駅周辺には居酒屋など夜遅くまで営業している店があります。また、同エリアにはスーパーマーケットも、24時間営業や22時まで営業するマックスバリュがいくつかあります。お酒好きな人や、帰りが遅い人は、市街地の夜遅くまで開いている店の多いエリアを選ぶと良いでしょう。

高校や大学が少ない

三島市内には、高校や大学が少ないです。高校は日本大学三島高等学校や三島北高等学校など4校、大学は日本大学の国際関係学部と順天堂大学の三島キャンパスがあります。しかし、市内で進学したくても選択肢が少ないので、高校は市外に、大学は上京するなど県外へ出る若者が多く、若い年代の人口が減っています。

三島市移住の際に利用できる補助金・支援金、サービス

補助金の様子

移住をする際、三島市ではどのような補助金・支援金、サービスがあるのでしょうか。ここからは代表的なものを3点紹介します。

最大100万円!住むなら三島移住サポート事業

県外または県内の他市町村から転入し、市内に住宅を取得した若い世代の夫婦に対し、補助金が交付されます。補助額は、県外から移住の場合最大100万円(三島市移住・就業支援補助金の交付決定者は50万円)、県内の他市町村からの転入の場合20万円です。三島市内で中古住宅や新築住宅の取得をするなら、ぜひ利用したい制度です。

詳しくは三島市のホームページをご確認ください。
住むなら三島移住サポート事業

最大25万円!三島市移住・子育てリフォーム事業費補助金

県外から転入する若い世代の夫婦または子育て世帯に対し、住宅のリフォーム工事に要する費用の一部が補助されます。リフォーム工事に要する経費が、10万円以上の工事が対象です。最大25万円が補助されます。中古住宅や空き家のリノベーションを予定している人は、利用すると良いでしょう。

詳しくは三島市のホームページをご確認ください。
三島市移住・子育てリフォーム事業費補助金

移住に関する悩みをサポート!移住相談

三島市では常に移住相談を受け付けています。電話やメールの他に、オンラインでも相談が可能です。気になることがあれば、積極的に相談してみることをおすすめします。他にも「しずおか移住応援団」という静岡県公認の移住サポート団体もあります。ここでは、実際に地域で暮らす人に相談に乗ってもらうことが可能なので、利用してみると良いでしょう。

詳しくは三島市ホームページをご確認ください。
三島市移住相談窓口

三島市移住でおすすめのエリア3選

三島駅の様子

三島市ではどのようなエリアが居住エリアとして人気なのでしょうか。3エリアをピックアップしましたので、ご紹介します。

新幹線通勤をするなら「三島駅周辺エリア」

三島駅から新幹線に乗車すれば30分前後で新横浜駅、50分前後で東京駅に行くことが可能です。首都圏へ通勤するなら、三島駅周辺が便利でしょう。駅周辺にはスーパーマーケットも豊富にあります。なかには、24時間営業の「マックスバリュエクスプレス三島加茂川店」があるので、帰りが遅くなっても買い物に行けて便利です。

自然豊かな田舎暮らしをしたいなら「錦田エリア」

三島駅からバスで行ける錦田エリアは、街を外れると田畑や山が広がる自然豊かなエリアです。遺伝学研究所前にある桜並木は、三島市の桜名所となっており、春になると多くの人が訪れます。また「向山古墳群公園」からは、晴れた日には富士山を眺めることが可能です。他にも直売所の「JAふじ伊豆みしまるかん」では、新鮮野菜が買えます。公園で身体を動かして野菜を使って料理を作れば、健康的で充実した休日を過ごせるでしょう。

文教地区で落ち着いた暮らしをしたいなら「北上エリア」

三島駅より北側の北上エリアは、小中学校と高校が隣接し、三島市の教育に関する中心的なエリアです。日本大学短期大学部の目の前に位置する「銀杏並木(日大通り)」には、大正時代に植樹された117本ものイチョウの木が並んでおり人気を集めています。また、三島市民体育館もあるので、スポーツ好きな人にもおすすめです

三島市の情報を収集する際に便利なサイト3選

虫眼鏡とSEARCHと書かれた吹き出しの様子

移住を検討する際、三島市の情報はどのように収集したら良いかなかなかわからないですよね。ここからは三島市の情報を収集する際に便利なサイトを3つピックアップしました。

三島市・移住定住応援サイト

三島市のサイトの様子

三島市の魅力や、三島で暮らしている人の生の声が掲載されているサイトです。移住者の体験談を読めば、移住後の生活がイメージしやすくなるでしょう。保育園や学校の情報も掲載されているので、子育て世帯の人も必見です。

三島市・移住定住応援サイト

三島市観光Web

三島市観光Webの様子

三島市の観光やイベント情報が掲載されているサイトです。特に、季節ごとのイベント情報が詳しく載っているので、移住後にイベントに参加したい時に役立つでしょう。市内で開催されている体験プランの情報も多く掲載されています。移住後に訪ねてきた家族や友人をもてなしたい時に利用するのがおすすめです。

三島市観光Web

FUJIYAMA NAVI

FUJIYAMA NAVIのサイトの様子

富士山を中心とした観光情報が掲載されているサイトです。富士登山のルートが詳しく載っているので、移住後に富士登山をしたい人におすすめです。また、三島市のお食事スポットや観光名所も掲載されています。市内で飲食店を探す時にも役立てられるでしょう。

FUJIYAMA NAVI

三島市の魅力を知って移住を検討しよう

三島スカイウォークの様子

三島市は、新幹線で東京へのアクセスの良さや、三嶋大社や楽寿園、足を伸ばせば熱海温泉や伊豆半島などの観光地の多さから、移住場所として注目を集めるようになりました。
また、三島市は綺麗な湧き水で育った鰻や、北西の標高が高く日当たりの良い場所で育った箱根西麓三島野菜など、食も豊かな場所です。
一方、都市部と比べて利便性が優れず、夜遅くまで開いている店が少ないなど、都会での生活と比較すると、不便に感じることも多いでしょう。他にも、また大きな地震が発生するリスクがあるので備えておく必要があります。
ですが、新鮮な野菜で美味しい料理を作ったり、源兵衛川沿いをウォーキングしたり、山をハイキングしたりすれば、健康的で充実した生活が送れます。休日は、熱海や伊豆を観光すれば充実した時間が過ごせるでしょう。
メリット、デメリットは有りますが、移住先として検討したい方は、まずは三島市を訪れてみることをお勧めします。自分に合うかどうか確認したうえで、ぴったりの物件を探してみてはいかがでしょうか。

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